白石正輝さんという足立区議会議員(自由民主党)が令和2年の第3回定例会(2日目)で発言した内容が注目されています。
議題自体は「少子化」がテーマとなっていたものの、LGBTを引き合いに出した発言が差別だと捉えられ炎上騒ぎとなりました。
白石正輝(足立区議員)の学歴などwikiプロフ
名前:白石正輝(しらいしまさてる)
生年月日:1942年(昭和17年)
年齢:78歳
当選回数:11回
初当選:1971年(昭和46年)29歳
常任委員会:厚生委員会(委員長)
特別委員会:交通網・都市基盤整備調査特別委員会
政党 :自由民主党
白石正輝さんの通っていた高校並びに大学については不明で、もしかしたら学歴は中卒なのかもしれません。
どうやら15歳の時にはすでに自民党の学生部に所属をしていたということで、高校にはいかずに政治活動を始めていた可能性はありそうです。
家族が子どもが3人、孫が5人、ひ孫も誕生しています。
白石正輝がLGBT発言がなぜ差別だと炎上?
白石正輝さんは2020年9月25日に行われた足立区議会に出席すると、下記のテーマで一般質問をしています。
1 超少子高齢社会に対する対応について
2 がんの早期発見について
この時の様子がは「足立区議会の本会議録画配信(2020年9月25日)」でも動画で確認することができます。
白石正輝さんは問題の発言は動画の「8分40秒」「14分30秒」からで、文字起こしすると下記のような内容となります。
引用:https://www.tokyo-np.co.jp/article/59875
性の多様化だとかLGBTといわれて、性の自由を尊重しようとする地方自治体があちこちに、今生まれつつある。人間の生き方ですから、本人の生き方に対して干渉しようとは思いません。干渉しようとは思いませんけれども、考えてください。日本人が全部L、日本人が男は全部G、次の世代うまれますか?次の世代を担う子どもたちが1人も生まれない。
(中略)
LレズとGゲイについてだけは、もしこれが足立区に完全に広がってしまったら、足立区民いなくなっちゃうのは100年とか200年の先の話じゃない。私たちの子どもが1人も生まれないということ。次の時代30年後か40年後にいなくなっちゃう。そのことを考えたときに性の多様性とか、性を尊重する、そのことはわかります。そのことはわかりますけれど、これを学校教育で取り上げたときには、普通の結婚をして、普通に子どもを生んで、普通に子どもを育てることが、いかに人間にとって大切なことであるか。
(中略)
LだってGだって、法律で守られているじゃないかなんていうような話になったんでは、足立区は滅んでしまう。教育の中でこの問題をどう取り上げていくのか、ご答弁をいただきたい。
まず白石正輝さんの発言で最初に注目すべきなのは「人間の生き方ですから、本人の生き方に対して干渉しようとは思いません。」というところでしょう。
そしてメディアで取り上げられている発言は白石正輝さんの質問内容をかなり都合よく切り取っていることがわかります。
基本的にはLGBTについては理解を示していると見て良さそうで、白石正輝さんもその後「少子化の中、子どもを産み育てる大切さを教育の場で伝えてほしいとの趣旨だった。差別する意図はない」と釈明しています。
白石正輝さんの真意は、歯止めのかからない少子化問題にしっかりを手を打津べきではないか?という問題提起で、
その引き合いとしてLGBT問題を取り上げてしまったことが今回の炎上騒ぎにつながったとみて良さそうです。
白石正輝さんはその後、インタビューでLGBTを少子化問題の例に出した件について下記のようにコメントもしています。
一般区民にピンとくるように例えた。例えが悪かったと言われれば、そりゃ聞いた人によるから、私自身は例が悪いとは思ってないけど、受け取る側がそう思うんなら「そうですか」と。反論する気はない。
質問:「孫やひ孫さんが当事者かもしれない。今回の発言を悲しむのでは。」
https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/040/115000c
(ひ孫が当事者だとしても)それは生き方だから。自分が選んだ道だから、悲しいと思うような人生を選んだんだからしょうがない。