「ハリーポッターと死の秘宝」で、なぜロンは蛇語(パーセルタング)を話せたんでしょうか?パーセルマウス?
ロンいわくハリーの真似したらできたとのことですが、蛇語(パーセルタング)はパーセルマウスじゃなくても勉強や学習によって習得できるんでしょうか?
ロンがなぜ蛇語(パーセルタング)?ハリーポッター
「ハリーポッター」の世界では「ハリーポッターと秘密の部屋」で「蛇語を話せる人はほとんどいない」とダンブルドアが指摘していました。
蛇語(パーセルタング)を話せるパーセルマウスのほとんどはハリー・ポッターを除いてサラザール・スリザリンの子孫とされていますが、ロンが蛇語を話せるということはヴォルデモートやとハリーの特別な繋がりがある?
ただロンに関しては蛇語(パーセルタング)を自由に話せたわけではありません。
あくまでも「開け」という単語を聞き覚えていただけです。
「ハリーポッターと死の秘宝」下巻(ハードカバー)352ページには、次のようなロンのせりふもみられます。
「君がロケットを開けるとき、こうやったのさ」(中略)「ちゃんとできるまでに、何回か失敗したけどね」
ちなみに、なぜトム・リドル(ヴォルデモート)も蛇語(パーセルタング)をを話せるパーセルマウスなのかというと、やはりサラザール・スリザリンの子孫だからです。
サラザール・スリザリンは
ゴドリック・グリフィンドール
ヘルガ・ハッフルパフ
ロウェナ・レイブンクロー
とともにホグワーツの創始者である人です。
蛇語を話せる人をパーセルマウスと言いますが、サラザール・スリザリンはパーセルマウスでした。
パーセルマウスの能力は遺伝するのでヴォルデモートは蛇語を話せるというわけです。
パーセルマウスはほとんどいないのでパーセルマウスというだけでスリザリンの継承者(=サラザール・スリザリンの子孫)=スリザリンは悪の魔法使いが多い=悪の魔法使いと思われてしまいがちですが善良で偉大な魔法使いなら話せる人もいるそうです。
作中では遺伝によってパーセルマウスであるのはヴォルデモートの血筋しか出てきていませんが、ハリーはハリーの中にヴォルデモートの魂の一部がしがみついていたのでヴォルデモートの魂が死ぬまでパーセルマウスでした。
あと、ロンがハリーの真似をして蛇語を話したらそれがたまたま通じたというときもあります。
ダンブルドアもパーセルマウスから蛇語を習い蛇語を話せます。
ハリーが蛇語(パーセルタング)を理解できるようになったのも、結果的にヴォルデモートのパーセルマウスという能力もその身に宿してしまったからです。
ヴォルデモートの魂は度重なる分割によって不安定になっており、そのため、一歳のハリーを襲った時に、・魂の一部がハリーの体の中に入ってしまいました。
そのさい、蛇語を話す能力もハリーの中に入りました。
「死の秘宝」の森の場面でヴォルデモートの一回目の攻撃を受けた時、ハリーの中のヴォルデモートの魂はなくなり、蛇語を話す能力も失われました。