真贋相愛とは意味は?
呪術廻戦で乙骨憂太の領域展開・真贋相愛はFateの無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)が元ネタ?
真贋相愛の意味・効果は?呪術廻戦
真贋相愛(読み方:しんがんそうあい)は、呪術廻戦に登場する特級呪術師・乙骨憂太の領域展開です。
領域展開は、術師が自身の術式を最大限に引き出すための特殊な空間です。
真贋相愛は、乙骨の生得術式である「模倣」によってコピーした術式を、必中必殺の効果で確実に相手に当てることができるという強力な能力を持っています。
必中必殺という強力な効果に加え、様々な術式をコピーして使用できるという柔軟性を兼ね備えた、非常に強力な領域展開です。乙骨は真贋相愛を駆使して、宿儺相手に善戦を繰り広げました。
真贋相愛の特徴
■1. 荒廃した空間
真贋相愛の中は、荒廃した鉄筋コンクリートの柱が剥き出しの地面に、無数の刀が刺さっているという異様な空間が広がっています。空には、水引の一種である「あわじ結び」が装飾のように浮かんでいます。
■2. 必中必殺の刀
領域内に刺さっている刀には、乙骨がコピーした様々な術式がランダムに封入されています。刀を手に取ることで、その術式を使用することができます。ただし、刀の使用は1回限りで、どの術式が封入されているかは乙骨自身もわかりません。
■3. 柔軟な運用
真贋相愛は、単に術式を必中にするだけでなく、様々な応用が可能である点が特徴です。例えば、乙骨は真贋相愛の中で以下のような戦術を用いました。
- 邪悪な者にのみ攻撃する天使の術式「邪去侮の梯子」を必中にすることで、虎杖にダメージを与えずに宿儺のみを攻撃する。
- 狗巻棘の「呪言」やドルゥヴ・ラクダワラの「式神の軌道を自らの領域にする術式」など、味方の術式をコピーして使用する。
- 宿儺の術式「御厨子」による「捌」をコピーして、宿儺の術式を理解し、対策を練る。
■4. 高い結界術の運用力
真贋相愛は、必中術式の対象者を任意に選択できるなど、五条悟や宿儺でさえできない運用が可能であることが示されています。これは、乙骨の結界術の運用力が非常に高いことを証明しています。
真贋相愛はFateの無限の剣製が元ネタ?呪術廻戦
乙骨憂太の領域展開・真贋相愛は『Fate/stay night』に登場するサーヴァント・アーチャーの持つ「唯一」の宝具「無限の剣製」が元ネタかもしれません。
『Fate』シリーズには、世界を自分の心象風景に書き換える固有結界という魔術が存在しており、そのうちの1つが「無限の剣製」です。
無限の剣製」が発動された際には、殺伐とした荒野に大量の剣が突き刺さっている光景が広がる。そして固有結界の性能として、発動者が一度目にしたことがある武具を“複製”できるという設定となっています。
実際に『呪術廻戦』作者の芥見下々は、公式ファンブックのQ&Aにて、“設定の作り方”という面で『Fate』シリーズの生みの親・奈須きのこに影響を受けたことを語っています。
真贋相愛の元ネタ?Fateの無限の剣製とは?
無限の剣製(むげんのけんせい)とは、Fateシリーズに登場するキャラクター、アーチャーおよび衛宮士郎の固有結界の名称です。
この固有結界は、彼らに唯一許された魔術であり、剣の丘とも呼ばれる特別な世界です。固有結界が発動すると、流れるBGMは「エミヤ」という、公式が認める処刑用BGMが流れます。
アーチャーはこの固有結界をペナルティなしに自在に操ることができます。結界内には無数の剣が突き立ち、さまざまな要素が満たされています。この結界内では、視認した武器や防具を複製し、無数の剣の一振りとしてストックすることが可能です。剣以外の槍や盾、特殊な武器なども投影できます。
複製された武器や防具は、一度この世界に記録されると、特別な詠唱によって外界に引き出すことができます。また、投影された武器や防具の能力は、オリジナルよりもランクが一つ落ちます。ただし、使用される状況や練度によって、複製品もオリジナルに近い能力を発揮することがあります。
この固有結界は、日常生活でも戦闘シーンでも多くの用途に活用されます。アーチャーや士郎は、高性能な道具や装備を投影することで様々な場面で活躍します。