三角定規の真ん中に穴がありますが、なにか意味があるんでしょうか?
三角定規の穴の意味・目的は?なぜ穴は丸で、四角にしないんでしょうか?
三角定規の穴の意味・目的は?理由はなぜ?
三角定規の真ん中に丸い穴がありますが、三角定規の強度の問題で、四角い穴にすると角により多くの負担がかかり、ひび割れが生じる可能性が高いため、穴は丸くなっているそうです。
他にも、
取りやすくするため
空気を抜くため
摩擦防止
変形を防ぐため
といった目的があるようです。
取りやすくするため
紙と三角定規とがぴったりとついてしまうと、とりづらいために穴をあけ指をかけられるようにしてある
三角定規を使うときは、たいてい右手には筆記具を持ち、左手だけで定規を固定して線を引きますが、穴のない三角定規を上から押さえるだけでは定規がすぐにズレてしまうそうで、穴があるとそこに指を引っ掛けて定規の中央部分が押さえられるため、軽い力で無理なく定規が固定できるから、穴があるようです。
空気を抜くため
紙と三角定規の空気をここから逃がして密度を高め、安定した線が引けるようにするため
摩擦防止
三角定規は紙の上を滑らして使うので、摩擦が高いと滑りにくくなってしまうので、穴の分、摩擦を減らしている
変形を防ぐため
プラスチックは季節の温度変化に応じて伸びたり縮んだりする。大きさに変化が生じると刻まれた目盛りが狂ってしまうので、穴をあけることによって伸縮を調整することができる
まとめ:三角定規の穴の意味・目的は?理由はなぜ?
三角定規の穴は、定規が紙から浮かないための空気抜きと、定規の変形を防ぐ役目があるという。
そして穴が円形だからこそ、強度が均等に保たれていると、ある雑学本にも書いてあったそうです。