サウール・ニゲスはアトレティコ・マドリードで長く中心的な選手として活躍してきたプロサッカー選手でスペイン代表にもU17からすべての年代に選出されています。
2021年8月末にチェルシーに買取オプション付きでシーズン途中ながら移籍が発表さrせたサウール・ニゲスの気になるプロフィールをまとめています。
サウール・ニゲスのプレースタイルは?
サウール・ニゲスのポジションはMFですがラージョ・バジェカーノ時代にはセンターバックとしてとして起用されていた。
スペイン人らしい優れた「パスセンス」の持ち主で長短問わず正確なボールで攻撃のリズムを作り出すことが可能。
左足でパス、ドリブル、シュートまで高次元でこなし一気にチャンスへと結びつけるラストパスの鋭さと質も申し分ない。
突破力を持ちつつ、フィジカル的な力強さも兼ね備えている中でも、左足から鮮やかなシュートを決める決定力があります。
シーズンを通しての得点こそ多くないものの、高確率で毎年年間ベストゴール候補に残るゴールを記録している。
組み立てから崩し、そしてフィニッシュまで、ありとあらゆる場面で重要なタスクをこなすことができる
さらにシメオネ監督の下で守備も仕込まれ、守備面でのハードワークを怠らない
運動量が非常に豊富で「フィジカル」も十分強くセンターラインの突破も安易に許すことはない。
184センチと決して高くはないが、90分間ボールホルダーに対しプレッシャーを与え続けることが可能でヘディングシュートで相手ゴールを脅かすことも多い
アトレティコでは本職の中盤底以外にもサイドバックやサイドハーフとしてプレーするなど、ユーティリティー性も兼備。
サウール・ニゲスwikiプロフィール
名前:サウール・ニゲス・エスクラペス(Saul Niguez Esclapez)
生年月日:1994年11月21日
年齢:26歳
出身地:バレンシア州アリカンテ県エルチェ
国籍:スペイン
身長:184cm
体重:70kg
所属チーム:チェルシーFC
ポジション:MF
背番号:8
利き足:左足
チーム経歴:アトレティコ・マドリード(2013-2014はラージョ・バジェカーノにローン移籍) – チェルシーFC
父はプリメーラでプレー経験のある元プロサッカー選手であり、CDアルコヤーノ所属のホナタン・ニゲスとCDテネリフェ所属のアーロン・ニゲスを兄に持つ。
サウール・ニゲスは11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団するもいじめを受けたことを理由に退団し、12歳の時に同じ都市のライバルチームのアトレティコ・マドリードの下部組織へ移籍した。
2010-11シーズンに3部リーグのリザーブメンバーとしてデビューし、最初の得点は、 2011年4月10日のエストレマドゥーラUDとのアウェイ戦で、チームは3-1で勝利した。
2011年の夏、プレシーズン・トレーニングのためにトップチームと合流すると7月10日のCDArcangelとのプレシーズンマッチで2得点し、チームは19-1で勝利した。
サウール・ニゲスの経歴
2012年3月8日、17歳と108日間でトップチームの公式戦デビューを果たし、UEFAヨーロッパリーグでのベシクタシュJK戦(ホームで3-1、アグリゲートで6-1)で、最後の6分間プレーした。
同年9月20日には、UEFAヨーロッパリーグのハポエル・テルアビブFC戦で、再び交代要員として2度目の出場を果たした。
2013年4月21日、リーガ・エスパニョーラのセビージャFC戦で同じくユース出身のコケに代わって2分間プレーし、リーガ・エスパニョーラにデビュー。チームは1-0で勝利した。
同年5月4日、デポルティボ・デ・ラ・コルーニャとの試合(0-0)では、再びベンチ入りし、主力チームでの2試合目に出場した。
2013年7月21日、ラージョ・バジェカーノと1シーズンのレンタル契約を結んだ。
センターバックとしてプレーした後、2014-15シーズンからアトレティコ復帰すると、アトレティコがレアル・マドリードを破った2014年のスーペルコパ・デ・エスパーニャの両レグに出場し、第1試合で先発した。
2015年2月7日に行われたマドリード・ダービーで、サウール・ニゲスは10分で負傷したコケに代わって出場し、その直後にバイシクルキックでチームの2点目を決め、最終的に4-0で勝利した。
