作業療法士国家試験の問題は、厚生労働省より発表される出題基準に基づいて出題されてます。
2021年の第56回作業療法士国家試験は下記のような日程・内容で行われました。
■作業療法士国家試験の日程・時間
2021年2月21日(日)
午前(9時50分~12時30分)100問:2時間40分
午後(14時20分~17時00分)100問:2時間40分
■作業療法士国家試験の出題範囲・問題数
【一般問題】
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)、作業療法
【実地問題】
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)、作業療法
作業療法士国家試験解答速報2021
2021年の作業療法士国家試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
PTOTSTワーカー
twitterのハッシュタグ「#作業療法士国家試験解答速報」
5ch
「資格の大原」と「LEC東京リーガルマインド」では作業療法士国家試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#作業療法士国家試験」や「#作業療法士国家解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
なお正式な解答は後日、厚生労働省のHPで過去問として発表されるのが通例となっています。
「第56回理学療法士国家試験、第56回作業療法士国家試験の問題および正答について」といったタイトルで公開されるとみられます。
ただ、純粋に過去問と正答のみで解説はついていません。
作業療法士国家試験の合格率,合格基準は?
作業療法士国家試験の配点は
一般問題:1問1点(160点満点)
実地問題:1問3点(120点満点)
合格基準は、不適切問題のため合格基準は年により変動しますが一般的には次のとおりです。
実地問題:120点満点中43点以上
一般問題と実地問題の合計総得点が280点満点中168点以上
の両方をクリアすれば合格となります。
■ | 合格基準(得点/満点) | 得点率 |
55回(2020年) | ・総得点167点以上/277点 ・実地問題43点以上/120点 | ・総得点60.3% ・実地問題35.8% |
54回(2019年) | ・総得点165点以上/275点 ・実地問題43点以上/120点 | ・総得点60.0% ・実地問題35.8% |
53回(2018年) | ・総得点167点以上/277点 ・実地問題41点以上/117点 | ・総得点60.3% ・実地問題35.0% |
52回(2017年) | ・総得点167点以上/277点 ・実地問題41点以上/117点 | ・総得点60.3% ・実地問題35.0% |
51回(2016年) | ・総得点167点以上/278点 ・実地問題43点以上/120点 | ・総得点60.1% ・実地問題35.8% |
■合格率の推移
年度 | 受験者数(新卒者) | 合格者数(新卒者) | 合格率(新卒者) |
第51回(2016年) | 6,102人(5,004人) | 5,344人(4,711人) | 87.6%(94.1%) |
第52回(2017年) | 5,983人(5,303人) | 5,007人(4,800人) | 83.7%(90.5%) |
第53回(2018年) | 6,164人(5,289人) | 4,700人(4,435人) | 76.2%(83.9%) |
第54回(2019年) | 6,358人(5,137人) | 4,531人(4,108人) | 71.3%(80.0%) |
第55回(2020年) | 6,352人(4,795人) | 5,548人(4,515人) | 87.3%(94.2%) |
作業療法士国家試験の難易度,受験生感想まとめ
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