ドラマの歴代視聴率を調べてみると『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」や
「ロングバケーション」「101回目のプロポーズのように恋愛ドラマが数多くランクインしていることがわかります。
フジテレビの月曜9時のドラマ枠と言えば通称「月9」とも呼ばれ恋愛ドラマを中心に
トレンディードラマというジャンルを築いてきたものの、最近はドル箱だったはずの恋愛ドラマ離れが顕著になってきているようですね。
恋愛ドラマ離れ理由は何?録画でがリアルタイム視聴しないことが原因?
2019年秋のドラマの平均視聴率を調べてみると、
- ドクターX 18.9%
- 相棒 season18 13.7%
- グランメゾン東京 12.5%
- 科捜研の女 11.8%
- シャーロック 10.6%
といった感じで、10%越えのドラマも数多くあるので、ドラマ自体の視聴者離れが起きているわけではなく、
恋愛ドラマに限定してドラマ離れは進んでいるようですね。
純粋な恋愛ドラマといえば「モトカレマニア」が挙げられますが平均視聴率は4.5%と、
木曜夜10時という時間帯であることを考慮しても、決して良い数字とは言えません。
報道によると恋愛ドラマ離れが進んでいる理由としては、
30代以上や既婚者が恋愛ドラマを視聴しなくなった(飽きた)
恋愛ドラマをヒットに導く若手スターの不在
テレビにはエンタメ性を追及している
といった要因が挙げられています。
恋愛ドラマ離れの理由はスマホの若い年齢層のテレビ離れが原因か?
個人的には全体的にテレビ離れが進んでいてその中でも特に恋愛ドラマ離れにその傾向が現れているように感じます。
スマホの若い年齢層のテレビ離れが顕著なのは明らかですが、
彼らは別に恋愛に関して無関心というわけではなく実際にネットでは恋愛ネタは鉄板中の鉄板。
テレビでも「あいのり」はバラエティ番組の枠組みではあるものの、どちらかというと恋愛に真剣に向き合っているし、
同じく「テラスハウス」が放送されるたびに見てしまう若い年齢層はたくさんいます。
こうした恋愛に敏感な年齢層がそもそもテレビを見る習慣が亡くなってきていることが、
ひいては恋愛ドラマ離れを招く理由になっている気がします。
視聴率が取れなくなってきたという理由でゴールデンタイムには現在、アニメはほとんど放送されなくなるなど、
むしろテレビ局の方が若い年齢層向けではなく高い年齢層向けに番組を制作していることが、
恋愛ドラマ離れの流れを加速しているように思えてなりません。