ローファーの踵が歩くたびにカポカポ抜けてしまう場合、どうすれば良いんでしょうか?応急処置は?
ローファーのかかとが浮くのはしょうがないんでしょうか?
ローファーでかかとが抜ける!かかとがパカパカ浮く原因・応急処置は?
ローファーでかかとが浮く(踵が抜ける)原因は
①踵自体が緩い、あるいは笑っている
②甲が緩い。
③ソールが馴染んでおらず、踵がついてこない。
甲が緩すぎると履いただけでは踵ピッタリでも、歩くと足が前に滑るのでかかとが浮いたり抜けることがありまsう(要は足が前にずれるので、結果、踵に隙間が出来る)
ローファーのかかと抜けの応急処置・対策としてヒールグリップを使うのが一般的ですが効果を発揮するのは、①の場合のみ。
②も良さそうに感じるかもしれませんが、「履いた時点では踵ピッタリ」と言う事は、脱ぎ履きする時にヒールグリップが剥がれてしまいます。
③の場合も、ヒールグリップ程度(要は両面テープで張り付ける程度)では耐え切れず、すぐに剥がれてくると思います。
②の場合は、ハーフソールを入れるか、甲の裏に当て革を貼り付ける。簡単に言えば、甲が緩すぎるので、上か下に物を貼って狭くしましょうと言う事です。
①~③共通で1番確実なのは、踵にスポンジを貼り、その上から革を縫い付ける方法。これなら脱ぎ履きで剥がれたりしません。
ただ、加工が難しい(加工自体は簡単ですが、きれいに仕上げるのが難しいので、リペアショップに任せた方が無難)のと、③の「ソールが馴染んでいない」の程度問題で、ソールが硬すぎる場合は、それでも踵が抜けそうになる為、狭くした分踵ずれが酷くて履けなくなるかも知れません。
紐のないローファーは脱ぎ履きしやすく適度にカジュアルで素足に履いても雰囲気あって良いのですが、その紐がないのがクセモノで小指と親指の付け根と踵の両サイドで押さえて履く物です。その4点で押さえて履く為に、ちょっと幅が広いだけでも足が本来なら捨て寸になるはずのところ迄入ってしまい踵が浮きます。長さが長くても駄目なので縦寸で丁度良いところで取らないと駄目です。なので足入れして痛くない程度に少々きつめで足が当たるぐらいじゃないと駄目です。それがキツ過ぎると痛くて歩けないし、本当にジャストサイズを探さないといけないのです。