大窪昭三郎は朝ドラ「らんまん」に出てくる登場人物の一人。
万太郎（神木隆之介）とは東京大学植物学教室で顔を合わせますが、大窪昭三郎のモデルは誰？
大窪昭三郎のモデルは実在するんでしょうか？植物学者の大久保三郎？
らんまん大窪昭三郎のモデルは誰？大久保三郎
朝ドラ「らんまん」で大窪昭三郎は当初こそ助教授の徳永（田中哲司）と同じく、小学校中退の万太郎に反感を持っていましたが、徐々にその人柄に触れて態度を和らげていました。
最終的には万太郎が高知で採集してきた植物を共同研究させてほしいと頭を下げると、万太郎は大窪昭三郎とともに植物学雑誌での発表を目標に、2人で研究することになります。
大窪昭三郎のモデルは実在する人物「大久保三郎」という植物学者だとみられます。
実際に万太郎のモデルとなっている牧野富太郎と連名で1889年（明治22年）に『植物学雑誌』にヤマトグサを日本で初めて学名をつけて発表しています。
大久保三郎（らんまん大窪昭三郎のモデル）プロフィール
幕臣で後に明治初年の東京府知事・子爵となった大久保一翁の息子として安政四（一八五七）年五月二三日に誕生。
1871年（明治4年）にアメリカ合衆国のミシガン大学に留学し、植物学を修めさらに1876年（明治9年）にはイギリスに渡り研鐙を積みます。
帰国後の1878年（明治11年）に内務省に務めた後、明治14年には東京大学御用掛、小石川植物園の植物取調に任じられます。
伊豆諸島、小笠原諸島の植物相の研究を行った。1883年（明治16年）に松村任三とともに帝国大学理科大学に昇進し、矢田部良吉を補佐し、標本施設拡充に貢献した。
1887年（明治20年）にも伊豆諸島を調査した。1889年（明治22年）に『植物学雑誌』に牧野富太郎と連名でヤマトグサを日本で初めて学名をつけて発表した。
1895年（明治28年）三好学がドイツ留学から帰国すると、大学を非職となり、高等師範学校の教授となるが、以後中学用の植物学教科書の編集を行う以外に、植物学の研究論文などを書くことはなかった。
シダ類のオオクボシダは大久保三郎に因んで命名された。
著作に、初心者向けの植物学用語辞書『植物学字彙』（1891年（明治24年）、斎田功太郎、染谷徳五郎と共著）がある。
常陸丸事件の際に軍旗を焼却した陸軍少尉・大久保正は長男。
牧野富太郎と大久保三郎（らんまん大窪昭三郎のモデル）の関係は？
牧野富太郎と大久保三郎は明治22（1889）年の「植物学雑誌」第３巻第23号に日本で初めて新種ヤマトグサに学名を付けています。
また、日清戦争の結果、明治二八年に台湾は日本領となった際、台湾学術探検隊を組織し派遣することになると、植物では大久保三郎を筆頭に牧野富太郎が助手、そして学生の大渡忠太郎、植物園の内山富次郎が選ばれて参加しているようです。
今野浩喜（大窪昭三郎の俳優）プロフィール
生年月日：1978年12月12日
年齢：44歳
出身地：鹿児島県（埼玉県新座市育ち・さいたま市浦和区在住）
身長：171cm
血液型：A型
出身高校：成立学園高等学校
所属事務所：有限会社イトーカンパニープロダクション人力舎
元々はJCA6期生で、同期の高橋健一と《キングオブコメディ》というお笑いコンビを結成していましたが、2007年に相方が不祥事により逮捕（後に不起訴）されたことにともない2015年に解散。
2008年からドラマで俳優として活動を始め、『テセウスの船』や『ブラックペアン』など、数多くの話題作に出演しています。
