ラグビーワールドカップ2019日本代表SH(スクラムハーフ)の3人のうちの1人が茂野海人。
田中史朗と流大に続く第3のSH(スクラムハーフ)と思っていましたが、
9月6日の南アフリカ戦では茂野海人が先発フル出場を果たしているので、
もしかしたらラグビーワールドカップ2019の舞台に立っているのは茂野海人なのかもしれませんね。
茂野海人wikiプロフィールは?
- 生年月日:1990年11月21日
- 所属チーム:トヨタ自動車ヴェルブリッツ(トップリーグ)
- 出身地:大阪府
- 身長:170cm
- 体重:75kg
- ポジションスクラムハーフ。
- ニックネームはカイト。
- 日本代表キャップ数:10
- 高校:石見智翠館高等学校(旧:江の川高校)
- 大学:大東文化大学(最終学歴)
トヨタ自動車ヴェルブリッツでは副将を務めていて、
同じくラグビーワールドカップ2019日本代表の姫野和樹と木津悠輔とはチームメイト。
茂野海人は小学3年から大阪の岬ラグビースポーツ少年団でラグビーを始めると、
ラグビー強豪校として知られる石見智翠館高等学校(旧:江の川高校)に入学。
2012年、第13回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会準優勝
2015年、第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会ベスト4
と実績を残すと大東文化大学に進学し2009年にはキャプテンも務めていました。
大東文化大学卒業後もラグビーを続ける意思を持っていたものの、
実はトップリーグのチームから声がかかることはなかったそうです。
そこで茂野海人自ら大東文化大学OBを通じてNECグリーンロケッツにプッシュをかけた末に
同チームへの入団が叶うとさらなるレベルアップのためにニュージーランドにラグビー留学を決行。
ニュージーランドには数多くのラグビーチームがあるものの、
茂野海人が選んだのは国内リーグ王者に16回も輝いたことがある名門のオークランド。
スーパーラグビーに参加している強豪チームの一つ「ブルーズ」の母体となるチームで、
これまでに数多くのオールブラックスを輩出しています。
茂野海人はまずポンソンビーに留学して実力を示した後、
オークランド代表のワイダートレーニングスコッドでもアピールして
茂野海人は日本人では初めてオークランド代表というビッグチャンスを獲得すると、
ニュージーランドの国内最高峰大会ITMカップで決勝進出も経験しています。
ニュージーランド留学後はサンウルブズにも呼ばれるようになり、
そのままの勢いでラグビーワールドカップ2019日本代表にも選出されるようになりました。
茂野海人の家族(嫁,息子)や兄弟は?
茂野海人さんには少なくともお兄さんが1人いることがわかっていて、
茂野洸気さんというNTTドコモレッドハリケーンズに所属するラグビー選手です。
また茂野海人さんはすでに結婚をしていてサンウルブズで海外遠征中に
第2子となる航大(長男)が誕生しています。
命名は妻の美欧さんで「海を渡って(海人という名前の)自分より大きい人になれるように」という思いが込められているそうです。
また家族ではないものの、以前にサントリーサンゴリアスというチームに所属をしていて
阪本圭輔という選手とは、岬ラクビースポーツ少年団からずっと一緒にしてきたプレーする幼なじみ。
石見智翠館高等学校にも二人そろって進学をしてラグビーをしていました。
茂野海人のスクラムハーフとは?
茂野海人の持ち味はクイックタップ(相手反則の際に素早く仕掛ける)からの攻撃的な姿勢と長いパス。
その相手の意表を突くような攻撃力が魅力で、
ワールドラグビーの年間最高トライ賞(トライ・オブ・ザ・イヤー)
の候補にも選出されたトライも披露しています。
茂野海人はSH(スクラムハーフ)というポジションを田中史朗、流大と争っているわけですが、
SHとはバックスとフォワードをつなぐ役割を持ったポジションです。
ラグビー中継ではおそらくもっともテレビに映る機会が多いポジションで、
スクラムを組んだときにボールを入れたり、スクラムやモール・ラックといった密集の後ろにいて、
ボールを出すのもスクラムハーフの役割になります。