サクガンは2021年10月から放送されたアニメ番組。
世界観の設定やストーリーの進行具合からサクガンの評価でグレンラガンのオマージュ(パクリ)ではないか?という声が上がっています。
■ストーリー
岩盤に隔てられた「コロニー」では人類が暮らす遠い未来。その外には「ラビリンス」と呼ばれる危険な未開地帯があり、そこを開拓しようとする者たちは「マーカー」と呼ばれていた。マーカーを目指す少女・メメンプーと、その父で元マーカーのガガンバーはラビリンスに挑もうとしていた。
サクガンはグレンラガンのオマージュ(パクリ)?
サクガンは、
・自分が住んでいる街が閉鎖環境のコロニー「ピンイン」で、閉塞感から空(外)に憧れる主人公。
・意思疎通できない謎の生物が街中を暴れる。
・謎の生物とロボットで戦う。
・サクガン→「砕岩」でグレンラガンの「穴掘り」意味が似ている
といった設定・世界観となっていて、「天元突破グレンラガン」ともよく似ています。他にもマクロスFや
グレンラガンも同じく人類は侵略者によって地上を追い出され地中での生活を余儀なくされていました。
土中から旧時代の遺物を発掘することで何とか生きながらえていたシモンやアニキことカミナら主人公たちは、偶然に発見したロボットを発見し、突如としてやってきた侵略者を制圧することに成功。
その後、主人公たちは地中という閉鎖空間から抜け出すと、地上の生活を取り戻すべく侵略者たちと戦いを繰り広げることになります。
サクガン1話の内容がグレンラガンの第1話とも非常にそっくりで、オマージュしていることはほぼ間違いないでしょうし、見方によってはパクリに近いほどそっくりでした。
グレンラガンではシモンとカミナが2人でロボット「グレンラガン」を操作しますが、サクガンでもメメンプーとガガンバー親子がロボット「ビッグトニー」操作する点も一致しています。
ちなみにグレンラガンのカミナは江戸っ子気質で後に終結する仲間たちをまとめるカリスマ的なリーダーとなっていきますが、ストーリー半ばで命を落としています。
■メメンプー
声 – 天希かのん
本作の主人公。家を出た母親を探そうと、洞窟探査員でラビリンス内部を地図化するマーカーを目指し旅をしたいことをガガンバーに頼む。
■ガガンバー
声 – 東地宏樹
メメンプーの父。元凄腕のマーカーであったが、現在はワークボットを使う肉体労働者である「ワーカー」の仕事をしている。女好き・酒好き・ギャンブル好きといった典型的なダメ親父であり、そのせいで妻にも逃げられ現在はシングルファーザーとしてメメンプーを育てている。当初はメメンプーがマーカーになろうとするのを反対していたものの、とあるきっかけにより共にマーカーとして旅立つことを決意する。
サクガンのメメンプーとガガンバー、グレンラガンのシモンとカミナの共通点を他にも上げると、
ガガンバーもカミナもバディ(メメンプー、シモン)を子供扱いせず信頼している
親分肌で心に響く名セリフが多い
などがありますね。
サクガンの原作は?
サクガンの原作はオリジナルアニメ制作プロジェクト「Project ANIMA」の第1弾「SF・ロボットアニメ部門」にて準大賞を受賞した戌井猫太郎のSF小説『削岩ラビリンスマーカー』(さくがんラビリンスマーカー)
原案タイトルは『Sacks&Guns!!』でした。
戌井猫太郎さんはサクガン以外にも漫画『創傷イモータルフラワー』や小説『デンオン!~エレクトロニック少女ガール~』『青い桜と千年きつね』を手掛けています。