シマダ タモツさんは2025年に開催される大阪万博の万博ロゴをデザインしたTEAM INARI(チーム イナリ)の代表者。
発表されるや否や、その斬新な(?)デザインがネットで話題となりましたが、シマダ タモツさんの気になる経歴やプロフィールをまとめています。
シマダ タモツの顔画像
シマダ タモツの作品
引用:http://tdctokyo.org/
■焼肉ノ、シアン 2007年
■FRANCK MULLER PREMIUM PARTY 艶舞 2007年
■純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 -機能主義デザイン再考 2008年
■純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 -機能主義デザイン再考(大阪展)2008年
■純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 -機能主義デザイン再考(東京展)2009年
■純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代 -機能主義デザイン再考(フランクフルト展) 201年
シマダ タモツwikiプロフィール
本名:嶋田 保
生年月日:1965年
年齢:55歳
職業:アートディレクター、グラフィックデザイナー
松江寛之デザイン事務所などを経て、1992年に嶋田デザイン事務所として独立。
2004年に有限会社シマダデザインを設立。
朝日放送株式会社のロゴデザインもシマダ タモツさんが手掛けていますがデザイナーになるきっかけは母親だったそうです。
父親を早くに亡くし、喫茶店を営んでいた母親が女手一つで育ててくれていたものの、子どものころは母親は何度も学校に呼び出されるほどヤンチャぶり。
そんなシマダ タモツさんが18歳の時に母親の紹介でグラフィックデザイナーをしている人を紹介してもらい、アートの世界に身を置くようになったそうです。
■シマダ タモツの受賞歴
2001年 全日本DM大賞金賞、
2002年 日本産業広告総合展銀賞、
2003年 ディスプレイデザイン大賞/朝日新聞社賞、
2004年 NYfestival金賞、
2009年 全国カタログ・ポスター展カタログ部門経済大臣賞/金賞/審査員特別賞、NYADCポスター金賞、NYADC図録金賞
2010年 NYADCポスター銅賞、竹尾賞審査員賞
シマダ タモツの経歴
2025年の大阪万博の万博ロゴは建築家の安藤忠雄氏を座長とする選考委員会が審査。
応募総数5894件の中から5作品に絞られた中、
シマダ タモツさんが代表を務める「TEAM INARI(チーム イナリ)」がデザインを手掛けた作品が見事に採用。
メンバーには、下記のような方々がいます。
雨宮 深雪(あめみや みゆき)
大亦 伸彦(おおまた のぶひこ)上
村 慎也(かみむら しんや)
布川 侑己(ぬのかわ ゆうこ)
藤澤 勇佑(ふじさわ ゆうすけ)
デザインコンセプト
https://logo.expo2025.or.jp/logo_announcement.html
踊っている。跳ねている。弾んでいる。だから生きている。大阪・関西万博。1970年のデザインエレメントをDNAとして宿したCELLたちが、2025年の夢洲でこれからの未来を共創する。関西とも、大阪府ともとれるフォルムを囲んだメインシンボルだけでなく、CELLたちは、文字や数字を描きだし、キャラクターとしてコミュニケーションする。自由に。有機的に。発展的に。いのちの輝きを表現していく。
シマダ タモツの大阪万博ロゴ考案の背景
シマダさんがふだん作業をする机の上にも、しっかりと「太陽の塔」の模型が飾ってあるように、当時5歳だった昭和45年(1970年)の大阪万博で岡本太郎さんが手がけた「太陽の塔」に『なんじゃこりゃ!』と衝撃を受けたそうです。
「自分と誕生日が同じ有名人」を調べ、岡本太郎さんと一緒であることを知ると、デザインの道に進んでからは岡本太郎さんの存在を意識しながら、個性を重視した作品を制作。
大阪万博のロゴに関してはまず「人のつながり」をイメージした黒い球体が連なる1つの円を描き「左右対称にしない」などのイメージも加えていきます。
「個性」や「躍動感」を表現しようと、球体をバラバラにして形や大きさを変え、目のように見える部分は細胞の「核」をモチーフに。
最終的に大阪府の形を意識して最終的な構図が出来上がっています。
シマダ タモツの大阪万博ロゴに関するネットの反応
シマダ タモツさんは受賞のスピーチで「本当にびっくりした。まさかこれが、万博の顔になるとは」と話しています。