車ルームランプ(室内灯)がつかない原因は?消えないルームランプ(室内灯)の修理代は?

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車のルームランプ(室内灯)がつかない、
もしくは消えない原因として考えられるのは、

バルブ(電球)の寿命
ルームランプスイッチの接触不良・故障
ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障
断線・ヒューズ切れなど電気系統の故障
ECU(制御ユニット)の故障

といった点が考えられます。

ヒューズやバルブ切れ程度であれば、素人でもdiyで修理することは出来そうですが、
スイッチの故障や電気配線の断線といった故障が原因だった場合、
自動車修理工場に車を持ち込んで修理をしてもらう必要があります。

特にECU(制御ユニット)の故障が原因だった場合、
ECUの一時的なエラーであればすぐにルームランプは復旧するものの、
仮にECUの交換が必要となった場合、部品代がかなり高額になってしまうため、
新車じゃなければ、いっそのこと車の買い替えを検討したほうが良いかもしれません。

ルームランプ(室内灯)は道交法では設置の義務はなく、
車検でも検査項目の一つにはなっていません。

消えない・つかないルームランプ(室内灯)状態でも車検に通ると思われますが、
ルームランプ(室内灯)の点灯・消灯で半ドアになっていないかどうかを確認できないなど、
意外と不便なのでルームランプ(室内灯)もやはり早目に修理してもらうべきでしょう。

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ルームランプ(室内灯)1日つけっぱなしでバッテリーは?

ルームランプ(室内灯)を5時間とか10時間とかつけっぱなしにすると、
バッテリーがあがってしまうのかというと、半日程度なら大丈夫かもしれませんが、
1日もつけっぱなしだとバッテリー上がりの危険が高くなります。

ルームランプ(室内灯)がLEDランプタイプだった場合には、
もう少しバッテリーが上がるまでに時間が持つかもしれませんが、
1日も持たないと考えたほうが良さそうです。

万が一、ルームランプ(室内灯)をつけっぱなしにした結果、
バッテリー上がりが起きてしまったら、車を動かすことができません。

特にエンジンをスタートさせるためには大きな電力が必要になるため、
何とかしてバッテリーを充電しなければいけません。

具体的には、

  • バッテリーを交換する
  • JAFに救援に来てもらう
  • ブースターケーブルを使う
  • ジャンプスターターを使う

といった手段で対策をする必要があります。

とりあえずエンジンさえ始動させることができれば、
後はエンジン動力によって勝手にバッテリーが充電されていきます。

ルームランプ(室内灯)がつかない原因

ルームランプ(室内灯)のスイッチをカチカチ押してみても、
明かりがつかない(点灯しない)状態になってしまった場合。

何が原因でルームランプ(室内灯)が
つかなくなっているのかというと、

  • バルブ(電球)の寿命
  • ルームランプスイッチの接触不良・故障
  • ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障
  • 断線・ヒューズ切れなど電気系統の故障
  • ECU(制御ユニット)の故障

といった点が考えられます。

車種によっては、リア側のルームランプ(室内灯)と、
フロントのルームランプ(室内灯)が連動しないタイプもあります。

たとえば、運転席のドアを開けるとフロント側のルームランプ(室内灯)は点灯するけれど、
リア側〈後部座席側)のルームランプ(室内灯)が点灯しないのは、
正常かもしれないので、説明書を確認してみてください。

バルブ(電球)の寿命

車のルームランプ(室内灯)は家庭にある一般的な照明と同じように、
電球(バルブ)が使われています。

LEDではない従来のタイプのバルブ電球の場合、
中にはフィラメントが使われているので、
フィラメントに電流を流し続けることで徐々に劣化していきます。

最終的にフィラメントが損耗して物理的に切れることがあり、
当然、ルームランプ(室内灯)は点灯しなくなります。

バルブ電球切れが原因で車のルームランプ(室内灯)がつかない場合には、
運転席側(フロント側)のルームランプはつくけれど、
リア側(後部座席)のルームランプが点灯しない
といった状況が起こりやすいです。

ルームランプスイッチの接触不良・故障

ルームランプ(室内灯)のそばにカチカチとスイッチがあったり、
もしくはルームランプ(室内灯)自体が大きなボタンスイッチになっていることがあります。

スイッチを切り替えたりボタンを押すたびにON・OFFが切り替わって、
ルームランプ(室内灯)がついたり消えたりを繰り返しています。

ルームランプ(室内灯)の内部ではON・OFFを切り替えるために、
物理的に電気配線を切り替える仕組みになっているものの、
スイッチが電気配線部品と接触不良を起こしていたり、
そもそもスイッチが故障しているとON・OFFを切り替えられなくなります。

ルームランプ(室内灯)のスイッチをどれだけ押そうが、
力をこめて強く押そうがつかなくなります。

ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障

たいていの車はドアを開閉するタイミングで
ルームランプ(室内灯)もついたり消えたりするようになっています。

車のドアを良く見てみると車の本体と接する部分に
ドアスイッチ(カーテシスイッチ)と呼ばれるスイッチがあり、
このスイッチを車のドアで物理的に押すことで、
ドアがきちんとしまっているか(半ドアになっていないか)をチェックしています。

