関西弁で「しける」とはどんな意味で使われる方言なんでしょうか?
しけるは「面白くない」を意味する「しらける」の若者言葉・方言なんでしょうか?
しけるの意味は?関西の若者では面白くない方言?しらける?
しけるを漢字にすると「時化る」となり、元々は強風などの悪天候のために海上が荒れること、漁ができないことを意味する言葉です。
「湿気てる」という場合は、関東を中心に「このマッチ、しけっている(湿気ってる)」という表現も使われるように「しける(湿気る)」という当て字もあります
関西弁で「しける」とは「面白くない」とか「つまらない」といった意味で使われることに関しては、その由来について
「時化てる」
「しらける」
という2つの説があり、どうも起源ははっきりしないようです。
会話が盛り上がっとる時に場違いな発言(空気を読めない一言)を言う人に対して「白けるわ~」という意味を込めて「しけるわー」とする説。
または不景気で景気が良くないことに対して「シケるわー(景気が盛り上がらないわ~)」と表現することもあることから「時化る」が「盛りさがる」→「つまらない」となったという説。
まとめ:しけるの意味は?関西の若者では面白くない方言?しらける?
関西の若者が使っている「しける」という言葉は、「しらける」や「盛り下がる」という意味です。
別に間違っているわけではなく、確かに未成年はそのような意味で使っているはずです。
関西人は会話を楽しむのが特徴なので、盛り上がっている時にくだらないことを言う人がいたら、「しけるわー」と言うんです。
要するに、その未成年は芸人さんがつまらないことを言ったときに「おもろないこと言うなや!」という意味で「しける」と言ったのでしょうね。