志澤公一さんは2001年のアメリカ同時多発テロ事件の際に、現場で外国人として唯一救助活動を許可された11人の日本人消防士の一人。
志澤公一さんの気になるプロフィールをまとめています。
志澤公一の9.11のアメリカ同時多発テロ事件での活動
志澤公一さんは、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件後、ニューヨークの世界貿易センタービル崩落現場で救助活動を行いました。
- きっかけ:
2001年6月に開催された「世界警察消防競技大会」で親交を深めたニューヨーク市消防局のデービッド・ロドリゲスさんから、テロ発生約10日後に「助けてくれ」というSOSメールが届いたことです。 - 渡米と救助活動への参加:
志澤さんは、他の10人の日本人消防士と共に、休暇を取得し自費でアメリカへ渡りました。
しかし、現場は厳戒態勢が敷かれており、外国人の立ち入りは禁止されていました。
そこで、現地消防士のミッキー・クロスさんの協力や、元消防士の牧師の尽力 により、3日間という短い期間ながらも救助活動への参加が許可されました。 - 活動内容:
志澤さんたちは、ワールドトレードセンタービル崩落現場「グラウンド・ゼロ」にて、遺体捜索を行いました。
危険な状況の中、瓦礫を掘り進め、消防士が使用したと思われる空気ボンベを発見するなどの成果を挙げました。 - 反響:
志澤さんたちの活動はアメリカのメディアで報道され、現地の人々から感謝と賞賛を受けました。
また、この活動がきっかけとなり、2011年の東日本大震災の際には、アメリカから「トモダチ作戦」として大規模な災害支援を受けました。
志澤さんのアメリカ同時多発テロ事件での活動は、日米の友情の証であり、多くの人々に勇気を与えるものでした。
志澤公一wikiプロフィール
生年月日：1965年生まれ。
年齢：59歳
出身地：神奈川県川崎市出身（神奈川県茅ヶ崎市在住）
祖父は警察官で、幼い頃からその姿に憧れ、人々を助ける仕事に就きたいと考えていたことから、19歳で消防士になる。
横浜市消防局に勤務後、横浜市消防訓練センターに勤務。
志澤公一の結婚・家族は？
志澤公一さんの家族構成と結婚について、
- 結婚: 志澤公一さんは結婚されています。
- お子さん: 娘さんが2人いらっしゃることが、インタビュー動画から推測できます。 ただし、ソースでは、娘さんたちの年齢や名前などの詳細は触れられていません。
- お孫さん: お孫さんがいらっしゃる可能性が、Facebookの情報から示唆されています。 しかし、お孫さんの人数や年齢などの情報は、ソースからは確認できません。
- ペット: 犬を飼っているようです。 犬種や名前は、ソースからは確認できません。
志澤公一の現在までの経歴
- 9.11のテロ後、ニューヨークの世界貿易センタービル崩落現場で救助活動を行う。
- 2016年4月の熊本地震、2019年9月の令和元年台風15号、2024年1月の能登半島地震などの災害現場でボランティア活動を行う。
- NGOセーフティー・フューチャーの代表を務め、危機管理講師として講演活動を行う。
- 千葉科学大学危機管理学部の非常勤講師を務める。
- NGO日本警察消防スポーツ連盟の代表を務める。
- 心拓塾で講師を務める。
- NPO法人ハートオブゴールドの理事。
志澤公一の高校や中学の学歴は？
志澤公一さんの学歴について、高校、大学、専門学校など具体的な学校種や学校名は確認できませんでした。
しかし、消防士になるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
- 消防吏員の採用試験を受験する必要がある。
- 消防吏員の採用試験を受験するには、高校・大学・大学院・短大・専門学校のいずれかを卒業している必要がある。
- 採用後は、消防学校（学校教育法で定められた学校ではなく、消防職員、消防団員の教育・訓練をする施設）で基礎教育を受ける必要がある。
志澤公一さんは、19歳で消防士になり、横浜市消防局に勤務していたという情報があります。
これらのことから、志澤公一さんは消防士になるために必要な学歴を有しており、消防学校を卒業していることは確実であると考えられます。
加えて、志澤公一さんは千葉科学大学危機管理学部の非常勤講師をされています。
大学教員の採用基準は大学によって異なりますが、一般的には修士号以上の学位を有していることが求められることが多いです。
志澤公一さんが非常勤講師であっても、大学で教鞭をとっているという事実から、彼が高度な教育を受けている可能性は高いと考えられます。
まとめ：志澤公一(9.11消防士)wiki現在｜経歴や年齢・結婚は？その後は？
志澤さんは19歳の時に消防士となり、横浜市消防局に勤務した後、横浜市消防訓練センターに勤務されていました。消防士として20年勤続し、長期休暇を取得した2004年にはブラジルのサンパウロを訪問、ヴィラ・マリア区消防隊のフラヴィオ・ヴィセンチ・デ・ソウザさんを訪ねています。
志澤さんは1995年から「世界警察消防競技大会」に参加しており、そこで培った海外の消防士との繋がりを活かし、2001年9月のアメリカ同時多発テロ事件後には、ニューヨークの世界貿易センタービル崩落現場で救助活動を行いました。
この救助活動は、テロ発生約10日後にニューヨーク市消防局のデービッド・ロドリゲスさんから届いた「助けてくれ」というSOSメールがきっかけでした。志澤さんを含め、競技大会で親交を深めた11人の日本人消防士が、休暇を取り自費で渡米しました。
現場は厳戒態勢で外国人の立ち入りは禁止されていましたが、ニューヨーク市消防局の仲間や、元消防士の牧師の尽力により、3日間という短い期間ながらも救助活動を行うことが叶いました。
この時の日本人消防士たちの活動はアメリカのメディアでも報道され、多くの人々から感謝と賞賛を受けました。
2011年の東日本大震災の際には、アメリカ軍が「トモダチ作戦」を実施し、大規模な救援活動を行いました。
キャロライン・ケネディ元駐日大使は、2015年に行われた日米消防フレンドリーシップパーティーの開会の挨拶で、「3.11トモダチ作戦は、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロに日本の消防救助隊が駆けつけてくれた事に起因する」と述べています。
志澤さんは、9.11の経験を活かし、災害時に非番の消防士や警察官を現地に派遣するボランティア団体を組織するなど、現在も様々な活動をされています。
- NGOセーフティー・フューチャーの代表として、危機管理講師を務めています。
- 千葉科学大学危機管理学部で非常勤講師を務めています。
- NGO日本警察消防スポーツ連盟の代表も務めています。
- 子供たちの社会性や創造性を育む心拓塾の講師も務めています。
- また、バルセロナオリンピックマラソン銀メダリストの有森裕子さんが代表理事を務めるNPO法人ハートオブゴールドの理事も務めています。
これらの活動を通して、志澤さんは人々を助けたいという信念を貫き、国内外でその活動の幅を広げています。