厳密には、ルームランプ(室内灯)はドアスイッチ(カーテシスイッチ)と連動しているため、
もし、ドアスイッチ(カーテシスイッチ)が故障していたり接触不良を起こしていたら、
ルームランプ(室内灯)もつかなくなることがあります。

ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の異常が原因だった場合、
半ドア警告灯もつきっぱなしで消えない状態になっているはずです。

断線・ヒューズ切れなど電気系統の故障

ルームランプ(室内灯)を点灯させるには、
バッテリーもしくは発電機(オルタネーター)から電力を供給しなければいけません。

電気配線回路(サーキット)が物理的につながっている必要があるものの、
もし配線がどこかで断線していた場合、
スイッチを押してもルームランプ(室内灯)はつかなくなります。

もしくは、車にはブレーカーの役割を果たす「ヒューズ」という部品があり、
ヒューズが切れている場合にもルームランプ(室内灯)はつかなくなります。

ヒューズは車の様々な電気部品ごとに使用されていて、
過剰な電流が流れて電気部品が故障するのを防ぐ役割があります。

ECU(制御ユニット)の故障

ルームランプ(室内灯)がつかない原因としては考えにくいものの、
ECU(制御ユニット)の故障が起きている可能性があります。

ECUとは車で使用されている様々な電気部品を中心に、
様々な部品の働きをコントロールしていて、今やエンジンの次に重要な装置です。

ECUに何らかの不具合が生じていることが原因で、
ルームランプ(室内灯)がつかないことも考えられます。

ルームランプ(室内灯)が消えない原因

ルームランプ(室内灯)がつかないのではなくて逆に消えない場合には、
どういった原因が考えられるかというと、

ルームランプスイッチの接触不良・故障
ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障

のどちらかになると思われます。

いずれにしても、ルームランプ(室内灯)のスイッチが
常に「ON」の状態になっていると考えられます。

ドアスイッチ(カーテシスイッチ)が原因だった場合、
運転席の警告灯ランプを見てみると、
半ドア警告灯もつきっぱなしで消えない状態になっているので判断しやすいと思います。

消えない・つかないルームランプ(室内灯)の修理方法

ルームランプ(室内灯)に消えない・つかないといった問題が生じている場合、

  • バルブ(電球)の寿命
  • ルームランプスイッチの接触不良・故障
  • ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障
  • 断線・ヒューズ切れなど電気系統の故障
  • ECU(制御ユニット)の故障

といった原因が考えられますが、
このうち私たちがdiyで修理できることと言えば、

  • 電球(バルブ)交換
  • 切れたヒューズ交換

程度になります。

電気配線の異常を調べるには車の内部を探る必要がありますし、
ドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障も、
素人にはそう簡単には治すことができません。

特にECU(制御ユニット)の故障は深刻な問題で、
設定を変更するだけで済むのならば修理代は安く済むものの、
ECU(制御ユニット)自体の交換修理が必要になると、
工賃は跳ね上がってしまいます。

安くても5万円は下らないといった感じで、
10万円前後の出費は覚悟しておいたほうが良さそうです。

ルームランプなんてめったに壊れる部品じゃないのに、そんな部品で問題が発生したわけですから、この先もいろんな部分にガタが来て修理代がかさんでしまう可能性は通常よりも高くなっているのは間違いありません。

それならば、新車に乗り換えちゃった方が、余計な修理代がかからないわけだし、経済的じゃないでしょうか。

一括見積もりサイトを使えば、
自分が住んでいる地域の業者に対して
一気に見積もり依頼を出せます。

・メーカー
・車種
・年式(多少ずれていてもOK)
・走行距離(多少ずれていてもOK)

の4項目と連絡先を入力すれば良いので、
作業はスマホからでも一分もあれば完了。

逆に言うと、サイトを使わず自力で業者を探していたら、苦労した挙句に10万円以上も損をする可能性もゼロではありません。

そう考えると、一分の手間を惜しまず、すぐに見積もりを取り寄せておいて損はないんじゃないでしょうか。

ちなみに、今すぐ売却する意思はなかったとしても、早めに査定は依頼した方が良いですよ。

車の価値は時間とともにどんどん落ちて行きますが、それ以上に深刻なのがモデルチェンジです。

こういった情報が公開されるや否や、激しい値崩れを起こしてしたことが過去にあるようです。

査定結果にはたいてい、一ヶ月くらいの保証期間がついています。

明日とか明後日に値崩れが始まっても、高い金額のまま買い取ってもらうことができますよ。
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【カーネクスト】

電球(バルブ)交換の注意点

まずルームランプ(室内灯)にも様々な種類があり、

LED:T10×10mm(筒型ウェッジタイプ)
LED:T10×31mm(ロケット型)
フィラメント電球:G14/BA9S

などなどがあります。

ここ最近で広く使われているのが「T10×10mm」で、
フィラメント電球の「G14/BA9S」は「G14」がガラス球の規格で、
「BA9S」は口金の規格を示しているため、自分の車に合ったものを選ばなければいけません。