2015-16シーズンから、マリオ・スアレスの移籍と、ティアゴ・メンデスの負傷により、サウール・ニゲスはディエゴ・シメオネ監督の率いるチームの中盤の主力選手となった。
2015年2月、UEFAチャンピオンズリーグ 2015-16ラウンド16のバイエル・レバークーゼン戦で、相手DFのキリアコス・パパドプーロスと交錯し、そのままピッチに倒れた。
すぐに、病院へ緊急搬送され、血腫を伴う腎臓損傷と診断された。その後、 38日間で復帰した。
2016年4月27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグのFCバイエルン・ミュンヘン戦では、サウール・ニゲスは先発し85分間出場。ドリブル突破から決勝ゴールをあげる活躍を見せた
レアル・マドリードとの決勝戦にも先発し、120分間フル出場してPK戦までもつれ込みますが5-3で敗れた。
翌4月18日、同じ大会でありながらベスト8の段階で、レスター・シティとの1-1の引き分け(通算2-1の勝利)に貢献する貴重なヘディングシュートを記録。
また同月、ディアリオASに寄せられたインタビューでは、非常に苦しい状況で「2シーズン」プレーしたことを認めた。
ここ2年間、カテーテルをつけたままプレーをし、毎練習、毎試合、血尿を出しながらプレーをしていることを明かした
2016年5月18日、クラブとの契約を2021年6月まで延長すると、2017年7月1日には新たに9年契約を結んだ。
この年のヨーロッパリーグでは9試合に出場し、最終的な王者で3ゴールを決めた。
2018-19、2019-20シーズンでは、層の薄い左サイドバックのバックアッパーとしても起用された
2019年8月18日、サウールはヘタフェCFに勝利し、クラブでの250試合目の試合に先発出場した。
レアル・マドリードとのシーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝では、延長戦の末に0-0で終わったが、PK戦ではサウール・ニゲスとトーマス・パルテイの両方がシュートを外し、4-1の敗北を喫した。
2020年2月18日、サウール・ニゲスはチャンピオンズリーグのラウンドオブ16ファーストレグで、ディフェンディングチャンピオンのリバプールを相手に、4分に至近距離からゴールを決め、ホームで1-0の勝利を収めた。
また、アンフィールドでのセカンドレグにも出場し、3-2の延長戦の勝利に貢献した。
ラ・リーガで通算264試合に出場し28得点をあげ、2020年シーズンはリーガ制覇にも貢献。
UEFAなども含めるとトップチームで公式戦通算337試合に出場し、43ゴール19アシストを記録しています。
2020-21シーズンは、ディエゴ・シメオネ監督のチームの中で序列が低下し、公式戦41試合に出場したものの多くの試合で途中出場や途中交代と先発出場の機会・プレー時間ともに減らしていました。
アトレティコが財政難だったこともあり、サウール・ニゲスの元には数多くの移籍オファーがあったようですが、2021年8月31日にチェルシーがサウール・ニゲスを獲得したことを発表。
契約は2021-2022シーズン終了までの期限付き移籍。2022年6月に行使可能となる4000万ユーロ(約52億円)での買い取りオプション付きの契約とみられている。
アトレティコはサウールの売却で資金を手にした場合、それをグリーズマン獲得に充てる可能性もある
■サウール・ニゲスのリーグ成績
シーズン 所属クラブ 出場・得点
2010-11 アトレティコ・マドリードB 22試合・1得点
2011-12 アトレティコ・マドリードB 22試合・1得点
2012-13 アトレティコ・マドリードB 26試合・6得点
2013-14 ラージョ・バジェカーノ 34試合・2得点※ローン移籍
2014-15 アトレティコ・マドリード 32試合・4得点
2015-16 アトレティコ・マドリード 31試合・4得点
2016-17 アトレティコ・マドリード 33試合・4得点
2017-18 アトレティコ・マドリード 36試合・2得点
2018-19 アトレティコ・マドリード 33試合・4得点
