理学療法士国家試験の問題は、厚生労働省より発表される出題基準に基づいて出題されてます。
2022年第57回理学療法士国家試験は下記のような日程・内容で行われました。
■理学療法士国家試験の日程・時間
< 筆記試験 >
令和4年2月20日(日曜日)
午前 9:50~12:30
午後 14:20~17:00
< 口述試験および実技試験 >
令和3年2月21日(月曜日)
■理学療法士国家試験の出題範囲・問題数
試験形式:マークシートによる多肢選択方式
< 筆記試験 >
(1)一般問題
解剖学
生理学
運動学
病理学概論
臨床心理学
リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)
臨床医学大要(人間発達学を含む。)
理学療法
(2)実地問題
運動学
臨床心理学
リハビリテーション医学
臨床医学大要(人間発達学を含む。)
理学療法
<口述試験および実技試験>
重度視力障害者に対して、筆記試験の実地問題に代えて次の科目について行います。
運動学
臨床心理学
リハビリテーション医学
臨床医学大要(人間発達学を含む。)
理学療法
■お問い合わせ
理学療法士国家試験運営本部事務所
〒130-0022
東京都墨田区江東橋2丁目2番3号 倉持ビルディング第2ビル6階
TEL:03-6659-9687
理学療法士国家試験解答速報2022
2022年の第57回理学療法士国家試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
PTOTSTワーカー
鰐部ゼミナール
twitterのハッシュタグ「#理学療法士国家試験解答速報」
5ch
「資格の大原」や「LEC東京リーガルマインド」では理学療法士国家試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#理学療法士国家試験」や「#理学療法士国家解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
なお正式な解答は後日、厚生労働省のHPで過去問として発表されるのが通例となっています。
「第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について」といったタイトルで公開されるとみられます。
ただ、純粋に過去問と正答のみで解説はついていません。
第57回理学療法士国家試験の合格率,合格基準は?
理学療法士国家試験の問題数及び配点は次のようになっています。
■問題数
午前:100問
午後:100問
合計:200問
■配点
一般問題:1問1点×160問=160点
実地問題:1問3点×40問=120点
合計:280点
一般問題を1問1点、実地問題を1問3点とし、総得点と実施問題の両方で合格基準を満たせば合格できます。
※不適切問題のため合格基準は年により変動します。
■ | 合格基準(得点/満点) | 得点率 |
55回(2020年) | ・総得点167点以上/277点 ・実地問題43点以上/120点 | ・総得点60.3% ・実地問題35.8% |
54回(2019年) | ・総得点164点以上/272点 ・実地問題41点以上/117点 | ・総得点60.3% ・実地問題35.0% |
53回(2018年) | ・総得点165点以上/274点 ・実地問題40点以上/114点 | ・総得点60.2% ・実地問題35.1% |
52回(2017年) | ・総得点168点以上/280点 ・実地問題43点以上/120点 | ・総得点60.0% ・実地問題35.8% |
51回(2016年) | ・総得点165点以上/274点 ・実地問題41点以上/117点 | ・総得点60.2% ・実地問題35.0% |
■理学療法士国家試験の合格率推移
実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2019年 | 12,605人 | 10,809人 | 85.80% |
2018年 | 12,148人 | 9,885人 | 81.40% |
2017年 | 13,719人 | 12,388人 | 90.30% |
2016年 | 12,515人 | 9,272人 | 74.10% |
2015年 | 12,035人 | 9,952人 | 82.69% |
第57回理学療法士国家試験の難易度,受験生感想まとめ
理学療法士になるには「理学療法士国家試験」に合格する必要があります。