ニトリに行けば格安で様々な種類のラグやカーペットが店頭販売されていますよね。
ちなみにニトリ店内のあの独特な香りが「家具屋さんに来たぞ!」という感じがしてテンションが上がるのは私だけでしょうか^^;
価格、サイズ、デザイン、色、柄、手触りなどなどを考慮してニトリで気に入ったラグを購入したものの、
使っているうちにどうしても汚れてきたしまうもの。
飲み物をこぼしてしまったりして汚れたニトリのどうやってお手入れをしたらいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
洗濯表示を見ると「洗濯不可」となっていて洗えない場合に、どのようにお手入れをすれば少しでも長くきれいな状態を保つことができるんでしょうか?
ニトリのラグ(ウレタン製)は洗濯不可?お手入れ方法は?
ニトリのラグの生地がウレタンでできている場合は、残念ですが洗濯機で丸洗いはできません。
もし洗濯機にかけてしまうと、中まで乾くのに数日かかってしまいその間、生乾きの状態が長く続くことでラグの内部にカビが発生する危険があります。
しっかり乾燥させたとしても、ニトリのウレタン製のラグは以前のようにふわふわにはなりません。
洗濯機で洗うんじゃなくて天日干した場合にはフワフワ感を損なうことはないものの、
直射日光に当てるとウレタンが劣化してしまいます。
では、最終集団としてニトリのウレタン製のラグをクリーニングに出すのはどうするかというと…多分断られると思います。
結局のところ、内側まで乾かすのに時間と手間がかかるので、受け入れてもらえないようです。
ニトリのウレタン製のラグを捨てるのはもったいないですから、使い物にならなくンる前に、お手入れだけでもしておきましょう。
ニトリのラグの日常的なお手入れ
ラグが汚れる原因としては具体的に、
- 食べかすなどのゴミ・ホコリ
- 汁物の汚れ・シミ
といったものがあり、それぞれで普段のお手入れの方法が異なりますね。
食べかすなどのゴミ・ホコリ
ラグに限らずカーペット全般は食べかすや髪の毛、ホコリといった汚れが絡んでしまうものですが、掃除機で掃除のするのが基本です。
できれば毎日、難しくても週に2回は掃除機をかけることをおすすめします。
掃除機でラグの汚れを掃除する際のコツは、ラグの奥にあるホコリやカスを吸い取りやすくするために、ラグの毛を優しく持ち上げて反対方向に当てることです。
その後、粘着テープ(コロコロ)もしくはガムテープで動物の毛や毛製品を取ると良いですし、
ラグの毛が長い場合は、「動物用ラバーブラシ」がゴミや毛を強力に絡めることができるので重宝します。
ラバーブラシがなかったとしても、ラグの上を撫でるように触るだけでゴミを吸着してくれるゴム手袋が代用品として重宝します。
ただ細心の注意を払って掃除をしても、どうしても汚れが目立ってしまうことはあります。
そんな時は、やはり水拭きをしてみるべきで、中性洗剤を入れたぬるま湯に雑巾を浸して強く絞ってから、しっかりと汚れを拭き取り、しっかりと乾かします。
しつこい汚れの場合は、ラグ毛の流れに逆らって拭くことで根元の汚れを落とすことができます。
汁物の汚れ・シミ
ラーメンの汁やジュースなどの液体をラグにこぼしてしまうと、時間が経つにつれて落ちにくくなり、それが汚れや臭い原因になります。
ラグに液体をこぼしてしまった時は、焦らずに素早く処理することが大切で、焦ってこすってしまうと汚れがかえって広がってしまいます。
まずは乾いた布やティッシュペーパーで上から叩いて汚れを移動させるようにしています。
その後、少しずつ水を加えて同じように叩いていきます。油汚れの場合は、ベンジンやクリアライトリムーバーを加えると汚れが落ちやすくなります。
ラグの臭い対策
洗えないニトリのラグを使っていると臭いが気になりますよね。
夏場に汗をかいた素足で使ったり、家の中でペットを飼っている場合は、ニオイの原因にもなります。
そんな時におすすめなのが重曹を使った消臭方法です。
重曹は生理食塩水に炭酸ガスを加えて作られたもので、100均で500gくらい大量に買えるし調理にも使えるほど安全なものです。
※ただし調理用と書かれているモノ。
胃薬やベーキングパウダーとしても重曹は使用されているので、人体への安全性が高い洗剤で、
水に溶けると弱アルカリ性なので、酸性の油汚れを中和・溶解し、生ゴミや靴の酸性臭を消臭します。
粒子が細かく水に溶けにくいので、ラグの汚れに塗ってこするとクレンザーの役割を果たします。
ラグに使用する場合は、ラグ全体に重曹を振りかけてゴム手袋でこすります。2時間ほど放置してから掃除機をかけると臭いが取れておすすめです。
ラグのダニ対策
毛の長いラグは特にダニの格好の生息地であり、ダニの死骸や糞は臭い汚れとなるだけじゃなくアレルギーの原因になります。
ダニは60度以上になると死滅することがわかっているので、簡単にラグのダニ駆除する方法としては、スチームアイロンをかけることです。
ただし、ラグの素材によっては高温にさらされると溶けたり劣化してしまう恐れがあるので、スチームアイロンをかけるまえに必ずラグの素材を確認するようにしましょう。
スチームアイロンでダニを死滅させた後、掃除機でしっかりとダニの死骸や糞は掃除しましょう。
洗えないラグの掃除・お手入れまとめ
洗えないラグのお手入れ方法は、毎日掃除機をかけるのが難しくても、できれば週に2回は掃除機をかけるのがベストです。
また、毛が長いラグの場合は、動物用のラバーブラシやゴム手袋を使ってラグの上部をブラッシングしてゴミを吸着させて掃除するのがお手軽です。
液体などの汚れは、時間が経つとすぐには落ちなくなるので、ラグを清潔に保つためにも早めのお手入れを心がけましょう。
ラグは座ったり寝転がったりして私たちの体に一番触れるものですし、家の中で過ごす時間も長いので、普段から清潔にしておきたいものですね。