4月2日の「グッドモーニング」内のクイズ「お天気検定」で出題された問題は「“桜染め”ピンク色に染めるのに最も適しているのは?」でした。
答え:“桜染め”ピンク色に染めるのに最も適しているのは?【お天気検定】
青:春の枝
赤:夏の枝
緑:冬の枝
答え:春の枝(青)
花が咲く前の蕾の付いた枝が最も色が濃く出るとされています。
ただ、そのままだと桜染めで綺麗なピンク色を出すのは難しいとのこと。
桜の木の染料の中にはオレンジやベージュが多く含まれていることから、染料を繊維に定着させる「媒染剤(染料)」が必要になります。
媒染剤はアルカリ性の椿灰を使うときれいなピンクになるようです。
■桜染めのやり方
(1)花の咲く前の桜の小枝を集めてくる。
夢細工では、ご家庭でせん定した枝や工事などで桜を切るときなどにご了解を頂き、頂戴しています。
(2)枝を分別し、小さく切る。
(3)鍋に入れて30〜40日、炊いたり冷ましたりしながら熟成させてピンクを増やすと同時にオレンジやベージュを取り除き、ピンクだけを取り出していく。
(4)桜の染液を残してさらに熟成させ原液を作る。
2週間〜3ヶ月
(5)布又は糸をよく練り(汚れを取り)椿灰の灰汁に、米酢を加えた液に入れてよくなじませる。(先媒染)
(6)グラグラと煮立った湯に(4)の原液を入れて染液を作り、染める。
(7)(6)によく洗った(5)の布を入れて短時間で染める。(この染液は1回しか使えません) 新しく(6)の液でさらにもう1度染め、好みの色になるまで何回も繰り返す。
最後に水洗いをして干すと桜染の完成。
引用:http://www.yumezaiku.com/howto/sakura.html