ドラマ「リモートで殺される」はコロナによる緊急事態宣言を受けてマルチプロデューサーの秋元康さんが発案したドラマ。
「緊急事態宣言解除後に備えて作品を生み出さなくてはいけない。」という使命感によって生み出され、
テレワークやオンライン授業の利用者が一斉に増えた背景から「リモート会議」という新たな設定が特徴のドラマとなっています。
「リモートで殺される」あらすじ
緊急事態宣言による自粛期間の最中、リモートで集まった高校時代の同級生6人。
消えた同級生の行方は?
過去に転落死した女子高生は本当に自殺だったのか?
登場人物たちはリモートでその真相を探るうちにリアルタイムで起こる連続殺人事件に巻き込まれていく…
「リモートで殺される」の相関図
高校時代の同級生でリモート会議に参加するのは下記の6人。
野島 絵里(本田翼)
野村 優作(新田真剣佑)
藤原 太(柄本時生)
井上 透(早乙女太一)
北川 淳二(前野朋哉)
松園 佳代子(前田敦子)
松園 佳代子(前田敦子)
学生時代に屋上から転落死した同級生が田村由美子(齋藤飛鳥)となっています。
藤原太の元に、朝、「“古郡一馬”くん知っていますよね?最近、連絡がなかったか?」と、刑事が二人訪ねてきたと言う。
他にも、実家に地元の警察が来たという仲間もいて。
高校時代の友人・古郡一馬が、「どうやら、何かやったらしい」という話……。
高校卒業以来、誰とも会っていないと思われていた古郡だったが、「先週会った」と言うものや、元恋人の野島絵里も「最近、時々会っていた」と言う。
古郡は、高校時代に自殺した田村由美子(齋藤飛鳥)が死んだ時、「僕たち以外に誰か屋上にいた」と話したという。
6人が秘密にしている「あのこと」を思い出す。
その時、ニュースで「火事が起き、古郡一馬の部屋から出火し、焼死体が出た」と流れる。古郡一馬は死んだのか!?
と、その中の一人の玄関のチャイムが鳴った。「えっ?誰……?」
リモート画面の向こう側で一体何が起きているのか!?
“古郡一馬”の行方は?高校時代の“田村由美子”は本当に自殺だったのか?
「リモートで殺される」結末ネタバレ!犯人は誰?
「リモートで殺される」のドラマ放送終了後に更新予定
秋元康さんといえば「あなたの番です」では多くの伏線を残したまま結局は快楽殺人と思わせるな結末という形で幕引きとなり、ネットでは話題作だっただけに賛否両論が巻き起こりましたね。
「リモートで殺される」に関しても、誰かが田村由美子の復讐のために犯人となったとかべたな結末ではなくて、
予想の斜め上を聞く犯人・動機が用意されているんじゃないでしょうか。
また「リモートで殺される」では6人が住むそれぞれの部屋が主な舞台という、ちょっと特殊なシチュエーションとなっています。
過去には似たような構成の映画・ドラマとして
12人の優しい日本人
キサラギ
悪夢のエレベーター
などがあります。
この3作品はいずれも登場人物が1つの空間(会議室やエレベーターなど)に集められ、回想シーンなどを除くとほぼすべてがその空間内で話が進んでいきます。
12人の優しい日本人では、元夫を殺害した容疑をかけられている女性は犯人なのか?無実なのか?を12人の陪審員の意見にゆだねられるもの、有罪と無実をめぐって意見があっちこっちに流れていきます。
キサラギでは、自殺したアイドルの元ファンが追悼のために集まったという名目で、実はアイドルを自殺に追い込んだ犯人があぶりだされていきます。
悪夢のエレベーターでは、偶然を装ってエレベーターに閉じ込められた人たちが実は探偵社の人たちでターゲットの浮気夫を罠にはめる、といった話になっています。