レッドブルのようなエナジードリンクは1日に何本まで飲んで良いのでしょうか？
レッドブルやモンスターエナジーは１日２、３本飲んでも大丈夫？
レッドブルは毎日1日1本飲むとカフェインの過剰摂取で体に悪いんでしょうか？
レッドブル(エナドリ)のカフェイン量は？1日の上限は？
レッドブルのカフェイン量は1本あたり80mgとなっています。
一般的なコーヒー（200ml程度）に含まれるカフェインの量は、約60mg?100mg程度です。したがって、レッドブル1本（80mg）は、一般的なコーヒーでいうと、0.8～1.3杯程度に相当します。
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ちなみに、レッドブル以外の代表的なエナジードリンクのカフェイン含有量は次のとおり。
※ただし、製造元や地域によって異なる場合があります
レッドブル：1本あたり80mg
モンスターエナジー：1缶（473ml）あたり160mg
ロックスターエナジー：1缶（473ml）あたり160mg
バンズエナジードリンク：1缶（250ml）あたり80mg
ブーストエナジー：1本あたり70mg
アンプエナジー：1缶（473ml）あたり160mg
リポビタンD：1本あたり50mg
デカビタC：1本あたり50mg
オロナミンC：1本あたり40mg
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カフェインの含有量は、コーヒー豆の品種や抽出方法、淹れ方などによって異なります
またレッドブルには糖分やその他の刺激物質が含まれている場合があるため、コーヒーと同じようには比較できません。
レッドブルの成分は下記の通り。
タウリン 1000 mg
グルクロノラクトン 600 mg
カフェイン 80 mg
ナイアシン 20 mg
ビタミンB6 5 mg
パントテン酸 5 mg
ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸は、すべて乱暴なくくりでは「ビタミンB群」といえます。
すべて水溶性ですので、仮に過剰摂取したとしても、尿と一緒に排出されます。
ただし、あまりにも非常識な分量を一度に摂取すると、一時的に吐き気や腹痛といった症状が出るようですが、レッドブル１本ではその心配は少ないでしょう。
レッドブル(エナドリ)1日に何本まで？1本？2本？3本？
レッドブルをはじめエナジードリンクは1日に何本までなら飲んで良いんでしょうか？
まず、カフェインの1日の摂取量の上限は、一般的に成人で400mg程度とされています。
ただし、個人差があり、体重や性別、健康状態、年齢、薬の併用などによって異なる場合があります。以下に、一般的な成人の場合のカフェイン摂取量の上限を示します。
体重50kg以下の女性：200-300mg程度
体重50kg以上の女性および男性：400mg程度
妊婦および授乳中の女性：200mg程度
一般的に、レッドブルをはじめとするエナジードリンク1本（250ml程度）には、80mgのカフェインが含まれています。そのため、1日に飲んでも問題ないとされるエナジードリンクの本数は、最大で5本程度（400mg/80mg＝5）になります。
ただし、個人差があり、健康状態や薬の併用、体重、性別、年齢などによってカフェインの耐性が異なるため、摂取量には注意が必要です。また、エナジードリンクには糖分やその他の刺激物質も含まれている場合があるため、適切な量で摂取するようにし、自分自身の体調やアレルギー、薬の併用等を考慮して、適切な判断を行うようにしてください。
レッドブルなどエナジードリンクを1日1本以上のペースで飲む場合、以下のような危険性は知っておきましょう。
カフェイン過剰摂取による健康被害のリスク
睡眠の質低下による疲労感や不眠のリスク
炭酸水やアルコールとの併用による胃腸への負担のリスク
糖分過剰摂取による肥満や糖尿病のリスク
ノルアドレナリンなどのストレスホルモンの放出による身体的なストレス
カフェイン過剰摂取による健康被害のリスク
エナジードリンクに含まれるカフェインは、過剰摂取すると健康被害を引き起こすことがあります。過剰なカフェイン摂取は、心拍数の上昇や不整脈、血圧上昇、頭痛、めまい、吐き気、不眠、イライラなどの症状を引き起こすことがあります。また、カフェインは尿の量を増やすため、脱水症状のリスクが高まります。そのため、1日のカフェイン摂取量には注意が必要です。
睡眠の質低下による疲労感や不眠のリスク
エナジードリンクに含まれるカフェインは、身体を刺激して覚醒状態に保つ作用があります。そのため、就寝前にエナジードリンクを飲むと、睡眠の質が低下し、疲労感や不眠のリスクが高まることがあります。エナジードリンクの摂取量や摂取タイミングには注意が必要です。
