新幹線には一般的に、自由席、指定席、グリーン席の3種類があって自由席は指定席料金がかからないものの、
席を確保できるかどうかは当日の混雑状況とどれだけ早めに駅に行って並んでいるか次第。
小さな子供連れの家族でも、指定席がとれずやむを得ず自由席で新幹線に乗らなければいけない場合、
せめて子供の分だけでも自由席の席を確保したいところですが、新幹線の空いてる自由席で何号車になるんでしょうか?
新幹線の自由席は何号車?東北,北陸,上越,東海道,山陽新幹線の自由席は何号車?
東北新幹線の自由席は何号車(はやぶさ,こまち,はやて,やまびこ,つばさ,なすの)?
- 東北新幹線
- 北海道新幹線
- 秋田新幹線
- 山形新幹線
を走る新幹線には、
- はやぶさ
- こまち
- はやて
- やまびこ
- つばさ
- なすの
の6つの種類がありますね。
- はやぶさ:自由席なし(全車指定席、1号車~10号車の10両編成)
- こまち:自由席なし(全車指定席、東京・盛岡間ははやぶさに連結し11号車~17号車の7両編成)
- はやて:自由席なし(全車指定席、1号車~10号車の10両編成)
- やまびこ:自由席は1号車~5号車(一部の列車で1号車~3号車)
- つばさ:自由席は16号車~17号車(東京・福島間はやまびこに連結し11号車~17号車の7両編成)
- なすの:自由席は1号車~8号車(10両編成)と、16両~17両編成の場合は12号車~16号車・17号車も自由席
はやぶさ、こまち、はやてに関しては全車指定席で自由席の設定はないものの、
全車指定席列車に立って乗れる「立席特急券」を購入できれば空いている指定席に座れます。
全車指定席の列車が満席になった場合にのみ発売される乗車券で、
発売開始は満席になった時点からなので明確な発売日時は決まっていません。
発売枚数も1列車あたりで発売される数が制限されていて、
立席特急券も売り切れてしまったらその列車に乗ることはできなくなります。
やまびこは、列車によって自由席車両の変更が多い新幹線で、先ほど上げた以外にも、
16両・17両編成のときには12号車~17号車(盛岡寄り)も自由席といったパターンがあります。
なすのの一部列車だと「10号車」も自由席になったり逆に「5号車~8号車」が指定席に設定されることも多いので、
駅の案内板で自由席の車両を間違えないように気を付けましょう。
上越新幹線の自由席は何号車?(とき、たにがわ,かがやき,はくたか,あさま,つるぎ)
上越新幹線には、
とき
たにがわ
Maxとき
Maxたにがわ
といった種類の新幹線がありますね。
- とき:自由席は1号車~5号車(10両編成の東京寄り)
- たにがわ:自由席は1号車~5号車(10両編成の東京寄り)
- Maxとき:自由席は1号車~3号車(8両編成)と9号車~11号車(16両編成)
- Maxたにがわ:自由席は1号車~5号車(8両編成)か、1号車~4号車と9号車~12号車(16両編成)
- かがやき:自由席なし(全車指定席、1号車~10号車の12両編成)
MaxときとMaxたにがわは頻繁に自由席車両の変更や増減が行われるので、
当日に駅の案内板をよく確認するようにしてください。
グリーン車を除くと全車自由席というケースもあるようです。
北陸新幹線の自由席は何号車?(とき、たにがわ,かがやき,はくたか,あさま,つるぎ)
北陸新幹線には、
- かがやき
- はくたか
- あさま
- つるぎ
といった種類の新幹線がありますね。
- かがやき:自由席なし(全車指定席、1号車~10号車の12両編成)
- はくたか:自由席は1号車~4号車(12両編成の東京寄り)※一部列車は「4号車」が指定席
- あさま:自由席は1号車~4号車(8両編成の東京寄り)か1号車~5号車(12両編成) 8両編成一部列車は「4号車」が指定席。
