埼玉県内の公立高校の入学試験が2月21日から一斉に始まりました。
埼玉県教育委員会が2月16日に発表した埼玉県公立高等学校入学者選抜志願確定者数は、全日制の普通・専門・総合学科の合計で、入学許可予定者数3万5,130人。
志願確定者数は3万9,414人で、倍率は1.12倍でしたが難易度は?
埼玉県公立高校入試2024難易度は難しい?「問題が難しすぎた」
県公立高校入試 学力検査に約4万人/埼玉県
21日から県公立高校の入学試験が一斉に始まり、およそ4万人が学力検査に臨みました。
さいたま市浦和区の県立浦和高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かう姿が見られました。
県教育局によりますと、県内の公立高校の入試は全日制と定時制あわせて136校で行われました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/316c4cea899680dfd2e82535480e9ef0405b0af8
埼玉県内の公立高校の入学試験が2月21日から一斉に始まりました。
ネットに投稿された口コミを調べてみると、
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>大問1(長文読解・小説)は辻村深月著「この夏の星を見る」を題材とした問題でした。
都立高校も群馬県の公立高校も同じ小説が出題されているようです。
今年の入試出典のトレンドと言えそうですね。
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埼玉県の数学高校入試問題やったら40点だった 途中で時間切れでおわたw
埼玉県公立高校入試2024|国語の難易度は難しい?
埼玉県高校入試の国語は約3500字の小説と傾向2195字程度の「表やグラフを読み取って書く作文」が出題される傾向がありますが大問の構成と配点は例年通りであった。
論説文の読解や古文の読解など、例年より難易度が高かった。
埼玉県公立高校入試2024|英語の難易度は難しい?
埼玉県高校入試の英語は長文読解の出題割合が高く、対話が成り立つように3語以上で書く英作文の問題が出る傾向がありますが、 大問数、大問構成は例年通り。
大問1は、リスニング。出題傾向は昨年と同様で、いつ・どこで・誰が・どのようにといった部分を聞き取れたかが重要。
大問3の英文読解と大問4の対話文読解、大問5の英文読解と自由英作文の出題傾向と配点は昨年と同様
埼玉県公立高校入試2024|数学の難易度は難しい?
埼玉県高校入試の数学は大問1で 「計算問題」 などの基本的な問題と「図形の証明問題」 などの記述式の問題が出題される傾向がありますが、大問数は昨年と同じだが、配点は大問2・3・4は昨年から若干変化した。
全体の難易度は例年通りだったが、昨年同様、与えられた資料や情報から求めていく問題が多く見られました。
大問1の小問集合、大問2の作図は例年通り。
埼玉県公立高校入試2024|理科の難易度は難しい?
埼玉県高校入試の理科は「中和とイオン・電池」と「遺伝・細胞分裂」が出題される傾向がありましたが、全体的な構成、配点、出題傾向に大きく変化はなかった。
大問1は、例年通り小問集合。地学、生物、化学、物理、地学、生物、化学、物理の出題順も変わりなし。
全体的には比較的平易な一方、問われ方や出題形式に惑わされていないかがカギとなった。
埼玉県公立高校入試2024|社会の難易度は難しい?
埼玉県高校入試の社会は文書資料やグラフなど、複数の資料を読みとり、文章で記述する問題やただの暗記では解けない、明治時代以降の並べ替え問題が出題される傾向がありましたが、大問数や設問数はほぼ例年通りであった。
大問1は、同じ大陸内での生活や暮らしを選ぶ問題となり、確かな知識が必要となりました。
大問4は、毎年のように出題されていた並べかえ問題がなくなり、形式が大きく変わる問題が出題されました。
大問6は、3年連続で同じ形式の資料問題が出題されています。
なお、社会の問題で示された日本地図に愛知県と三重県の県境が書かれていない問題の誤りがあったことが、受験生の指摘で発覚しています。