ランジャタイの漫才は「イリュージョン漫才」とも称される通り、爆発的に面白い時もあったりで意外と芸人からもリスペクトを集めているコンビ。
そんなランジャタイの経歴に加えて、伊藤と国崎のプロフィールを調査!m-1動画なども用意しているのでぜひ最後まで楽しんでいただければと思います!
ランジャタイの経歴
結成年:2007年8月1日
所属:グレープカンパニー
ちなみに、ランジャタイの伊藤も国崎もどちらも漫画は『グラップラー刃牙』のファンですが、
アメトーークの「グラップラー刃牙芸人」が放送された当時はまだ無名に近かったことから惜しくも出演はできませんでしたね。
ランジャタイはNSC東京校12期生(2006年入学)の同期だった伊藤幸司と国崎和也のコンビで、コンビを結成したのはなんとNSC東京校を追い出された後のことになります。
NSC東京校に在籍していたころ、伊藤は非常にとがっていたそうで相手の目をジーッと見ながら「お前、面白いんか~?」などと同期生みんなに絡み続けていたそうです。
多くの人が「こいつはやばい奴だ…」と距離を置く中、唯一「俺、面白いよ~」と答えたのが国崎で、伊藤の友達になれたのは国崎だけだったようです。
ただ伊藤の奇行はとどまることを知らず、授業中に同期が集まっている場でいきなり「お前ら、ここは仲良しクラブじゃないんだよ!!」と叫ぶなど問題行動が目立ち、
伊藤曰「売れるのは一握りだけなのに、みんな仲良しこよしに見えた」とのことで、NSC東京校スタッフに羽交い絞めにされて教室をつまみ出されると、学長室に連れて行かれるとわずか2か月で退学を余儀なくされます。
国崎も伊藤の後に続きNSCを自主退学すると翌年の2007年に「ランジャタイ」のコンビ結成をしたのはよいものの、
周囲を寄せ付けないし空気も読めない伊藤の素行が目に余り、事務所にまともに所属できない不遇の時代が続きます。
ソニー・ミュージックアーティスツ内のお笑い部門で当時は「小学生でも履歴書を持って行ったら入れる」とか「行き場のない芸人が集まる“芸人墓場”」といわれていた
SMA NEET Projectに所属しても長続きはせず事務所には所属できないフリーの芸人としてやっていきます。
ランジャタイとしては結局、太田プロ、ケイダッシュ、浅井企画、オフィス北野といった事務所を渡り歩き、最終的にグレープカンパニーに落ち着いています。
ランジャタイが脚光を浴びるまでには長い下積み期間があるわけですが、その間に何をやっていたのかというと、自分たち独自の「ランジャタイ単独ライブ」を開催していたそうです。
といっても会場を借りて客を入れるわけではなく会場は自分たちの部屋で、自分たちが客となりあらかじめ録画しておいたネタをビデオ放映を視聴するというもの。
ビラまで配ってあたかも、それを見てやって客をランジャタイの伊藤と国崎が演じ、さらにアンケート記入までするという理解しがたい単独ライブを月1回ペースでやっていたところ、
噂を聞きつけた先輩芸人が『お前ら、何をやってんだ…?』と、ランジャタイのことを気に掛けるようになり、先輩のつてで通常のライブに出してもらえるようになります。
その後は着々と実績を上げていき2015年には第14回漫才新人大賞にて決勝進出すると、
2017年のM-1グランプリでは準決勝進出を果たします。
オフィス北野の事務所に入ることができたのは事務所主催ライブ『フライデーナイトライブ』の「チャレンジコーナー」で3回連続で優勝した実力を認められたからのようですね。
2020年7月現在は音だけの「ネタ」を「audiobook.jp」で争う企画に参加。
優勝コンビは「audiobook.jp」での冠ラジオ番組配信やK-PROでの主催ライブ開催を行えるとあって、下記のようなコンビが参加しています。
ザ・マミィ(人力舎所属/林田洋平、酒井尚)
ヤーレンズ(ケイダッシュステージ所属/楢原真樹 、出井隼之介)
赤もみじ(マセキ芸能社所属/村田大樹、阪田ベーカリー)
ひつじねいり(マセキ芸能社所属/細田祥平、松村祥維)
シンクロニシティ(フリー/西野諒太郎、吉岡 陽香里)
ランジャタイ(グレープカンパニー所属/伊藤幸司、国崎和也)
まんじゅう大帝国(タイタン所属/竹内一希、田中永真)
ランジャタイの名前の由来は?