- つるぎ:自由席は1号車~4号車(12両編成の富山寄り)12両編成。
はやぶさ、こまち、はやてに関しては全車指定席で自由席の設定はないものの、
全車指定席列車に立って乗れる「立席特急券」を購入できれば空いている指定席に座れます。
はくたかは一部列車で「4号車」が指定席になることがあるので注意が必要です。
東海道新幹線の自由席は何号車?(のぞみ,こだま,ひかり)
東海道新幹線には、
- のぞみ
- ひかり
- こだま
の3つの種類がありますね。
北陸新幹線や上越新幹線、東北新幹線のように、
東海道新幹線では自由席車両の設定は固定化されていて通年で編行為はほとんど見られません。
座席指定には閑散期でも320円、通常期は520円、繁忙期には720円
- のぞみ:自由席は1号車~3号車(16両編成の新大阪寄り)
- ひかり:自由席は1号車~5号車(16両編成の新大阪寄り)
- こだま:自由席は1号車~7号車(新大阪寄り)と13号車~15号車(東京寄り)
こだまに関しては一部列車で「13号車~15号車」が指定席となることがあります。
山陽新幹線の自由席は何号車?(のぞみ,こだま,ひかり)
山陽新幹線を走る新幹線には、
- のぞみ
- ひかり(ひかりレールスター)
- みずほ
- さくら
- こだま
がありますね。
- のぞみ:自由席は1号車~3号車(16両編成の博多寄り)
- ひかり:自由席は1号車~3号車(8両編成の博多寄り)
- みずほ:自由席は1号車~3号車(8両編成の鹿児島中央寄り)
- さくら:自由席は1号車~3号車(8両・6両編成の鹿児島中央寄り)
- こだま:自由席は16両編成だと1号車~3号車(博多寄り)と13号車~15号車(新大阪より)か、8両編成だと1号車~3号車(博多寄り)と7号車~8号車(新大阪より)
さくらに関しては一部列車は「3号車」が指定席に変更されることがあり、
こだまでは一部列車で「6号車」以外すべて自由席、または全車両で全席自由席となることがあります。
九州新幹線の自由席は何号車?(みずほ,さくら,つばめ)
山陽新幹線を走る新幹線には、
- みずほ
- さくら
- つばめ
がありますね。
- みずほ:自由席は1~3号車(8両編成の鹿児島中央寄り)
- さくら:自由席は1~3号車(8両・6両編成の鹿児島中央寄り)
- つばめ:自由席は1~3号車(8両・6両編成の鹿児島中央寄り)
さくらに関しては一部列車は「3号車」が指定席に変更されることがあり、
つばめでは一部列車で「3号車」が指定席となったり逆に4~5号車が自由席、または全車両・全席自由席となるケースも見られます。
新幹線の空いてる自由席は何号車?(東北,北陸,上越,東海道,山陽新幹線)
大混雑が予想されるお盆や年末年始といったシーズンは自由席の乗車率は100%を超え、
150%を記録することも珍しくはありませんが、自由席を確保できる確率を少しでも高めるにはどうすれば良いんでしょうか?
まず大前提として新幹線の空いてる車両の自由席を狙うことがポイントで、
自由席がほぼ固定されている東海道新幹線に関しては先頭・最後尾の1号車と16号車を避けるのが鉄板です。
1号車と16号車には運転席とトイレがある分、座席数が少なくなるのは有名な話で、
トイレの設置の関係上、偶数車両を狙うのが良いとされています。
しかも、座席の前後間隔も1号車と16号車はほかの車両に比べて若干狭くなっているので、
この点から考えても、先頭・最後尾を避けた偶数車両がオススメです。
また自由席の変動が多い北陸新幹線や上越新幹線では、
ふだんは自由席の車両が指定席に変更されるケースがあり、そんなときには、
その前後の自由席に乗客が集中するため混雑することが予想されます。
ふだんは自由席の車両が指定席に変更されている車両の前後は避けたほうが良く
逆にふだん指定席の車両が自由席になっている場合は空いている可能性が高いです。