冷蔵庫が、電気はつくものの、あまり冷えない状態になってしまう原因は?
庫内の電気はつくのにモーター音がせず、冷凍室の物は解凍状態になっている場合は修理しなければいけないんでしょうか?
保証書の期限は特定部品の交換だけまだ大丈夫でも本体ごと往還すべき?特定部品だけで大丈夫でしょうか?
冷蔵庫が冷えないけど電気はつく原因
冷蔵庫が開けると電気が着くのに冷えていない原因としては
温度設定が低すぎる
電源コンセントが接触不良
コンプレッサーが故障している
ファンモーターが故障している
冷媒が漏れている
ドアの開閉不良
サーモスタットの故障
ドアシールの損傷
といったものが考えられます。
電源コンセントが抜けている場合、冷蔵庫は動作しません。電源コンセントを確認して、差し込み口にしっかりと差し込めば解決しますが、冷蔵庫内の電気がつくのであれば電源コンセントの問題ではなさそうです。
全く冷えない場合、後ろの黒いコンプレッサーが熱ければコンプレッサー起動不良。常温なら温調サーモスタットの故障です。
上記の原因の中で、自分で対処できるものは、温度設定を上げたり、電源コンセントを確認したりすることです。それ以外の原因は、専門家に修理を依頼する必要があります。
一般的に、冷蔵庫の法定耐用年数は6年です。法定耐用年数は、事業の固定資産として使える期間として国が定めるもので、減価償却費を算出するときに用いられます。
一方、各メーカーが独自のデータによって定めている期間は「耐久年数」と呼ばれます。
「耐久年数」は、メーカーや製品によって異なりますが修理するための部品をメーカーが保有する期間は決まっています。
この期間は、一般的には5年から10年程度とされています
温度設定が低すぎる
冷蔵庫の温度設定が低すぎると、冷蔵庫内の空気が凍りついてしまい、冷えなくなってしまいます。温度設定を上げることで、解決できます。
電源コンセントが接触不良
電源コンセントが接触不良の場合、冷蔵庫は動作しません。電源コンセントを確認して、差し込み口にしっかりと差し込んでください。
コンプレッサーが故障している
コンプレッサーは、冷蔵庫内の空気を循環させるための冷却装置であり、動力源であるモーターと一緒に冷媒ガスを循環させることで冷却します。もしコンプレッサーが故障している場合、モーターが回転しなくなり、冷媒ガスが循環せずに温度が上昇してしまいます。この場合、コンプレッサーを交換する必要があります。
ファンモーターが故障している
ファンモーターは、冷蔵庫内の空気を循環させるために必要な部品です。ファンモーターが故障している場合、冷蔵庫は動作しません。専門家に修理を依頼する必要があります。
冷媒が漏れている
冷媒は、冷蔵庫内の空気を冷やすために必要なものです。冷媒が漏れている場合、冷蔵庫は動作しません。専門家に修理を依頼する必要があります。
ドアの開閉不良
ドアの開閉不良は、冷気が逃げてしまう原因となります。ドアの開閉不良を修理することで、解決できます。
ドアシールの損傷
ドアシールは、冷蔵庫と冷凍庫のドアと本体の間にあるゴムのパッキンで、ドアが閉まったときに隙間ができないように密着させ、外気の侵入を防ぐ役割があります。もしドアシールが損傷している場合、外気が侵入し、冷蔵庫内の温度が上昇してしまいます。この場合は、ドアシールを交換する必要があります
サーモスタットの故障
サーモスタットは、冷蔵庫内の温度をセンサーで感知し、適切な温度になるようにコンプレッサーやファンを制御します。もしサーモスタットが故障している場合、正しい温度制御ができなくなり、冷蔵庫内の温度が上昇してしまいます。この場合は、サーモスタットを交換する必要があります。
冷蔵庫が冷えないけど電気はつく場合はパネルの内側の冷却器の霜(氷)もチェック
冷蔵庫が開けると電気が着くのに冷えていない場合、完全に冷えなくなったのではなく、冷え方が悪くなったのであれば、冷凍庫の奥のパネルの内側に冷却器があります。
その周りに大量の氷がはりついていて、冷気の循環を悪くしていると思います。
コンセントをぬいて氷を落とせば一時的に復旧しますが1~2ヶ月ほどで再発します。
根本原因は凍結防止ヒータが断線したことでしょう。メーカによる修理要。
まとめ:冷蔵庫が冷えないけど電気はつく!原因・修理は?
冷蔵庫を開けると電気着くのに中が冷えていない、さらに冷凍庫も冷えず食品が溶けてきているような場合。
扉パッキンの隙間やドアの閉め忘れによる冷却器への霜付きが疑われるようでしたら、下記を試してみましょう。
コンセントを抜いて、ドアのを開けっ放しにして冷却器の霜を全て溶かしてください。(蒸発皿に水が出てこなくなるまで1日以上かかるかも)
コンセントを挿して12時間後に元通り冷えているなら故障ではありません。
それでダメなら故障の可能性が高いです、
特定部品の交換で直るかどうかはメーカーに見てもらわないと判らないと思います。
冷蔵庫を購入してから既に10年以上が経過している場合、買い替えを検討したほうが良いかもしれません。
内閣府の消費動向調査によると、2人以上の世帯の冷蔵庫の平均使用年数は12.9年で、故障が原因で買い替えているのは55.1%になっています。
また、10年以上経過した冷蔵庫は、省エネ性能が低下しているため、新しい冷蔵庫に買い替えることで電気代を節約することができます
10年以上使われている冷蔵庫を買い替えるメリットは以下のようになります。
エネルギー効率の向上
新しい冷蔵庫は、エネルギー効率がよくなっているため、より少ない電力で同じ冷却能力を実現できます。これにより、電気代を削減することができます。
新しい機能の導入
新しい冷蔵庫には、より高度な機能が搭載されている場合があります。例えば、スマートなコントロール機能や、自動水補給機能、空気清浄機能などがあります。
冷却能力の向上
新しい冷蔵庫は、より効率的な冷却システムを採用しているため、食品をより早く冷やすことができます。また、食品を長く新鮮な状態で保管することができます。
デザインの改善
新しい冷蔵庫は、よりスタイリッシュで洗練されたデザインになっていることが多いため、インテリアに合わせて選ぶことができます。
冷蔵庫の買い替え時のポイント
冷蔵庫選びのポイントを以下にまとめました。
サイズと収納力
エネルギー効率
冷却方式
機能性
メーカーと保証
また、予算に余裕があれば家のインテリアに合わせた、スタイリッシュなデザインを選ぶと良いでしょう。
サイズと収納力
家族の人数や冷蔵庫を置く場所に合わせて、適切なサイズと収納力を選びます。
エネルギー効率
省エネ基準をクリアしたエネルギー効率の良い製品を選ぶことで、電気代を節約することができます。
冷却方式
直冷式とフロストフリー式があります。フロストフリー式は、霜取りが不要で手間がかからないのが特徴です。
機能性
例えば、自動補充や湿度コントロールなど、便利な機能が付いているものを選ぶことで、より快適な生活を送ることができます。
メーカーと保証
信頼性の高いメーカーの製品を選び、長期間の保証期間が付いているものを選ぶことで、故障時の心配を減らすことができます。