品番 製品番号 型番にはどんな違いがあるんでしょうか?
製造業などの現場では品番 製品番号 型番をどのように使い分けているんでしょうか?
品番 製品番号 型番の違いは?
品番 製品番号 型番の違いをざっくりまとめると、
■品番
商品管理上、他と種類・形状・色などを区別するために、商品につける番号。
機械等のパーツリスト、パーツカタログ等で一つの部品に対して与えられた番号。
■型番
同じ商品でもバージョンなどによって型番が変わる場合がある(=品番の場合もあり)
機械等に使用目的が一部、他と異なる様なぱっと見は同じだけど、働きが違う、が、同じ機械・・・というパターンの時にAの使い方をする機械をA型、A型と違う使い方の機械をB型。として区別する際に与えられる番号。
■製造番号
機械等の完成品に与えられた番号。
ユーザーに見せるのが型番。内部的に使われるのが品番といった感じです。
身近なスーパーで例えると、型番が商品名、バーコードが品番といった具合です。
ユーザーから見える型番は同じでも、内部的には(改良などにより互換性が無いため)別の品番という事も。例えば修理などでは、別の品番の部品が必要とかになる。
品番は品は、かたち、姿を現すのに使います。 文房具などは品番で表しているはずです。 工具など小さい物に多くついています。
型番は型は鋳型でつくるもの。決まった大きさ、サイズ、タイプを表すのに使われています。 電気製品、機械類などがあります。
まとめると・・・
一つの部品、一つの構成部品を識別するための番号が品番。
部品の集合体である完成品を識別するための番号が製品番号。
完成品の基本は同じでタイプ違いの製品を識別するための番号が型式番号。
使用例
型番が△△の機械で、製品番号が□□のパーツ品番○○の部品を注文したいんですけど、在庫ありますか?
ちなみに、シリアルナンバーと品番の違いは何なのかというと、自動車に例えると例えばGT-Rが品番に相当しGT-Rと呼ばれる自動車は何台もあります
ナンバープレートはシリアル番号に相当し(正確には違いますが)そのナンバープレートの自動車は1台しかありません
シリアルナンバーや限定品に付けられるケースが多く見れます。
例えば、300個限定であれば、1/300といった具合に刻印されるのがシリアル番号です。
一方で品番というのは、Aという名前の商品全てを指す番号です。品番を検索すれば、どんな製品でいくらなのか?など。