ランリックとはランドセルに代わる小学生向けの通学用カバンのようですね。地域としては京都を中心に滋賀県などでも使用されているようです。
全国的には知名度が低いランリックですが、その機能性の高さから大人用のランリックがないのかな?と通販で購入希望する人も多いようです。
ランリックとは?
ランリックを製造しているのは京都府向日市の学生用品販売会社「マルヤス」
通学時だけでなく遠足や社会見学の時にも使える鞄を目指して考案・開発された鞄で、
小学校入学に当たって年を追うごとに高価になっていくランドセルが買えない家庭の生徒に対するいじめが起きていたことから、問題を未然に防ぐ目的もあるようです。
京都,滋賀以外の地域の小学校でランリックは?
ランリックは1967年に京都にある長岡町立第三小学校(現・長岡京市立長岡第三小学校)の校長が当時のマルヤス社長・鈴木正造に相談を持ち掛けたことから、試作を重ねて1968年に完成。
2015年時点で京都府宇治市や亀岡市、城陽市、八幡市の小学校ではほぼ全域で採用され、
他にも京都市、滋賀県大津市、大阪府堺市の一部の小学校でもランリックが用いられています。
近畿地方以外でもごく少数の小学校はランリックを採用しているようですが、1980年代の300校ほどがピークで現在は生産数量は落ちているようです。
大人用ランリック通販の値段(価格)は?
ランドセルとリュックサックを合わせたような形状で、革製で固いランドセルに対して、ランリックはナイロン生地を使用しているため重量は670 – 760グラム程度と軽く安価。
現在は少子化の影響で需要は伸び悩んでいるものの、親子2代に渡り購入する人や、女子高校生や仕事に使う中年男性が求めることもあるそうで、意外と人気が衰えないランリック。
通販で購入できるのかというと、「マルヤス」のランリックはどうやら通販で一般販売はしていないようです。
その代わりにランリックと似たような形状・デザインの「ランリュック」であれば、他のメーカーから販売されています。