映画「リメンバー・ミー(Rememer Me)」で犬のダンテはミゲルといつも一緒にいる、元気なノラ犬。
犬のダンテなぜミゲルと共に死者の国へ行けたんでしょうか?死んだ?
リメンバーミーで犬のダンテなぜ死者の国にいけた?いつ死んだ?
映画「リメンバー・ミー(Rememer Me)」の作中で描かれていたのは、動物は、死者の日に現世に戻って来た、死者の姿が見えている…と言うコトがまず一つ。
死者の国で、死者が迷わないように、道案内をしてくれる精霊=アレブリヘスが居て、色んな動物が、アレブリヘス(魂の案内人)に成れる、と説明されていました。
つまり、『リメンバー・ミー』の世界観では、犬のダンテのような動物は、現世と死者の国と、両方に属する生き物という設定なのかもしれません。
多分ミゲルがエルネストの祭壇の上に飾ってあったギターを弾いた時にダンテが見てたんだと思います。
それかミゲルが祭壇から離れてパニック状態になってる時にダンテがエルネストのギターをいじって一緒に来たかですね。
なので、ダンテは、友達であるミゲルが、ギターを盗んで、疑似死者となった時も、ミゲルの姿が見えていて、ミゲルに付いていったら、動物だから、マリーゴールドの橋も、なんとなく、渡れちゃったのだと思います。
ミゲルは呪われて、死者になる途中なので、イレギュラーですが
現世で祭壇に、自分の写真が飾られていることと
現世で記憶している人が生きていること
という基準を満たしていたので、現世との繋がりを保ったまま死者の国に行くことができました。
で、ダンテは、死者の国で、ミゲルを救う為に、自分の身を犠牲にすると言う、尊い行為をしたので、晴れてアレブリヘスへと昇格できたのでしょう。
映画の設定も、そもそも、名前のダンテとは、ダンテ・アリギエーリの小説 『神曲』の主人公の名前で、主人公ダンテは、死者の国(地獄、煉獄、天国)を旅をしながら、様々な試練に遭うと言う物語です。
野良犬ダンテは、最初から、ミゲルのアレブリヘスになるものとして、設定されていたのですね。