猛烈な勢いのまま日本列島を直撃した台風10号の被害が西日本を中心に相次いでいます。
デパート「福屋」など、広島県内では8月15日に営業中止を決めた商業施設も多く、
8月14日のうちに台風対策を始めていた施設も多い中、
誠之館高校フェンス(トタン壁)が強風で剥がれ落ちたいうニュースが報道されました。
強風で倒壊した誠之館高校フェンス(トタン壁)に要注意!
台風10号による強風に見舞われた広島県立 福山誠之館高等学校
(〒720-0082 広島県福山市木之庄町6丁目11-1)では、
フェンス(トタン壁)が倒壊するという事案が発生しています。
以前は大阪地震でブロック塀が倒壊して女児が亡くなるという被害がありましたが、
今回は幸いなことに誠之館高校フェンス(トタン壁)によるけが人は出ていないようです。
お盆中のお休みということもあって、外出する人や通学する学生が、
通常よりも極端に少なかったことが、犠牲者が出ずに済んだ影響と言えるのかもしれません。
ただ、かなり重要のあるフェンス(トタン壁)が吹き飛んでしまったうえに、
反対側の家の壁やフェンスもなぎ倒しています。
誠之館高校フェンス(トタン壁)が撤去されるのはどうやら台風が通過して、
強風が落ち着いてからのようなので、それまでは通行止めの状態が続くことなりそうです。
飛散したトタン屋根やフェンスによる電柱倒壊・電線切れの感電にも要注意!
大型の台風10号は九州の東海上を北上中で、15日昼過ぎにかけて
九州北部には最接近するとみられています。
九州や中国・四国地方では引き続き、大雨・強風が予想され、
土砂災害に厳重な警戒が必要ですが、今回のようにフェンス(トタン壁)の倒壊では、
電柱を倒壊させたり、電線にひっかかって電線が切れ、
感電しないように気を付けなければいけません。
もし電線切れを発見した場合、まず絶対に近寄ってはいけません。
安易に近づいて万が一、断線した部分が体に触れると高圧の電流が流れ、
電気性の火傷を負う危険があります。
雨も降っている場合には、電気は水を伝って周囲一帯に広がりますから、
感電の危険がある範囲もそれだけ広くなってしまいます。
今回のように大型で強い勢力を伴った台風の日は、
不要不急の外出を避けて自宅待機をしつつ、最新の台風状況をチェックしなければいけません。