車の説明書を持ってオートバックスやイエローハットの店員さんに聞くと確実です。

実際の交換作業にあたっては、くれぐれも感電・過放電に気を付けるようにしてください。

基本的にルームランプ(室内灯)にはスイッチのON・OFFに関わらず、
電気が常時供給されています。

安易に交換作業をしてしまうと電気配線をショートさせてしまい、
ヒューズ切れを招くことがあります。

ルームランプを交換するときは、安全のためにバッテリーのマイナス端子を外しておくか、
もしくはあるいはルームランプのヒューズを外しておくようにしましょう。

切れたヒューズ交換の注意点

ルームランプ(室内灯)と同じくヒューズも
基本的には常に通電されっぱなしの状態です。

下手に手を出してしまうとショートをさせてしまい、
他のヒューズ切れまで起こしてしまうことがあり得るので、
念のため、バッテリー端子をはずしておくと安心です。

ルームランプ(室内灯)がつかない車の車検

ルームランプ(室内灯)に関して道交法では特に明記されていません。

道交法第62条には

  • 前照灯(ヘッドライト)
  • 番号灯(ナンバープレートライト)
  • 尾灯(テールランプ)
  • 制動灯(ウィンカー)

といった項目はあるものの、ルームランプ(室内灯)には触れていないので、
設置の義務はないと考えられます。

当然、ルームランプ(室内灯)は車検でも検査項目にもないので、
ルームランプ(室内灯)がつかない・消えないといった状態でも、
車検には通るものと思われます。

ただし、ECUの故障やドアスイッチ(カーテシスイッチ)の接触不良・故障など、
ルームランプ(室内灯)以外の原因があった場合には、
車検で落とされる可能性が出てきます。

ただ、ルームランプ(室内灯)がつかない・消えない状態というのは、
半ドアになっていないかどうかを確認できなくなります。

暗い中で車の中が良く見えないなど、意外と不便なので
ルームランプ(室内灯)もやはり早目に修理してもらうべきでしょう。

車の室内灯ルールでなぜ違反?

カーナビは夜間モードなると逆にバックライトが暗くなって見づらくなるのはどうしてなんだろう?
目を光の強さに慣らすためなのかと思っていたんですが、理由は違ったみたいですね。

車を走行中の車内灯について、道路交通法ではスピード違反や夜間のヘッドライト(前照灯)未点灯といった違反とは違い、
明確に規定されているわけではありません。

ただ取締り中の警察官によっては室内灯点灯して走行していると注意されるケースがあるとのことですが、
その理由は室内灯が直接の原因ではなく、道路交通法で定められている「安全運転の義務」に該当する疑いが持たれていると考えられます。

道路交通法第70条第1項には、以下の規定があります。

「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」

https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-safe-driving-violation/

ここで言う安全運転義務違反は

  • 操作不適(ブレーキ操作不適、ハンドル操作不適)
  • 前方不注意(脇見運転、漫然運転)
  • 動静不注視
  • 安全不確認
  • 安全速度違反
  • 予測不適
  • その他

の7つに区分されますが、室内灯点灯走行に関してはおそらくは「その他」に分類されるんじゃないかと思います。

他にも室内灯を点灯させて書類やスマホといった手元を確認しながら運転していた場合には、
前方不注意(脇見運転)に該当する危険運転と見なされたり、
室内灯が窓に反射して車内から外の道路状況が確認しづらくなると判断されると、
安全不確認が適用され、安全不確認となる可能性が出てきます。

車の室内灯ルール違反で減点・罰金は?

路線バスに関しては夜でも室内灯を点けたまま走行しているのが逆に普段の光景ですが、
一般車両とは反対に路線バスでは乗客の安全を確保する義務があることから、
必然的に室内灯も点灯させる義務が生じています。

もし一般車両で室内灯ルール違反(安全運転義務違反)と見なされた場合

■違反点数
2点

■反則金
大型車 12,000円
普通自動車 9,000円
二輪車 7,000円
原付 6,000円

となっていますが、もし反則金を支払わなかった場合には「3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金」を科せられることになります。

室内灯の車検は?

室内灯といえば、足元を照らすフットライトなどのように間接照明のある車もたくさんありますが対象外となっているようです。

室内灯に関しては車に装備しなければいけない様々なランプ類(灯火等)の取付位置や個数、照明の種類・明るさなどについて、
国土交通省が定める「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」の第62条でルールが定められています。

正確には室内灯以外の前照灯(ヘッドライト)、番号灯(ナンバープレートランプ)、尾灯(テールランプ)、制動灯(ブレーキランプ)について定められていて、
方向指示器(ウィンカー)については第63条の2で規定されています。

ざっと要約するならば、

  • 赤・オレンジ 全ての室内灯で使用禁止
  • 青・紫 フロントガラス付近の室内灯でのみ使用禁止、
  • その他:制限なし

といった感じで規定されているので、もし自分で車をカスタマイズして室内灯も自分好みに取り換えていた場合、
車検業者によっては車検を受け付けてくれないことがあるし、自分で車検をするユーザー車検をしても、
車検場の検査官によっては不適合と判断されて車検に落ちる可能性があります。;

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