ライモイ・ヴィンセント選手が国士舘大学から第96回箱根駅伝にエントリーしていますね。
国士舘大学としては箱根駅伝に出場するのは4年連続48回目で過去最高成績は3位となっているものの、
ここ最近の順位はシード権を獲得できず箱根駅伝予選を勝ち抜いての本選出場を果たしています。
ライモイ・ヴィンセント(国士舘)wikiプロフィール(高校,兄弟,家族)は?
生年月日:1996年7月16日
出身地:ケニア・ニャウル
高校:モチョンゴイ
大学:国士舘大学
身長:173cm
体重:66kg
ライモイ・ヴィンセントは国士舘大学2年生となっているものの年齢は実は23歳。
年齢制限とか引っかからないの?と思うかもしれませんが、
箱根駅伝には年齢制限は設けられていません。
その代わりに出場回数は4回までと上限が定められています。
ライモイ・ヴィンセント選手が一躍注目を集めるようになったのは間違いなく第95回箱根駅伝の「花の2区」でしょう。
国士舘大学は1区9位(住吉秀昭)とトップの東洋大学(西山和弥)とは20秒ほどの差をつけられたものの、
ライモイ・ヴィンセント選手にたすきが渡ると前を走る選手を次々とごぼう抜き。
タイム差こそ1分と拡げられてしまったものの順位を3位(歴代2位となる区間賞)にまで上げて、
国士舘大学が唯一、表彰台に上がる順位を記録しています
ライモイ・ヴィンセント(国士舘)の成績や自己ベスト記録は?
ライモイ・ヴィンセント選手に関しては、あまり記録を見つけることができませんでした。
■2019年
1月箱根駅伝 2区3位(1:07:12)
3月 ストラミラノ・ハーフマラソン 60分10秒
9月 記録会(10000m) 28分3秒74
ハーフ自己ベスト:1時間01分19秒(2018年)
ケニア人選手と言えば序盤から一貫してハイペースのレース展開を見せることが多い中、
ライモイ・ヴィンセント選手は、序盤こそ速いペースで飛ばすものの、途中でといったんペースを落とします。
ペース配分しながらリズムも作るというクレバーな走りを見せるのが特徴で、
第95回箱根駅伝でも素晴らしいスパートが見られました。
■ライモイ・ヴィンセント選手所属の国士舘大学の成績
箱根駅伝出場歴:4年連続48回目
前回順位:18位(予選会8位)
過去最高順位:3位
箱根駅伝でのチーム最高記録(いずれも2019年)
往路 5時間35分53秒
復路 5時間41分03秒
総合 11時間16分56秒
ライモイ・ヴィンセント選手以外の箱根駅伝出場のケニア人
箱根駅伝には出場回数こそ上限が設けられているものの、
留学生(国籍)枠や年齢には特に決まりがありません。
以前から多くのケニア人留学生の姿が見られますが、
第96回箱根駅伝では下記のような選手の出場が見込まれます。
ほとんどの選手が10000メートルを27分台の驚異的な走力を誇っていて、
各チームがこぞってケニア人留学生を受け入れるのもうなづけます。
■ジョセフ・ラジニ・レメティキ
大学:拓殖大学1年
生年月日:1998年12月21日
10000メートル:27分51秒91
■チャールズ・ドゥング
大学:日本大学1年
生年月日:1996年2月20日
10000メートル:27分57秒36
札幌山の手高校出身の選手で実業団の小森コーポレーションに4年間所属していたものの、
日本大学に入学して箱根駅伝に出走しています。
■イェゴン・ヴィンセント
大学:東京国際大学1年
生年月日:2000年12月5日
10000メートル:28分04秒55
■フィリップ・ムルワ
大学:創価大学1年
生年月日:2002年3月3日
10000メートル:28分38秒32
ライモイ・ヴィンセント(国士舘)シューズはナイキ?アディダス?ミズノ?
ライモイ・ヴィンセント選手が着用しているシューズは第95回全日本大学駅伝の映像を確認する限り、
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット ( NIKE ZOOM VAPOR FLY 4% FLYKNIT )
ではないかと思われます。
[ナイキ] Vaporfly 4% Flyknit【ヴェイパーフライ 4% フライニット】 メンズ レディース ランニングシューズ AJ3857-601 SP19
「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ」シリーズの最大の特徴である鮮やかなピンク色のシューズを履いていることがわかります。
出雲駅伝や全日本大学駅伝で好成績を上げている選手の大半が、
「ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%」シリーズを愛用しています。
ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%は大迫傑(ナイキ)や
東京五輪代表選考会(MGC)に優勝し東京五輪2020に内定した中村匠吾(富士通)、
服部勇馬(トヨタ自動車)といった選手も愛用していて「厚底ランニングシューズ」として知られていますね。
第96回箱根駅伝予選会ではなんと、個人100位以内に入った選手のうち71にんが
「ナイキ ズームXヴェイパーフライネクスト%」シリーズを着用して、
近年の箱根駅伝や各種駅伝大会で区間新が連発しているのも、このシューズの恩恵だと言って良いんじゃないでしょうか。