「セミロングホームルームは」は主に中学2年国語の三省堂の教科書で採用されています。
物語の主人公は誰なんでしょうか?
セミロングホームルームあらすじ(要約)は?
「セミロングホームルーム」はロングホームルームはいつも時間が余るほど短く終わるので、「やや長い」という意味の「セミロング」と、ロングホームルーム中に「昆虫のセミの対処法を考える」ことを踏まえて「これが本当のセミロングホームルーム」だとするのは馬鹿馬鹿しいとする内容。
なぜトリノは座れなかったのかというとトリノが瀬尾くんの背中からセミを取った後、瀬尾くんが「ありがとう。」と言ったことから、トリノは混乱していたのかと思います。そのため、動揺からすぐ座ることができなかったのかと思います。
また黒岩先生はなぜ「鳥野、座っていいぞ。」と言ったのかというと、黒岩先生は、トリノにその状況を任せていた(セミを逃がすこと)ため、トリノの様子をうかがっていたと思います。セミを逃がしてからトリノがなかなか座らなかったため、違和感を覚えトリノにあったことを考え、その言動に至ったのではないでしょうか。「鳥野、どうした。」などだと、みんなから注目を浴びてしまったりしてしまうのではないでしょうか。「鳥野、座っていいぞ。」と言うことにより、例としてトリノが落とした消しゴムを取ったりした時にも先生はこの言葉をかけるのではないでしょうか。周りからの意識を集中させないためなのかもしれません。
セミロングホームルーム主人公は誰?
セミロングホームルームで誰が主人公だったのかというとあえていうならば瀬尾くんの背中に止まっていたセミなのかもしれません。
なぜならば、セミが瀬尾くんの背中に止まってくれなければ、三人もしくは四人(トリノと黒岩先生と私、それに瀬尾くん)という同志は生まれなかったし、あの時間はいつもと変わらないただのロングホームルームになっていたはず。