秋の空に瞬く流星群
『しし座流星群』
の時期がやってきました。
『しし座流星群』は1時間に2~5個程度と数は少ない流星群ですが例年、明るい流星が見られるのが特徴です。
例年、ほぼ決まった日にちに極大日(ピーク)を迎えるので、毎年『しし座座流星群』を心待ちにしている人も多いんじゃないでしょうか。
では、2022年の『しし座座流星群』について調べてみようと思います!
しし座流星群2022の方角
しし座流星群が見ることができる方角を調べてみます
結論から言うと、しし座流星群は夜空のどこでも見えます!
「しし座」が見える方角は、東から南東ですが、流星は空の「全方向」へと放射状に飛びます。
なのでどの方角でも観察することができます!
流星群は、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。
2022年のしし座流星群は放射点の近くに月もあるため、月明かりが直接目に入らないように月から離れたところを中心に眺めるのがおすすめです。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
観測のポイントとしてはできるだけ街灯などの明かりが少ない場所で空を広く見渡すと良さそうです。
暗闇に目が慣れるためにも最低15分間は観察を続けることが望ましいそうです!
また、月明かりが入ると流星が見えにくくなるので月が沈む深夜0時頃が月明かりに邪魔されずに観測できます。
どこでも見れるのは嬉しいですよね
しし座流星群2022は何時?極大・ピークの時間は?
しし座流星群が見ることができる時間帯を調べてみます
しし座流星群は11月18日(金)8時頃に活動のピークを迎えます。
一番の見頃は17日(木)深夜~18日(金)明け方です。
11月17日(木)は、放射点のあるしし座が23時頃から空に昇りはじめますが、同じタイミングで月も姿を現すため、今回は月明かりの影響を受けそうです。
まとめ:しし座流星群2022
しし座流星群の母天体はテンペル・タットル彗星です。この彗星の公転周期である約33年ごとに「流星嵐」となるチャンスがあるとされています。
しし座流星群は、最もスピードが速い流星群で願い事を唱えるのに1番難しい流星群とも言われています。
全体的に明るい流れ星というのも特徴です!
年々、観測できる流星数はかなり少なくなっていて今年も期待できる流星数はあまり多くなく空の綺麗なところでも1時間に5個程度となると予想もされています。
夜はすっかり冷えて寒いですが、金曜日なので夜更かしして夜空を眺めて見るのも良さそうですね。