高校の指定校推薦で大学に落ちることはある?
大学進学に当たって、指定校推薦なら100%合格すると言われますが、実際には「落ちた」という口コミもみられます。
高校の学内での指定校推薦の枠に漏れた(落ちた)わけではなく、指定校推薦で受験をした結果、落ちたというケースがあるようですが落ちる理由は?
指定校推薦で落ちることがある?
結論から言うと、指定校推薦で落ちることは実際にあるようです。
指定校推薦で落ちる理由は、大きく分けて以下の3つです。
高校側の信頼を裏切る行為があった場合
大学側の入学基準を満たしていない場合
出願要件を満たしていない場合
高校側の信頼を裏切る行為があった場合
指定校推薦は、高校側が推薦する生徒を、大学側が受け入れる制度です。そのため、高校側の信頼を裏切る行為があった場合は、指定校推薦で落ちる可能性があります。具体的には、面接で態度が悪い、試験に遅刻する、学力検査で著しく不合格となるなどの行為が該当します。
大学側の入学基準を満たしていない場合
指定校推薦でも、大学側が定めた入学基準を満たしていない場合は、不合格となります。具体的には、高校の成績が基準を下回る、学力検査で不合格となるなどの場合が該当します。
出願要件を満たしていない場合
指定校推薦には、出願に必要な書類や入学金の納付などの出願要件があります。これらの出願要件を満たしていない場合は、不合格となります。
指定校推薦とは?
指定校推薦は、高校と大学の信頼関係が成り立っている制度です。そのため、指定校推薦で合格したとしても、入学後に留年や中退をすると、高校側の指定校推薦が失効になる可能性があります。
また、医療系の指定校推薦は、他の学部に比べて落ちる可能性があると言われています。これは、医療系は倫理や人格が重視されるため、面接で不適切な発言や態度をとると、不合格になる可能性があるためです。
指定校推薦で合格するためには、高校や大学の信頼を裏切らないよう、入学試験や出願要件をしっかりと確認することが大切です。
まとめ:指定校推薦で落ちることがある?
指定校推薦は、高校から大学への信頼関係に基づいて成り立っています。つまり、高校側がその生徒を推薦し、大学がそれを受け入れることで成立する仕組みです。通常、指定校推薦を受ける場合、基本的には合格する傾向が高いです。しかし、いくつかの理由によって、稀に不合格になることがあります。
態度や行動の問題
学力不足
締切や手続きの遅れ
その他の要因
なお、医療系の学部や学科では、特に厳格な選考が行われることがあります。学生の適性や志向が医療に合っていないと判断された場合、面接で不合格になることがあります。また、金銭的な問題も考慮されることがあります。学費の支払いが滞ったり、金銭的な問題がある場合、大学は不合格とすることがあるでしょう。
要するに、指定校推薦で落ちることは稀ですが、態度や学力、手続きの不備、志向の不一致などが原因で不合格になることがあることを覚えておいてください。
態度や行動の問題
面接や面談の際に、礼儀正しくない態度を示したり、遅刻や欠席が多かったりする場合、大学側は信頼関係を裏切ると判断し、不合格になることがあります。大学は学生に一定の信頼を寄せて推薦していますので、その信頼を損ねないようにすることが大切です。
学力不足
指定校推薦を受けるには、一定の学力基準を満たす必要があります。試験の成績や学科試験で合格基準をクリアできなかった場合、不合格になることがあります。また、書類やエッセイが指定条件を満たさない場合も、不合格となることがあります。
締切や手続きの遅れ
指定校推薦には、書類提出や入金の締切があります。これらの締切を守らなかった場合、大学は手続きに問題があると判断し、不合格になることがあります。また、出願要件を満たしていなかった場合も同様です。
その他の要因
大学によっては、個別の要因に基づいて不合格を決定することもあります。これには学校ごとのポリシーや選考方法に関連する要素が含まれます。