炭酸水やアルコールとの併用による胃腸への負担のリスク
エナジードリンクは、炭酸水やアルコールとの併用により、胃腸への負担が大きくなることがあります。炭酸水との併用により、胃腸の膨張感が増し、不快感を引き起こすことがあります。また、アルコールとの併用により、アルコールの吸収が遅れるため、アルコールの影響が強く出ることがあります。アルコールは、脱水症状を引き起こすため、エナジードリンクとの併用は避けるべきです。
糖分過剰摂取による肥満や糖尿病のリスク
エナジードリンクには、糖分が含まれています。糖分は、過剰に摂取すると肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まることがあります。そのため、エナジードリンクを飲む場合は、摂取する糖分量にも注意が必要です。
ノルアドレナリンなどのストレスホルモンの放出による身体的なストレス
エナジードリンクに含まれる成分は、身体に刺激を与え、ノルアドレナリンなどのストレスホルモンを放出することがあります。そのため、エナジードリンクを摂取することで、身体的なストレスが増大することがあります。適量を守り、適切な摂取量に留意することが大切です。
まとめ：レッドブル(エナドリ)1日に何本まで？1本？2本？3本？
エナジードリンクは1日に何本までなら飲んで良いかは、商品によっても異なりますが、カフェインの含有量から考えると、以下のような目安があります。
レッドブル：1日5本程度
モンスターエナジー：1日2本程度
ZONe：1日2本程度
ただし、これらはあくまで一般的な目安であり、個人差がありますので、自分自身の体調やアレルギー、薬の併用などを考慮して、適切な摂取量を決めるようにしましょう。また、カフェインは就寝前に摂取すると、睡眠の質を低下させることが知られているため、就寝前に摂取することは避けるようにしてください。
また、急性カフェイン中毒になる場合は、
１時間以内に6.5㎎/㎏の摂取で約半数が急性カフェイン中毒になります。
体重が70㎏の人の場合1時間以内に455㎎がボーダーです。
3時間以内に17㎎/㎏の摂取で１００％急性カフェイン中毒になります。
体重が70k?の成人なら3時間以内に1190㎎がボーダーです。
カフェインの致死量は年齢や体格差、個体差で違いがありますが５g～１０gで致死量になるようです。
エナジードリンクを1日1本以上のペースで飲む場合、以下のような点に気を付けるようにしましょう。
カフェインの摂取量を把握する
エナジードリンク以外のカフェイン含有飲料を控える
空腹時や就寝前には飲まない
アルコールとの併用を避ける
妊娠中や授乳中、高血圧や心臓病などの持病がある人は飲まない
カフェインの摂取量を把握する
カフェインは覚醒効果や集中力向上などの効果がありますが、過剰摂取すると不眠や動悸、不安などの副作用があります。カフェインの摂取量は一日に400mg以下が目安です1。エナジードリンクには、1本あたり平均36?150mgのカフェインが含まれています。多いものだと1日3本飲めば400mgを超えてしまいますので気をつけましょう。
エナジードリンク以外のカフェイン含有飲料を控える
エナジードリンクだけでなく、コーヒーや緑茶、コーラなどにもカフェインが含まれています。これらの飲み物も同時に摂取すると、カフェインの摂取量がどんどん増えてしまいます。エナジードリンクを飲む場合は、他のカフェイン含有飲料を控えるようにしましょう。
空腹時や就寝前には飲まない
空腹時にエナジードリンクを飲むと、胃腸に負担がかかります。また、就寝前にエナジードリンクを飲むと、カフェインの刺激で眠りにくくなります。エナジードリンクは、食事と一緒に飲んだり、昼間に飲んだりするようにしましょう。
アルコールとの併用を避ける
アルコールとエナジードリンクを一緒に飲むと、アルコールの酔いが遅れたり、カフェインの刺激で過度に興奮したりします。これは、アルコール中毒や心臓障害などの危険性を高めます。アルコールとエナジードリンクは併用しないようにしましょう。
妊娠中や授乳中、高血圧や心臓病などの持病がある人は飲まない
妊娠中や授乳中の女性は、カフェインの摂取量を200mg以下に抑える必要があります。エナジードリンクはカフェインだけでなく、タウリンやグルコロノラクトンなどの成分も含まれており、胎児や乳児に影響を与える可能性があります。高血圧や心臓病などの持病がある人は、エナジードリンクによって血圧や心拍数が上昇する危険性があります。これらの人はエナジードリンクを飲まないようにしましょう。
