車のインパネ(ディスプレイ)に表示される「RANGE」とはどんな意味なんでしょうか?
RANGEとは、マニュアルによると【航続可能距離表示】と書いてあります。
車のrangeの意味は航続可能距離?
車のrangeとは意味は「航続可能距離」を表示していて、ざっくり言うと今入っている燃料でどのくらい走れるかという距離を表しています。
残りのガソリン(l)×燃費(km/l)=RANGE(km)
だから物凄く燃費の良い走り方をして平均燃費を上げれば上げるほど、残りの燃料で走れる距離は長くなることになります。
誤差が大きいという意見もみられますが「満タンしてからの走行距離」 により変動します。
満タンしてから30キロくらいしか走っていないと平均燃費が大きく変動するでしょう。
ガス欠前なら500キロから700キロも走っているので直前にエコ運転を少し位しても平均燃費にほんの少ししか影響しないでしょう。
だから誤差が出るのは満タンしてからの走行距離が少ないときは誤差が大きくなることが分かります。
ちなみに、航続可能距離計算は車によって違ったりします。
大きな違いは、瞬間燃費か平均燃費かです。
瞬間燃費での計算は当たり前に刻々と航続可能距離が変化します。
それに比べて平均燃費計算は緩やかなハズです。
基本的に平均燃費表示があってそれが瞬間燃費ならそれに基づきます。
輸入車は瞬間燃費表示が多いようです。
車のrangeが0に減ると?増えない・減らない場合は?
自動車のRANGE表示(ガソリン)が0になってもすぐに車がガス欠で走れなくなるわけではありません。
一般的にまだまだ長い距離を走れますか?
純正メーターというのは燃料計にかぎらず、乗り手に不安やストレスを与えないためにかなり幅を持って作られています。
したがって0を指したからといってすぐにエンジンが止まるということはありません。
国産車ならば最低でも20~30kmは走るようです。
しかし0を指してからも走り続けるという事はガス欠がいつ訪れるか全くわからないというリスクを背負って走らなければいけません。
ガス欠になってガソリンスタンドまで押すか、JAFを呼ばなければならないような、時間的にも金銭的にもリスクを考えると早めの給油を心がけて損はないと思います。
給油してもRANGEが増えないことがありますがガソリンを十分に給油していないことが考えられます。
ガソリンの給油が少ないと航続可能距離は修正されません。給油時はパワースイッチはOFFでないと変更されない時があります。
逆にRANGEが30あっても5キロちょっと走ったら急にRANGEが0に減ることがあります。