青春18切符|2024年で廃止はデマ?本当?

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青春18切符は2024年で廃止されるというのは本当?

青春18切符は損益が儲からないから廃止されるというのはデマなんでしょうか?

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青春18切符|2024年で廃止はデマ?本当?

まず青春18切符は2024年で廃止されるのかというと、現時点では何の発表もありません。

2024年発売分は発売するとしたら2月上旬、おそらく2月7日公表予定ですので、それまで待ちましょう

特にプレスリリースは発表されていませんから来季も通常通りに発売される見込みです。

各社乗り放題系の企画切符も充実しているので100%廃止にならないとはいえませんが、現状を踏まえれば廃止になるとは考えれません。

他にも、青春18きっぷは学生の長期休暇などに利用され、JR各社がこのきっぷを通じて多くの利用者を獲得しており、それを放棄することはJR各社にとっては大きな損失となるでしょう。

ただし、現行の形態や制度に変更がある可能性はあります。例えば、各旅客会社ごとに異なる条件や料金で提供される新しい青春18きっぷが導入される可能性が考えられます。これは、地域ごとに特色を出してサービス提供を行うことで、より多くの人に利用してもらおうという戦略の一環です。

もしも青春18きっぷが廃止される場合、JR各社が影響を受けるだけでなく、鉄道を利用するきっかけがなくなり、鉄道利用のシェアが低下する可能性も考えられます。ただし、新しいサービスや切符が導入されることで、利用者が増える可能性もあるでしょう。

青春18切符|儲からないから廃止はデマ

ミクロ的には 、JRの6社について
「本来であれば普通乗車券で利用しているであろう人」・・①

で、獲得しそこなった収益額と

「青春18きっぷがないと鉄道を利用して旅行しない人」・・②

によって 獲得した収入 との 大小で決まるでしょう。

スタートして41年、ここまで18切符の知名度が高くなり、数数の案内書まで発行されていま、誰が見ても②による収入の方が多いでしょう。

明らかに姿勢の違う6社がJRになって35年経過しているのに、廃止しない、むしろ数々のややこしい特例区間を設置していることからして、メリットの方が大きいのは明白です

さらに、商品名の「青春」は、若い人々に個人やグループでの鉄道旅行の機会を増やそうという、マーケテイングの意図がうかがえます。

スタートした半世紀昔は 自動車の個人保有が若年層にも及び、高速道路と航空路の全国延伸で、鉄道そのものが風前の灯火だった時代であることを考えましょう。
この商品で、鉄道旅行を少しでも知ってもらえれば、家庭人になっても 子供が出来ても、また高齢になって時間長者になった時に、自発的に鉄道を使ってもらえる、という期待も伺えます。
その時には 普通列車だけでなく特急、新幹線も使って旅行するでしょうが、ライバルのバスや飛行機でないのが ミソです。

いいかえると 短期(ミクロ)の金銭計算に限らず、長い期間をかけても、鉄道旅行のユーザーを育成するための 戦略商品でもあるでしょう。

そして重要なことは、青春18きっぷの利用者は、旅に出てしまえば、特急や新幹線も 併用することが多々ある、ということです。もう東海道・山陽路といった長い区間を青春18きっぷだけで過ごすより 乗り換え時に、特急や新幹線も使って移動することが増えています。

まさに 需要を創出する誘導商品です。

青春18切符|損益計算

JRは、18きっぷでかなり儲けてることが推測されています。

・定期券利用がなくなる期間に限定
・18きっぱーは長距離乗車のため、旅客人キロが伸びる
・4回、6回でなく「5回」設定のため、復路は正規料金となりがち

鉄道会社の主力収入は定期券です。学生、会社員の通勤・通学が収益の柱となります。逆に言えば、これらが下火になる期間をどのように乗車してもらうか、が重要な収益増加のポイントです。利用期間の設定が通学利用の低減を補う形になっています。

1回あたり2410円、141Kmを超えるところまで利用者は乗車しよう、とします。つまり、1人あたりの乗車距離が延びる、長距離利用がほとんど、という点も、鉄道会社の収益改善に寄与します。鉄道は長い距離を乗車してもらう方が利益の出る仕組みです。鉄道は利用者がなくても、設備や車両、固定費がとてもかかるビジネスモデルです。空気輸送にならないように、都心部から過疎地域へ人を運んできてくれる18きっぷは、経営指標上、とても良い傾向を示してくれます。

18きっぷは5回です。この最終回、どうしても損をしたくないと長距離に乗っていませんか。

鉄道に乗る人は、帰りも鉄道に乗る傾向があります。4回までは復路も普通車で頑張っても、5回目の復路は新幹線や特急に乗車する傾向になります。いや4回目まででも、ワープする方は多く、地方の特急回収(高収益)が可能になっています。

青春18切符まとめ|廃止される可能性はある?

JRグループは、近年、鉄道の収益が減少傾向にあることを受け、さまざまな施策を実施しています。その一環として、過去には、ナイスミディパスやフルムーン夫婦グリーンパスなどの乗り放題きっぷを廃止した経緯があります。

青春18切符は、JRグループにとって、年間数十億円の収入源となっているものの、利用者数は減少傾向にあります。また、特例や制限事項が多く、利用者に誤解を与え、鉄道職員の負担になっているという指摘もあります。

こうした状況を踏まえると、JRグループが青春18切符の廃止を検討している可能性は十分にあると言えます。

ただし、青春18切符は、鉄道旅行の定番として、多くの人に親しまれています。廃止となれば、利用者や鉄道ファンの反発は必至でしょう。また、国土交通省も、青春18切符の廃止には慎重な姿勢を示しています。

そのため、JRグループが青春18切符を廃止する場合は、利用者や鉄道ファンの理解を得るための十分な説明と、代替する施策の検討が必要になると考えられます。

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