2024年1月13日/14日に実施された世界史Bの大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
世界史Bの共通テスト2024解答速報
大学入試共通テスト東京・関東で雪のおそれ 東日本の日本海側なども【13日(土)14日(日)雪のシミュレーション】
大学入試共通テストが13日、14日行われます。【連続画像】雪シミュレーションでは、13日に東京を含む関東甲信と、中国、近畿、北陸、東北、北海道で雪の予想も出ています。受験会場の行き帰りの交通機関の乱れや、寒さに気を付けてください。特にシミュレーションでは13日午後3時から~午後6時ごろに東京で雪が予想されています。
日本付近は、 13 日にかけて冬型の気圧配置となり、寒気移流が強まります。 13 日朝には氷点下36度以下の寒気が日本海に南下する見込みです。13日は、北日本から西日本で、上空の寒気などの影響で、大気の状態が不安定となるところがあり、落雷、突風、ひょうに注意が必要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fa0a29eee9ad668c271c4ee6cb2751c838935b1
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)世界史Bの解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
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といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
世界史Bの共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト世界史Bの平均点は100点満点中58.43点でした。
■2023年の大学入学共通テスト世界史Bの配点
大問 分野 配点 マーク数
1 歴史の中の女性 16 6
2 君主の地位の様々な形での継承 18 6
3 疑問・議論を通じて世界史の知識を深める授業や対話 24 8
4 世界史上の様々な歴史資料 24 8
5 歴史統計 18 6
世界史Bの共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テストの世界史Bの傾向は、以下の通りです。
■基礎的な知識が身についていることを前提に、思考力や応用力を問う問題が出題される
これは、共通テストの全体的な傾向であり、2024年も変わることはないでしょう。基礎的な知識を身につけた上で、それを応用して問題を解く力が必要になります。
■身近な題材や実践的な題材が出題される
2023年度には、プレゼンテーションに関する問題や、複利計算と等比数列といった身近な題材が出題されました。この傾向は2024年も引き継がれ、どの科目でも、学習した知識を実生活や実践的な場面に結びつけて考えられる力が問われていくでしょう。
■問題文や資料の読解力、論理的思考力などが問われる
共通テストでは、問題文や資料を正確に読み解き、その内容を論理的に整理する力が求められます。そのため、読解力や論理的思考力を鍛えることが重要です。
共通テスト|世界史Bと世界史Aの違いは?
共通テストの世界史Aと世界史Bの違いについて、まず、世界史Aと世界史Bの大きな違いは、試験範囲や出題問題が異なることです。具体的には、以下の3つの観点で差異が見られます。
試験範囲の違い: 世界史Aは主に現代や近代の問題が多く出題され、一方で世界史Bは世界の歴史全体から出題されます。つまり、過去から現在までの歴史に焦点を当てるか、あるいは歴史全体を包括的に学ぶかの違いがあります。
難易度の違い: 世界史Aと世界史Bでは試験範囲が異なるため、難易度も異なります。世界史Aは出題範囲が狭いため、簡単に見えるかもしれませんが、その範囲内でより詳細で難易度の高い問題が出題される傾向があります。その結果、毎年の平均点は世界史Bよりも低くなることがあります。
学ぶ範囲と内容の違い: 世界史Aは近現代史を中心に学ぶのに対し、世界史Bは原始・古代から現代までを広く深く学びます。文科省の指導要領によれば、世界史Aは主に近現代史を通して歴史的思考力を培い、現代の諸課題を歴史的観点から考察させることが目標です。対照的に、世界史Bは世界の歴史の大きな枠組みと展開を広い視野から考察させることが重要視されています。
共通テスト2024の傾向は?
2024年の共通テストの出題傾向は、2023年度と大きく変わらないでしょう。
2023年度の共通テストは、2022年度の大幅難化の揺り戻しを受けて、数学を中心に易化しました。しかし、2024年度は、出題傾向がほぼ定まったことに加え、2025年度新課程入試を控えているため、出題レベルの大きな変動はなさそうです。
ただし、近年は、知識を問うだけでなく、思考力・理解力・応用力を問う問題が増えており、その傾向は2024年度も引き続き見込まれます。そのため、単に知識を暗記するだけでなく、問題文を読み解く力や、与えられた情報を整理して考える力も身につけておく必要があります。
なお、国際情勢の悪化などによる家計不安の影響もあり、早期に合格を確保したい受験生が増えると考えられます。そのため、推薦型や総合型の志願者が増える可能性があります。
また、私立大専願型の受験生にとって、独自入試との対策の違いが大きい共テを敬遠する「共テ離れ」も見られます。そのため、共通テストの出願者数は、推薦型や総合型の志願者数の増加によって、さらに減少する可能性もあります。
まとめ:世界史Bの共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
2023年度の世界史Bは、前年度と比較して難度に大きな差はなく、地図や資料などの資料を用いた考察問題・応用力を問う問題が多く出題されました。共通テストの傾向としては、正確な知識をもとにした思考力や応用力を問うスタイルが変わらず続いています。2024年度も出題地域や分野、時代の違いがあるかもしれませんが、これらの大きな傾向は変わらないでしょう。
2023年の共通テスト世界史Bの構成は、大問数が5題、小問数が34問と、前年度と同じでした。会話文や資料が多用され、知識だけではなく資料や問題文の適切な読解ができる応用力が求められる問題が目立ちました。特に資料・史料を用いた問題が多く、教科書の知識を基盤にして資料を読み取り回答を導く思考力・応用力を問う問題形式が際立っていました。資料の読解が必要な問題が多く、曖昧な知識では解答が難しかったと予想されます。