『ゴッドタン ~The God Tongue 神の舌~』の企画『この若手知ってんのか?』では多くのお笑い芸人から票を集め
『こいつは天才だ!と一目置かれている芸人』部門で見事1位に輝いたランジャタイ。
ランジャタイのコンビ名の由来は?「蘭奢待」というお香ではないかと思われます。
正倉院に宝物として保管されているお香で聖武天皇の代に中国から伝わったとされ、
これまでに足利義政・織田信長・徳川家康が勅許を得て切り取った記録があり、
ランジャタイを手にすることが当時は権力を象徴することに直結していたそうです。
実際に織田信長はランジャタイの切り取りをめぐり正親町天皇と対立を深めたといわれています。
ランジャタイ伊藤wikiプロフィール
名前:伊藤幸司(いとう こうじ)
生年月日:1985年11月18日
出身地:鳥取県岩美郡
身長:164cm
体重:54kg
血液型:A型
立ち位置:向かって左。
漫才はツッコミ担当で最大の特徴は髪形。
ヱヴァンゲリヲンに登場する「綾波レイ」を意識しているそうですが、芸人同士からは「かまくら」「ロックマン」などと例えられるような奇抜なヘアスタイルですが、
「首から下に毛が生えているのが嫌」で定期的に首から下の全ての毛を自分で剃っているそうです。
「こうじと俺とアップルダイアリー」というバンドを組んで音楽活動をしていたこともあるそうですが、
なぜ芸人になったのかというと、ナインティナインさんのオールナイトニッポンをテープに録音して繰り返し聴くほどお笑いに夢中だったことから。
ただ私生活の方はNSCで見せた奇行のように決してまともとは言えず、学生時代には机を鉛筆で真っ黒にして、
いつでも自分の顔を見れるように鏡みたいにピカピカにし、周囲を寄せ付けない雰囲気を漂わせていたそうです。
ランジャタイ国崎wikiプロフィール
名前:国崎和也(くにさき かずや)
生年月日:1987年9月3日
出身地:富山県氷見市
身長:170cm
体重:60kg
血液型:A型
立ち位置:向かって右
ランジャタイのボケ担当でネタを作っているのが国崎で、
なぜか危険物取扱者乙4種免許を持っています。
アルバイトで貯めた40万円(NSCの入学金に相当)を持って家出同然で上京し、NSC東京校に入学するものの、結局、伊藤の後をおって自主退学していますから、40万円はまるまる無駄になってしまう形になりましたね。
国崎はジム・キャリーの大ファンでいつかジム・キャリーに見たもらえるようにとただ呼びかける動画を撮って毎日ツイッターにアップしています。
ランジャタイのツイッターやインスタグラム
ランジャタイのツイッター
@ranjyatai11
ランジャタイのyoutube
ランジャタイぽんぽこちゃんねる
ランジャタイのm-1出場歴・成績は?
ランジャタイはコンビ結成の約8年後となる2015年からm-1にも毎年エントリーをしています。
これまでの成績は
2019 準々決勝
2018 準々決勝
2017 準決勝→敗者復活戦
2016 準々決勝
2015 2回戦
といった感じで2017年の準決勝進出が最高記録。
敗者復活戦にももちろん参加していたものの、惜しくも決勝進出はなりませんでした。
ランジャタイの芸人動画
ネタは主に漫才で、「何だかわからないが…」といった語り口から始まるケースが多くみられます。
「インパクトが強烈」「全く先が読めない」「ナンセンスな笑いで、不思議な魅力がある」
「発想力で勝負している」などなど、芸人としての瞬発力がたかっく評価されていて、
コントではむしろ伊藤より国崎に常軌を逸した狂気染みた挙動がみられます。
漫才ネタには「サッカーのPK」「カラスの被害」「超能力の持ち主と言われる親戚」などのレパートリーがあります。