道路標識で丸くて白地に水色の斜め線の標識や左向きの赤矢印ってどんな意味?
白地に青丸、そしてその中に青線が斜めに入っている道路標識にはどんな意味があるんでしょうか?
道路標識で白丸に青の斜め線は?
道路標識で丸くて白地に水色の斜め線の標識ってどんな意味かというと、補助標識で「規制解除(終わり)」を意味しています。
つまり白地の丸に青の斜め線は一緒に表示されている道路標識の交通規制区間がここで終わることを意味しています。
たとえば細い路地のような道路で、速度30キロメートルの制限がされていたとします。
この細い道路が別の大きな道路に交差するところで30キロの制限が終わる訳ですが、30キロの表示の下にもう一つこの青い斜線の表示があります。
一方通行の場合も同じで、一方通行が終わる地点に「ここで一方通行は終わりですよ」と青い斜線の表示があります。
例えば、その標識の上に、制限時速50kmという標識があれば、
「ここで制限時速50kmは『終わり』ですよ」
という意味になります。
道路標識で左向きの赤矢印は?
左向きの赤矢印も丸くて白地に水色の斜め線の標識と同じです。
他にも文字で「ここまで」という補助標識もありますが、いずれも白地に青の斜め線の「終わり」と同じく本標識が表示する交通規制区間がここで終わることを示しています。
ちなみに、補助標識の終わりについてなぜ、丸に、青色の斜め線が終わりなのかというと、道路標識は日本独自で発展したものではなく、初めはヨーロッパの標識をまねて作られました。
海外では多くの国で、赤の斜め線が「終わり」として使われています。
ところが、赤の斜め線は「~禁止」と勘違いされやすい、ということでやがて、日本では青の斜め線が「終わり」として使われるようになりました。