久保建英がマジョルカ(スペイン1部)で存在感を示すプレーを見せながらもゴールを決めきれない中、
レアルマドリードでは同じく18歳のロドリゴ・ゴエスが初出場をすると、
なんと1分後にはゴールネットを揺らすシュートを決め、初出場で初ゴールという異例のデビュー戦となりました。
ロドリゴ・ゴエスのwikiプロフィール
レアルマドリードと言えば、今季に日本が誇る至宝、久保建英も完全移籍をし、
スペインリーグ(リーガエスパニョーラ)が始まる前の遠征試合でたびたび出場機会を得ていたものの、
結局、トップチーム定着を果たすことができず同リーグのマジョルカへレンタル移籍となりました。
久保建英は、ライバルとのトップチームのレギュラー競争に負けてしまったわけですが、
ロドリゴ・ゴエスはそのうちの一人。
- 本名:ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス(Rodrygo Silva de Goes)
- 生年月日:2001年1月9日
- 出身地:サンパウロ州オザスコ(ブラジル)
- ポジション:フォワード
- 身長:173cm
- 体重:63kg
- 背番号:27
- 利き足:右足
プロサッカー選手だった父の指導の下でサッカーの腕を磨いたロドリゴ・ゴエスは
8歳でブラジル強豪のサンパウロFCのフットサルチームに入団。
その後、同じくブラジル強豪として知られネイマールも在籍していたサントスFCに移籍すると、
ネイマールのプレーを徹底的に分析するその姿勢から「NEWネイマール」と呼ばれるように。
U-17サンパウロ選手権では22試合に出場し24ゴールを上げたことが評価され、
サントスFCと2017年から5年間のプロ契約を結ぶものの、
2018年6月にはレアル・マドリードとFCバルセロナの一騎打ちの末に、
レアルマドリードへ移籍を果たしていました。
ロドリゴ・ゴエス(レアルマドリード)の経歴
久保建英も出場機会を得ていた2019年のICCではバイエルン戦で直接FKを沈めるなど、
素人目から見ても久保建英よりもロドリゴ・ゴエスの方が頭一つ分以上は抜けていたように感じます。
ただブラジルA代表にはまだ選出された実績はなく、
- ブラジルU-17
- ブラジルU-20
に選出されているのみ。
日本よりもずっと選手層が分厚いサッカー大国のブラジルですが、
ロドリゴ・ゴエスのA代表入りも近い将来に実現するんじゃないでしょうか。
ロドリゴ・ゴエスがサントスFCからレアルマドリードに移籍をした際の移籍金は、
4500万ユーロ(当時のレートで約58億円)と10代のサッカー選手としては、
歴代2位、3位に入ると思われます。(歴代1位はアントニー・マルシャルの約67億円)
ロドリゴ・ゴエスの市場価値に関しても、
21歳以下のランキングで17位の3000万ポンド(約40億円)。
香川真司の市場価格が最も高いとされていたマンチェスター・U移籍直後でも、
約28億6000万円だったので、ロドリゴ・ゴエスの評価の高さがうかがえますね。