リカバリーガン(ドクターエア)は女子プロテニスの大坂なおみ選手が愛用していることで注目を集めるようになった「マッサージガン」と呼ばれる電動マッサージ機の一つ。
ピンポイントでこっている部分を狙ってほぐせるリカバリーガン(ドクターエア)は先端アタッチメントを取り換えることで、当てる個所や好みによって付け替えることができます。
リカバリーガン(ドクターエア)
リカバリーガン(ドクターエア)は衝撃が欲しいところをかなり狭い範囲に絞って狙えるマッサージ機で振動が筋肉の奥までズンズン響いてくるのが実感できます。
強度はレベル1~3の弱・中・強の3段階を切り替えることができて、その日の疲れ具合や気分に応じて使い分けられます。
レベル1:2300(±10%)回/分
レベル2:2900(±10%)回/分
レベル3:3500(±10%)回/分
1分間に最大約3,500回の振動で心地よく筋肉をほぐしてくれます。
アタッチメントの種類は4つ。
球形アタッチメント:肩や太腿など
円形アタッチメント:ふくらはぎなど
U字型アタッチメント:前腕など
円錐形アタッチメント:足裏など
アタッチメントの使い方は接続部にスポッと差し込むだけ。
球形アタッチメントはオールマイティーに使えるマイクスポンジのような見た目をしていてカブトムシ(オス)のツノみたいなU字型アタッチメントは
リカバリーガン(ドクターエア)本体にあるファンクションボタンを2秒以上押すと電源が入り、振動し始めます(振動レベルは常に1からとなります)
本体を身体のコリが気になる部分にあてて、軽く押しあてたり、ゆっくりなぞるように動かすのが基本的な使い方。
電源がオンになってから約10分で自動的に停止する仕組みになっているので、使い過ぎで筋肉にダメージを与える心配もありません。
ファンクションボタンを押せば振動も止まります。
ちなみに、安価な数千円台の「マッサージガン」もありますが、ダダダダ……という振動が手に直で伝わってきて5分も使い続けると手がしびれて大変だったりするものの、
リカバリーガン(ドクターエア)は、握った手に振動があまり伝わって来ないので10分連続で使用しても手がつかれることはありません。
また、マッサージ器軍には「フォームローラー」などもありますがベッドや床に敷いたマットレスの上で使わなければいけません。
隙間時間にパっと使える代物じゃないのに対して、リカバリーガン(ドクターエア)は仕事中でも椅子に座ったまま使用できます。
小型で動作音も小さめなので、体のコリが気になった時に仕事の合間にさっと使える手軽さがあります。
リカバリーガン(ドクターエア)は腰痛に効果はある?
リカバリーガン(ドクターエア)で大胸筋をマッサージするのもオススメです。
大胸筋が硬くなると、肩を巻き込んでしまい肩こりや猫背の原因となるほか四十肩を招く危険もあります。
腰回りだと、臀部にリカバリーガン(ドクターエア)を使うのがオススメです。
球形アタッチメント骨盤のでっぱりのすぐ真下にある中臀筋もしくは腰のインナーマッスル・腰方形筋など、横や真っ直ぐでなく、斜めに入れる感じで押し込んでやるのが効果的です。
リカバリーガン(ドクターエア)は、最近のマッサージ業界でよく掲げられるのフレーズ「筋膜リリース」や「筋膜はがし」のように「コリや痛みの原因とされる筋膜のズレや癒着を改善する」効用があるとされています。
筋膜とは?
筋膜は筋肉を包む膜。鶏肉についている、うすい白い膜が筋膜。
筋繊維の束を包み、筋肉と筋肉をつなぎとめるのが筋膜で、ミルフィーユのような層の構造を持つ。
骨や筋肉は筋膜に包まれており、筋膜は「第2の骨格」とも呼ばれる。筋膜がないと人間は立っていられない。
筋膜が崩れると全身に影響を与える。痛みを感じるセンサーも多い。筋膜リリースとは?