2019-20 アトレティコ・マドリード 35試合・6得点
2020-21 アトレティコ・マドリード 33試合・2得点
■サウール・ニゲスの代表経歴
U-17スペイン代表
UEFA U-17欧州選手権2010(準優勝)
U-19スペイン代表
UEFA U-19欧州選手権(優勝)
U-20スペイン代表
2013 FIFA U-20ワールドカップ(ベスト8)
U-21スペイン代表
UEFA U-21欧州選手権(準優勝)
スペイン代表
2018年 – 2018 FIFAワールドカップ(ベスト16)
2018年 – UEFAネーションズリーグ2018-19
サウール・ニゲスは2012年のUEFA欧州選手権では優勝し、チーム・オブ・ザ・トーナメントにも選出された。
2015年5月26日、サウール・ニゲスはコスタリカとの親善試合とベラルーシとのUEFAユーロ2016予選でフル代表に招集されたが、いずれもデビューはしなかった。
フランスで開催される決勝トーナメントの暫定メンバーには、セルヒオ・リコとルーカス・バスケスの3人の未キャップ選手が選ばれたが、最終的にはイスコとともにサウール・ニゲスは終メンバーから外された。
サウール・ニゲスは2016年9月1日にA代表デビューし、ベルギーでの親善試合で2-0の勝利に15分間出場した。
2017年にはUEFA U-21欧州選手権のメンバーに選出されると、UEFA欧州U-21選手権では得点王に輝き、特にハットトリックを決めて準決勝でイタリアを3-1で退けるのに貢献した。
決勝ではU-21ドイツ代表に敗れたが、5得点をあげて得点王となった。
フル代表復帰を果たしたサウール・ニゲスは、フレン・ロペテギ監督によって2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会のメンバーに選出された。
大会直前にフェルナンド・ヒエロに代わって起用されたサウールは、最終的にラウンドオブ16で敗退したが、メンバーとしては使われなかった。
ルイス・エンリケ新監督の下、サウール・ニゲスは2018年9月8日、ウェンブリー・スタジアムで行われたUEFAネーションズリーグのイングランド戦で、2-1の勝利で同点ゴールを決めた。
その3日後に行われた次の試合でもクロアチア戦でゴールを決め、地元エルチェでの同大会で6-0の勝利を収めた。
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サウール・ニゲスの背番号・歴代
■所属チーム別の背番号
21/22 アトレティコ・デ・マドリード 8
20/21 アトレティコ・デ・マドリード 8
19/20 アトレティコ・デ・マドリード 8
18/19 アトレティコ・デ・マドリード 8
17/18 アトレティコ・デ・マドリード 8
16/17 アトレティコ・デ・マドリード 8
15/16 アトレティコ・デ・マドリード 17
14/15 アトレティコ・デ・マドリード 17
14/15 アトレティコ・デ・マドリード 26
13/14 ラージョ・バジェカーノ ラージョ・バジェカーノ 22
12/13 アトレティコ・デ・マドリード 28
12/13 アトレティコ・デ・マドリッド・ッブ 8
12/13 アトレティコ・デ・マドリッド・ッブ 10
12/13 アトレティコ・デ・マドリッド・ッブ 14
11/12 アトレティコ・デ・マドリード 48
■年代別代表の背番号
19/20 スペイン 8
18/19 スペイン 6
18/19 スペイン 8
17/18 スペイン 7
16/17 スペインU21 8
16/17 スペイン 2
16/17 スペイン 8
16/17 スペイン 12
16/17 スペイン 14
15/16 スペインU21 6
15/16 スペインU21 8
13/14 スペインU21 6
13/14 スペインU21 12
13/14 スペインU21 15
13/14 スペインU21 16
12/13 Spain U20 15
12/13 Spain U19 15
09/10 Spain U17 10
サウール・ニゲスの身長・体重は?
サウール・ニゲスの身長体重は次のとおりです。
身長:184cm
体重:70kg