映画「天空の城ラピュタ」でラピュタ王国はなぜ滅びた?
空を飛ぶ島にあった「ラピュタ王国(Laputa)」やラピュタ人はなぜ700年前に滅亡したんでしょうか?
ラピュタはなぜ滅びた?理由は?映画「天空の城ラピュタ」
映画「天空の城ラピュタ」でラピュタ王国はなぜ滅びたのかというと、天空の城ラピュタのロマンアルバムには滅びた原因について書かれています。
「ムスカの家に代々受け継がれてきた古文書が、その謎を少し解き明かしている。それによると、ラピュタ人はおよそ考えられる最高の富を持ち、ぜいたくの限りをつくしていたが、正体不明の疫病に襲われた。人はやせおとろえ、ささいな病気にも勝てずバタバタと倒れていった。王はついに決意する。」
ラピュタが滅びた原因は、正体不明の疫病が街中に流行ったからだそうです。
彼らの「科学力」でもとどめられなかったのは、限定された土地で長く暮らし近親の血が濃くなっていたゆえに抵抗力が弱まっていたためでしょう。
シータは次のようなセリフも口にしています。
「今は、ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の歌にあるもの
土に根を下ろし、風と共に生きよう 種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう
どんなに恐ろしい武器を持っても 沢山の、かわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ!」
シータの先祖はラピュタ人のトゥエル(真)の王様です
飛行石を持ち、地上に降りた時に地上で静かに暮らすことを決意
ムスカはそのトゥエルとは別のラピュタ人の子孫
ムスカの祖先たちはラピュタに関する書物を持ち降りて地上で偉い地位に立ちます
病気が治まってから空に戻らなかったのはそれまで人工的な国土に暮らしてきた彼らが本物の大自然に触れて億万の宝石に勝る価値に気付いたからとされ、これで完全に放棄された空中都市は役割を終えて伝説の中に埋もれていったという事です。