車のルームランプ(室内灯)つけっぱなしでバッテリーは?

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ルームランプ(室内灯)1日つけっぱなしでバッテリーは?

ルームランプ(室内灯)を5時間とか10時間とかつけっぱなしにすると、
バッテリーがあがってしまうのかというと、半日程度なら大丈夫かもしれませんが、
1日もつけっぱなしだとバッテリー上がりの危険が高くなります。

車のバッテリーの容量は「5時間率容量(アンペア)」で表記されるようになっていて、

「40Ah」の場合は「8アンペア(A)の電流を5時間」
「50Ah」の場合は「10アンペア(A)の電流を5時間」

といった感じになります。

ルームランプ(室内灯)の電球1つを点灯させるために
必要な電流は、だいたい「0.9~1.2A」。

計算を簡単にするためにルームランプ(室内灯)のアンペアを「1A」とすると、
40Ahのバッテリーだと最大で40時間(二日間弱)は耐えられることになります。

ただルームランプ(室内灯)にはたいてい3つの電球が使われているので電流は3A必要になるし、
車のバッテリーがフル充電されることはほとんどなく、だいたい70%程度に抑えられています。

「40Ah」の70%は「28Ah」となり、ルームランプ(室内灯)で3Aが必要になりますから、
9時間ちょっとでバッテリーにたまった電力を全て消費し尽くすことになります。

ルームランプ(室内灯)がLEDランプタイプだった場合には、
もう少しバッテリーが上がるまでに時間が持つかもしれませんが、
1日も持たないと考えたほうが良さそうです。

ちなみに、ルームランプ(室内灯)以外のランプ部品の電流は、

ヘッドライト(ハロゲン球 Lo) 8.0~9.5A
スモールランプ 3.0A~4.0A
ハザードランプ 4.0~8.0A

といった感じになっているので、
ルームランプ(室内灯)をつけっぱなしにするよりもずっと早く、
バッテリー上がりを招く危険があります。

万が一、ルームランプ(室内灯)をつけっぱなしにしてバッテリー上がりを招いた場合、

バッテリーを交換する
JAFに救援に来てもらう
ブースターケーブルを使う
ジャンプスターターを使う

といった手段で対策をするしかありません。

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