天空の城ラピュタでシータとムスカの本名は?
シータとムスカの本名の意味は?
天空の城ラピュタでシータの本名は、
リュシータ=トエル=ウル=ラピュタ
ムスカの本名は、
ロムスカ=パロ=ウル=ラピュタ。
どちらもラピュタの王家の血を引くものですがムスカが言っていたように「ウルはラピュタ語で王、トエルは真」なので、ムスカは真の王ではない模様です。
ラピュタの正統なる王位継承者はシータ(リュシータ王女)です。
ちなみに本名ではなく、「古い秘密の名前」です。あれはラピュタ国での名前であり、地上での名前であるシータも彼女の本名です。
シータとムスカの関係は?
ムスカの本名にある「パロ」(παρ、par)はギリシャ語で「従属」の意味を示します。
このことから、シータと同様にラピュタ王家の末裔であるがムスカとシータは主従関係(君主と臣下)といった関係なのかもしれません。
ただ王家の一族ではあり「君の一族と私の一族は、もともと一つの王家だったのだ地上に降りた時、二つに分かれたがね」と口にしています。
ちなみに、シータが唱えたおまじないでは
「リーテ・ラトバリタ・ウルス アリアロス・バル・ネトリーム」の意味は
我を助けよ、光よ甦れ。
これを唱えたらロボット兵が動き出しました。
○バルス
ラピュタ語で「閉じよ」の意味。ラピュタ崩壊の呪文。ラピュタ人にとっては悪い言葉。
「いいまじないに力を与えるには、悪い言葉も知らなければいけないって。でも決して使うなって・・・」
○ムスカ大佐
本名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ラテン文字表記:Romuska Palo Ur Laputa)。
シータと同様にラピュタ王家の末裔であるが、ムスカはラピュタの力を手中に収めてラピュタの王として世界に君臨することに野心を燃やす。シータと違って最初からラピュタのことを知っており、ラピュタの詳細が記されていると思しき古文書を所有していた。茶色の髪に金色の瞳という容姿で、視力は低く、度の入ったサングラスをかけている。
軍のラピュタ探索の指揮官で将軍でもあるモウロは、シータを拷問にかけてラピュタの秘密を吐かせようと考えていた。ムスカはモウロとは異なり、最初から手荒なことはしない紳士的な物腰を見せるが、その本性は己の目的のためには手段を選ばず、味方を裏切る、他者の命を奪うなども平気という冷酷無比な性格である。
教養は高く、旧約聖書やラーマヤーナに通じており、ラピュタ文字を解読できる。射撃の腕も優れており、暗闇の中、大きく離れた距離からシータのおさげ髪を外すことなく両方とも片手で撃ち抜いたあとにシータの耳を撃つと予告しており、中折れ式リボルバー(エンフィールド・リボルバー)の再装填をわずか3秒で完了させる。パズーに対して、ドーラが渡した”大砲”と勝負することを持ちかけるなど、射撃の腕には絶対的な自信を持っている。また、ムスカが作中で使用している中折れ式リボルバー(エンフィールド・リボルバー)は監督の宮崎駿の好む銃であり、後に制作した『紅の豚』や『ハウルの動く城』にも登場している。
映画の冒頭でシータにワイン瓶で殴り倒されるが、気絶しただけで怪我一つしていなかった。彼女の行為に対するあてつけからか、シータに「パズーの石頭のほうが頑丈だ」と囁いている。ラピュタにて全力疾走で逃げているシータに徒歩で追いついている。
年齢は、1986年8月のアニメージュによると28歳。ロマンアルバムのキャラクター覚書では、32歳と紹介されている。特務部隊に属している。階級は大佐で、政府の密命を受けて謎の天空城ラピュタの調査をしている。空中海賊のドーラと同様に暗号解読の天才であり、一瞬にして相手の暗号を解読する能力を持つ。モウロの打った暗号はドーラに容易に解読されているが、これは暗号とは名ばかりのラテン文字による単なる電信であった。