魚焼きグリルに水を入れるのはどういう理由なんでしょうか?
魚焼きグリルに水入れない魚を焼いたらなぜだめなんでしょうか?
魚焼きグリルに水入れない?水を入れる理由はなぜ?
魚焼きグリルについて取扱説明書を読むと、
グリルには水をはってから焼く
とに書いてありますが、水を入れずに焼くとどんなことが起こるのでしょうか?
理由の一つは魚焼グリルの内部を一定以上の高温にさせないためです。
こびりつきと発煙(発火等)の防止が主な理由です。
魚を焼くと魚から脂がポタポタ落ちます。
水を張った下皿に落ちれば絶対に発火しません
なぜなら水は百度を超えないからです
脂が火がつく温度は百度よりはるかに上です
だから水に落ちた脂は火がつかないのです
水の代わりに、魚の油や汁を吸い取ってくれる石のような商品も売ってます
焼肉屋などで、コンロの中に水が入っている事があります。これも同じ理由ですね。
副作用として、魚からでた油汚れが除去しやすいとか、染みでた油の引火を防ぐなどがあります。
そして水を張ると蒸す効果もあるらしいです。
水を入れるための皿があるのに、入れないで使うとどうなるか、グリルが故障します。
最近の水を入れないグリルは、グリル内部が一定以上の高温にならないように、外部から空気がうまく循環してグリル内部をある程度のところで冷ますようになっています。
ですから、水を入れる仕様のグリルなのに、水を入れない、あるいは市販されている石、セラミックを敷くというのは、グリルの寿命をどんどん削る行為です。
ちなみに、魚焼きグリルの洗い方について
水ありタイプなら使い終わったらすぐ取りだし中の水を捨てる
食器用洗剤を垂らして水を入れて熱いうちに食器と同様に洗う
もしくは水に片栗粉を溶いたものを受け皿にはって魚を焼きます。食べ終わって冷めた頃には固まりますので脂ごとぺろんとはがして捨てられます。
片栗粉はたくさん入れなくても大丈夫ですが、気にいる固まり具合が見つかるまで加減してみてください。
水なしタイプの場合
冷めたら皿にある油をペーパーで拭き取る
食器と同様に洗う
あと、グリルを使う時は、予熱をしっかり行うこと。
金網ごと、強火で5分くらい空焼きしてから食材を乗せて焼けば、こびりつきにくいので、洗うのも楽です(もちろん、使う度に毎回洗うこと)。
網もグラスファイバーにテフロンをコーティングした網を使うと全く焦げ付きません。
グリル網に乗せて、その上に魚などを載せます。
寿命は短いですが、日本でも中国製のコピー商品が販売されているので、試してみてはいかがでしょうか。