https://note.com/hirotakai/n/n30ba82b0df0f
ミルフィーユのような筋膜の層は、ケガや日常のクセなどで癒着する。
筋膜リリースは、その癒着した部分を「解放(リリース)」する。
長時間、同じ姿勢でいて筋肉に負担がかかったとき、その結果として血流を悪化したときなどに筋膜リリースは効果を発揮する。
腰痛なら、ふくらはぎや首の後ろなど関係する筋膜をリリースすると痛みが楽になったり、治療効果が長持ちしたりする。
実際にスジがペラっとはがることもなければ、筋肉が癒着するようなことはないものの、同じ姿勢をとり続けることで異常をきたした筋膜を元に戻す効果がリカバリーガン(ドクターエア)にはあるとのこと。
特に腰痛持ちは、反り腰で骨盤が前傾しているため、大腿部前側の筋肉や脊柱起立筋が固まりがち。
それに伴い大腿筋膜張筋などの側面も張りやすくなっているので、それらの筋肉をリカバリーガン(ドクターエア)でほぐして骨盤の位置を正すことが、腰痛の症状の軽減につながります。
大腿筋膜張筋
腸脛靱帯の浅層と深層の間にある。大臀筋の一部を起点とし、股関節の多角的な動きを補助。腰痛に起因する関節可動域の低下を、リリースにより回復。腿の外側の付け根あたりを円状に動かしてリリース。脊柱起立筋
大小さまざまな筋肉の総称で、縦に2本細長く走り脊柱を支える役割を担う。だが長時間の座業などで前屈みの姿勢が続くと、脊柱起立筋が過緊張により張りが悪化。背骨の両サイドを上下に動かしてリリース。大腿四頭筋
前腿にある4つの筋肉の総称で、股関節を介して骨盤と連結。ここが拘縮すると骨盤や腰椎の動きを阻害して腰痛が常態化。大腿四頭筋は幅が広いので全体的にリリースできるよう横長の円を描くようにケア。腸脛靱帯
https://tarzanweb.jp/post-229289
大腿四頭筋の外側に位置し、大腿筋膜腸筋あたりから膝の外側付近まで延びる。腸脛靱帯が張っていると骨盤の歪みを引き起こして腰痛の原因に。筋肉全体を小さな円を描くように少しずつ。
リカバリーガン(ドクターエア)の価格は?
リカバリーガン(ドクターエア)の価格について比較してみたところ、店頭販売でも公式サイトや
ビッグカメラ
ヨドバシ.com
Amazon
楽天市場
ヤフーショッピング
どの販売店でも同じ価格となっていました。
普段利用している通販サイトでリカバリーガン(ドクターエア)注文すればよいんじゃないかでしょうか。
ちなみに、大坂なおみさんの使っている「HYPERVOLT」は正規価格が5万5500円なので、ちょっと試しに使ってみるなんてことはできないですね。
リカバリーガン(ドクターエア)と同じくらいの価格帯では、「マイトレックス リバイブ」というのがあります。
■リカバリーガンとマイトレックス リバイブの比較
リカバリーガン マイトレックス リバイブ
大きさ(本体のみ) 115×160×70mm 147×186×60mm
重さ 620g 680g
振動数 最大3,500回 最大3,300回
アタッチメントの数 4個 5個
ACアダプタ なし あり
USBコード あり あり
充電時間 約2.5時間 約3時間
充電可能回数 約350回 約300回
静音 記載なし 43db~54db
保証 1年(延長あり) 6ヶ月
値段 9,900円 21,780円
名前の通り、重さ約370gでリカバリーガンよりもコンパクトな設計です。
アタッチメントは、
ももやお尻など広い範囲に刺激を与えやすい「球形」
足裏などにピンポイントで刺激できる「円柱形」
ふくらはぎなどに使う「平形」
肩や顔にも使えるシリコン素材の「緩衝形」
腕やアキレスけんなどに向いた「U字形」
の5種類
性能に関しては、レベル調節が5段階で、アタッチメントが5種類となっている点意外は、それほど大きな違いはありません。
コスパを比較するならば、やはりリカバリーガン(ドクターエア)のほうが良さそうですね。
リカバリーガン(ドクターエア)の口コミ
義父への誕生日を探していて見つけました。
高齢の為、使用中の怪我(コメントでパワーが結構あるとのことで)が心配で試しに自宅用に購入しました。ギフトラッピングは箱にサイズの合っていない袋で少し大雑把な感じでしたが無料なので良しです。商品は小型でコードレス、とても気持ち良くアタッチメントも充実していて大満足でした。
リカバリーガンは店頭のお試しで試してから欲しくなって購入しました。
足の裏から全身気軽にマッサージが出来るのと、持ち運べる大きさなのが気に入っています。
球形アタッチメントがマイクのようなスポンジで細かい埃や糸が付きやすいのが気になります。
充電も簡単、持ちもよし。
リカバリーガンはギフトにも喜ばれるし、良いものを購入できました。
マッサージに行くよりコスパ良し
運動前後のケアのため購入。持ち運びしやすいサイズと重さで、音も静か。活用出来そうです。
パワーすごい
色々なアタッチメントで、違う刺激があり、異なる使用感が他のします。
大満足!!先程、親にプレゼントしたく追加発注しました。
酷い肩凝りなんですが、ピンポイントで凝りを狙えるので、とても使いやすいです。
色んなパーツがあるので、部位に使い分けられるのもいいです。
野球の練習後のリカバリーに使っていますが、ピッチング後の棘上筋のマッサージを的確に行うことができて、マッサージ効果が抜群です。ハムストリングスや腰、臀部などへもマッサージすることで、コリや疲労を蓄積せず次の日を迎えられている感覚があります。
産後長らく腰痛に苦しんでおり、店頭でこちらを試してとてもよかったので、即購入しました。
使いやすい・気持ちよい・持ち運びにも便利(音が気になるので、職場のようなところには持っていかないかな)と、素晴らしい商品です。おしり、脚、腰のあたりには最高です。肩まわりは私は頭に響くのであまりな、、と思いました。