温度の「華氏」と「摂氏」の違いは？
「華氏」を「摂氏」に変換する簡単な公式はあるんでしょうか？
摂氏・華氏の違い｜なぜ使う？
摂氏（せっし）と華氏（かし）は、温度を測るための単位です。摂氏は日本でよく使われている温度の単位で、水が氷る温度を0℃、水が沸騰する温度を100℃として定められています。摂氏は℃を付けて表示します。
一方、華氏はアメリカなど一部の国で使われている温度の単位で、その温度体系を考えた人の名前から名付けられました。華氏では、彼が測ることのできた最も低い室外の温度を0?、彼自身の体温を100?としようとしたという説や、いくつかの説があります。摂氏に直すと、華氏0?は約-17.8℃、華氏100?は約37.8℃になります。華氏は?を付けて表示します。
摂氏と華氏の温度目盛は異なるため、同じ数値でも実際の感じ方が異なります。例えば、摂氏で20℃というと涼しい感じですが、華氏で68?というと快適な感じになります。
日本では通常、摂氏で温度を表すことが一般的ですが、海外旅行などで華氏の単位を見かけることもあります。そのため、両方の単位を理解しておくと便利です。なお、他にもケルビン（K）、ランキン度、ドリール度、ニュートン度などの温度目盛もありますが、日常生活では摂氏と華氏が主に使われています。
h2>摂氏・華氏の変換の公式
「華氏」を「摂氏」に変換する簡単な公式は
摂氏→華氏 F=(9/5)C + 32 華氏→摂氏 C=(5/9)(F-32)
です
換算式は (華氏温度) = 1.8 × (摂氏温度) + 32
もっと簡単な方法は、
0℃ → 32゜Ｆ
10℃ → 50゜Ｆ
20℃ → 68゜F
30℃ → 86゜F
といった感じで10度刻みで暗記してしまうのが良いでしょう。
覚えておけば、あとは５℃=９゜F，10℃=18゜Ｆ刻みと覚えておけば良いです。
まとめ：摂氏・華氏の違い｜なぜ使う？変換の公式は？
華氏と摂氏は、どちらも温度を測る単位ですが、基準となる温度が違います。
摂氏は、水の凝固点が0度、沸点が100度と定められています。
華氏は、水の凝固点が32度、沸点が212度と定められています。
そのため、同じ温度でも、華氏と摂氏では、表示される数字が異なります。例えば、摂氏で20度は、華氏で68度です。
華氏と摂氏を簡単に換算するには、次の計算式を使用できます。
華氏 = 摂氏 × 1.8 + 32
摂氏 = (華氏 – 32) ÷ 1.8
例えば、華氏で68度は、摂氏 = (68 – 32) ÷ 1.8 = 20度です。
華氏と摂氏は、どちらも温度を測る単位ですが、基準となる温度が違うので、注意が必要です。
また、華氏は、アメリカやフィリピンなどの国で主に使われていますが、摂氏は、日本やヨーロッパなどの国で主に使われています。
