シナチクとメンマの違いは?放送禁止の差別用語?

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メンマと「しなちく」にはどんな違いがあるんでしょうか?

「シナチク」は放送禁止用語、或いは差別用語でしょうか。

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メンマとシナチクの違いは??

『メンマ』、『しなちく』の原料は、台湾や中国が原産の麻竹(まちく)というタケノコです。

大人になりかける竹の漬物です。普通のたけのこはまだ柔らかい子供の状態のものです。

麻竹(まちく)を茹でた後に乳酸発酵させ、それを更に乾燥して細かく裁断し日本に輸出されます。

日本では明治時代から食べられていて当初は台湾からの輸入がほとんどでしたが、現在では中国からの輸入が多く、一部は国内でも作られています。

中国はかつて『支那』と呼ばれていたため、その『支那』の竹ということで『支那竹(しなちく)』と呼ばれていました。

シナチクは放送禁止の差別用語?

メンマという呼称の由来はかなり正確に分かっています。

戦後まもなく、中華民国(中華人民共和国ではありません)から「志那」という言葉を使うなという申し入れが日本政府に対してあり、これを受けて外務省は各メディアに対し昭和21年6月21日に「今後『志那』は使うべからず」という通達を出しました。

これを受けて昭和27年、丸松物産株式会社という会社の松村秋水会長が、「麺の上に乗っている真竹(まちく)」という由来で「メンマ」と名付けたとされています。

「シナチク」と比べて一文字も重ならないのは、万が一にも「志那」を連想されるのを避けるためでしょう。

支那は蔑称だから避けるようにという通達が外務省から出てから呼ばなくなったようですが、お年寄りは今でも蔑称を意識せずにシナチクっていってます

英語に「Jap(ジャップ)」という語があります。シンプルに考えれば単に「Japan」の頭三文字をとっただけの略称ですが、いつしか(特に先の大戦を通じて)日本人を卑しめて呼ぶ語として広くアメリカ社会に定着していきました。

「支那(シナ)」も同様なのだと思います。

江戸の頃から、いまの中国を指す言葉として、「支那」は普通に使われていたもので、本来何ら侮蔑的な響きをもつものではありません。下のどなたかが回答されているように、大陸(中国)にはじめて誕生した統一国家「秦」の呼称から、「China(チャイナ)」も「支那(シナ)」も起ています。

まとめ:シナチクとメンマの違いは?放送禁止の差別用語?

「メンマ」と「しなちく」は、同じものであり、歴史的に呼称が交代した食べ物です12。かつて中国が「志那(しな)」と呼ばれていたことが由来で、その後「しなちく」と呼ばれるようになりました。しかし、現在では「メンマ」と呼ばれることが一般的です。味に違いはなく、どちらも竹の皮を加工したもので、ラーメンの具材としてもよく使われます。

現代では原料の麻竹がミャンマー原産であること、調理法の発祥が台湾であることなどから、中国大陸を連想させる呼び名は次第に使われなくなり、メンマと呼ばれることが多くなったようです。

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