シバンムシが寝室など大量発生するようになったけれど、どこが発生場所か分からない!シバンムシの発生源の探し方、疑わしき場所は?
シバンムシの大量発生は何が原因なんでしょうか?
シバンムシ発生源・原因わからない!どこから大量発生?
シバンムシの主な発生源は、タバコシバンムシの発生源だと、
麺類、穀類、粉物、お菓子類、ココア、コーヒー、種、ゴマ、香辛料、漢方薬、乾燥しいたけ、ペットのエサ、畳、タバコ、ドライフラワー、観葉植物、肥料、ダンボールなども。
稀ですが、布団、衣類、カーペットの裏などもシバンムシの発生源となることがあるようです。
また、ジンサンシバンムシは、上記以外に、昆虫の死骸、革皮、植物標本、書籍等も。
つねにシバンムシが涌く場合には、家のどこかに発生源が隠れているので、解決するにはいちはやくそれを除去する必要があります。
一般家庭に涌くシバンムシが好むのは植物質の乾物です。(飲みかけのジュースには涌きません)
そうめん、パスタ、小麦粉、ペットフード、漢方薬、お茶っ葉、ココアの粉、カレー粉、乾燥しいたけ etc…。ビニール・紙の包装程度なら突き破りますので、封をしていてもダメな場合があります。台所やよく見かける箇所をを中心に、くまなく探してみてください。
また、ドライフラワー、ポプリ、タバコ(吸い殻含む)、籐の籠、ぬいぐるみ、小豆が入ったお手玉、ゴザ、い草マットなど、食べ物ではない乾物でも繁殖します。畳の中でも繁殖します
盲点として、「発泡緩衝材」があります。ネット通販で物を買ったときに、蚕の繭のような白く丸い楕円状の、柔らかい緩衝材が用いられることがあります。このうち、とうもろこしなど植物由来の原料を用いたエコタイプがあり、これもシバンムシの絶好の餌となってしまいます。うちの場合、ダンボールの中で半年以上放置された緩衝材が発生原因で、これを撤去した瞬間にぱったりと発生しなくなっています。
不衛生な場所やくさった物に湧く虫ではなく、ただ植物性の乾物があるだけで増殖してしまう虫です。食べ物に限らず、心当たりのある箇所をひたすら探ってみてください。
シバンムシは日本に50種類以上いて、その40%が木材・食品・タバコ・畳・カビ類などを食べます。
食品類に発生するシバンムシ類は多いですが実はシバンムシの種類によっては乾燥木材を発生源として、建材や書籍などを食害する種も居ます。
良く見かけられるタバコシバンムシやジンサンシバンムシであれば、建材は心配ないでしょう。
窓や網戸の角には水やゴミ抜けの隙間があり、閉めていても小さい虫であれば侵入可能です。網目が細かくなければ、目を通れるかもしれません。
近隣の不衛生で発生したものが自宅に来ることはよくあります
自宅の対策は取りあえず食品カスとゴミ、乾燥食品の管理をするしか対策が有りません
侵入経路と思われる外の処に虫よけの商品(ゴキブリホイホイなど)をおくようにしましょう。
殺虫剤や燻煙剤は、バルサンやアースレッド、キンチョールなどのゴキブリ用ではなく、「不快害虫用」を使ってください。スプレータイプなら「虫コロリアース(エアゾール)」「イヤな虫専用キンチョール」、燻煙タイプなら「虫コロリ ノンスモーク霧タイプ」「虫コロリ 一撃必殺」「バルサンいや~な虫」等が該当します。燻煙タイプは、大きい店でないとゴキ・ダニ用しかないことが多いので、大きい店をあたってください。
ただし、タバコシバンムシの発生箇所は包装などの中であり多くの場合煙が届かないです。燻煙タイプは外に出てきた奴らを一掃できるだけで、根本的な発生源を根絶させることはできないと考えてください。そのかわり、発生源を特定して撤去すれば一気にいなくなります。
ホウ酸団子は外に置いておくと近隣から苦情が出るかもしれないのでお勧めできません、私有地ならまだよいですが、共有地は絶対にダメです