チェブジャガというセネガル料理について。
「世界頂グルメ」で紹介されたチェブジャガとはレシピ・作り方は?
チェブジャガとは?セネガル料理で「世界頂グルメ」
チェブジェンにジャガと呼ばれる魚のすり身に胡椒ニンニク唐辛子を和えて揚げたさかなダンゴを加えたもの
チェブジェンは、セネガルの料理で、ウォロフ語で「チェブ」は米、「ジェン」は魚を意味します。つまり、「魚の煮汁で炊いた米料理」です。セネガルの誇りであり、最も洗練された料理のひとつとされています。
チェブジャガの特徴
魚介類と野菜の旨味が凝縮された味わい: チェブジャガは、様々な種類の魚介類と野菜を煮込むことで、奥深い味わいと豊かな香りが生まれます。魚介類には、ハタの一種である「チョフ」やニシンの仲間である「ヤボーイ」などがよく使われます。野菜には、ナス、キャベツ、ダイコン、ニンジン、カボチャなどが一般的です。
スパイスの香り: チェブジャガには、ナツメグ、ショウガ、クミン、トウガラシなどのスパイスが加えられ、食欲をそそる香りが特徴です。スパイスの種類や量は、家庭によって様々ですが、それぞれの家庭で受け継がれてきた秘伝のレシピがあります。
もちもち食感の米: チェブジャガには、インディカ米と呼ばれる細長い米が使われます。インディカ米は、粘りが少なくパラパラとした食感ですが、チェブジェンでは魚介類や野菜の煮汁を吸い込んで、もちもちとした食感になります。
チェブジャガとはレシピ・作り方は?
チェブジャガの一般的な作り方は次のとおりです。
※あらかじめジャガ(魚のすり身に胡椒ニンニク唐辛子を和えて揚げたさかなダンゴ)を準備しておきます。
鍋に油を熱し、魚介類とニンニク、玉ねぎを炒めます。
ジャガとトマト、トマトピューレを加えて煮込みます。
水と野菜を加えて煮込みます。
スパイスを加えてさらに煮込みます。
米を洗い、甑に入れ、煮込み鍋の上に置きます。
米を蒸します。
米が炊き上がったら、皿に盛り付け、煮込んだ魚介類や野菜を添えます。
まとめ:チェブジャガとはレシピ・作り方は?セネガル料理で「世界頂グルメ」
チェブジャガ(チェブジェン)はセネガルの料理ジャンルである「ベンナ・チン」における一種の炊き込みご飯で、特に代表的な料理がチェブジェンです。この料理は、セネガル川河口の港町、サンルイが起源とされています。
ダカールでは、高層ビルがそびえる中心部のすぐそばに漁港があり、新鮮な魚が水揚げされます。セネガルはコメの消費量が非常に多く、チェブジェンはその中でも人気のある料理です。
チェブジャガ(チェブジェン)は、手で直接食べるのが本場の食べ方です。右手で米を丸め、左手で煮込んだ魚介類や野菜を一緒に口に運びます。米は魚介類や野菜の煮汁を吸い込んで、もちもちとした食感になっています。