七五三に義両親を呼ぶか呼ばないか?を迷っていませんか?
もしくは、義両親から七五三のお祝いをもらったものの、
どんなものを内祝いでお返ししようか悩んでいないでしょうか?
義両親と七五三のお参りに行くことに、
抵抗感を感じるのは、おそらくは義両親との付き合いに、
ストレスや苦手意識を持っているからじゃないでしょうか。
七五三に義両親を呼ぶといろいろと面倒なことになりそうで、
できれば義両親を呼びたくないのであれば、
それはそれで構いません。
七五三は小学校の入学式などとは違って、
必ずしもやらなければいけないものではないし、
七五三をするにしても家族だけで済ませる人も多いです。
けれども、義両親からすでに
七五三のお参り用に着物を買ってもらっているなど、
お祝いを頂いている場合には、
やはり義両親を呼んだほうが良いでしょう。
ただ、義両親を呼ばないのに自分の両親だけ呼んだりすると、
後で角が立つ危険性があるので、
義両親を呼ばないなら自分の両親も呼ばないようにして、
0か1かで決めるようにしましょう。
七五三に義両親を呼びたくない場合
ネットの口コミを見てみると、
みんな、いろいろな理由で義両親を苦手にしていて、
付き合いにストレスを感じているようです。
初参り、お食い初め、節句、数ある行事、色々口だけ出しきてうるさい
自分たちは何もせずに人に催促ばかり。
人の好意に感謝もせず「孫に掛かる費用は嫁側の親が負担するものだ。」と断言
周囲に見え張れる場面ではやたらと嫁が断りづらいのをいいことに口出ししてきてゴリ押し
孫に会いたいのか、ことあるごとに遊びに来て休みがない
家に遊びに来て自分の家のようにくつろいで、私の化粧品を持って帰る
旦那の兄弟姉妹が私に対して失礼なことをしても野放し。優しすぎて子供を怒るということを今までしてこなかったらしい
出産直後の分娩(ぶんべん)室に現れ、ぐったりした私を尻目に我が子をほぼ勝手に抱っこ
ネットの口コミをちょっと探すだけでも、
山のように義両親との仲がうまくいっていないエピソードが見つかります。
七五三に義両親を呼びたくないけれど、
かといって、義両親を呼ばないことで後になってトラブルになることは避けたい。
そんな時にはどんな対策方法があるのかというと、
- 義両親に知らせず早目に計画を立てておく
- 両家とも親を呼ばず家族だけでお参りする
- 七五三のお参り後の食事会に義両親を呼ぶ
といった方法があります。
義両親に知らせず早目に計画を立てておく
七五三は、法律で定められているような通過儀礼でもなんでもないので、
やるかやらないかはあくまでも個人の自由です。
そこで、義両親に知らせず早目に
七五三の計画を立てておきましょう。
最終的には義両親が絶対に七五三のお参りに
参加できそうにない日を狙って、
七五三のお参りを済ませてしまいましょう。
この場合、必ずしも大安のような良い日ではなくて、
仏滅にぶつかってしまうこともあり得ますが、
七五三と大安・仏滅というのは、そもそも何の関係もありません。
大安・仏滅とかを気にするストレスに比べたら、
義両親と付き合わなければいけないことの方が、
よっぽどストレスでじゃないでしょうか。
両家とも親を呼ばず家族だけでお参りする
七五三を家族だけで済ませる家庭も非常に多いので、
義両親と自分の両親を両方とも呼ばずにお参りすることで、
義両親を呼ばない口実となります。
自分の両親には七五三のお参りに参加してもらいたい場合には、
着物などの衣装を子供に着せないにしても、
別の日に改めて七五三のお参りをしても良いですし、
七五三のお参りの後に食事会をしても良いでしょう。
七五三のお参り後の食事会に義両親を呼ぶ
義両親が七五三のお参りに付き添いたい!
という希望をすでに直接的・間接的に伝えてきている場合、
さすがに義両親に黙って七五三のお参りに行くわけにはいきません。
そこで、七五三のお参り自体は「家族だけでやりたい」と希望を伝え、
その後の食事会を一緒にするというやり方もあります。
食事会と言っても、別にホテルやレストランを予約する必要はなくて、
「子供が行きたいと行っているので」という建前があれば、
普通のファミレスや回転寿司でも構いません。
七五三に義両親を呼ぶべきケース
七五三に義両親を呼びたくないけれど、
義両親を呼んだほうが良いのは、
すでにお祝いをもらっている場合です。
特に七五三のお参り用に着物やドレスを買ってもらっていたり、
「七五三のお参り費用はうちが全部出すから!」
みたいに言われている場合には、
七五三のお参りに義両親を呼ばざるを得ないでしょう。
いくら義両親との付き合いが嫌でも、
すでにお祝いをもらっていたら
「七五三はしない!」とするのはさすがに無理があります。
子供にしてみれば七五三のお参りに義両親も付き添ってくれるのは
すごくうれしく感じるはずなので、
我慢をして七五三に義両親を呼ぶべきでしょう。
義両親と七五三に行く際の注意点
付き合いが苦手な義両親を
どうしても七五三に呼ばなければいけない場合、
- 服装を指定しておく
- 当日のスケジュールを確認しておく
- 義両親より子供中心に行動する
といった点を義両親にあらかじめ伝えて、
義両親に守ってもらうように旦那を通じて念を押しておきましょう。
服装を指定しておく
義両親の嫌いな点として「非常識な言動」を上げる人が多く、
実際に七五三のお参りだというのに、
自分が主役かのように派手な留袖を着てきたり、
逆に普段着でお参りに尽きそう義両親もいるようです。
そこで、自分たちが着る予定の服装と合わせて、
七五三のお参りではどんな服装をしてもらいたいのか?も
事前に連絡をしておきましょう。
七五三のお参りでは、
それほどがっちりとしたフォーマルスタイルじゃなくても良くて、
女性であれば落ち着いた色・デザインの訪問着(付下げ)や色留袖のほか、
ワンピースにアンサンブルを合わせる感じで構いません。
男性であればスーツを着ていくのが無難ですが、
必ずしもネクタイをしめなければいけないわけではないので、
ジャケットスタイルで胸にハンカチを入れるようなスタイルでもOKです。
逆に、Tシャツにジーパンのようなラフな格好や、
肌の露出の多い靴・服装(サンダル、ミュール、ノースリーブなど)は、
七五三のお参りで避けなければいけません。
当日のスケジュールを確認しておく
義両親がお金や時間などにルーズなところに嫌気がさしているという人も多いです。
七五三の当日になって遅刻をされたりすると、
せっかくのお祝いを台無しにされかねないので、
当日のスケジュールをよく確認しておきましょう。
特に最初の待ち合わせの時間に関しては、
遅れた先に行くことを強く伝えておくことで、
当日に慌てる心配もなくなるんじゃないでしょうか。
義両親より子供中心に行動する
義母が学生を卒業してからすぐに義父と結婚してしまい、
社会人経験がない場合に、性格が自由奔放で
悪く言えば世間知らずだったりすることがあります。
悪気はないのかもしれませんが、なんでもかんでも(知らず知らずのうちに)
自分中心に物事を決めてしまう義両親に嫌気がさす人も多いです。
七五三の主役は当然、子供ですから
義両親より子供中心に行動する日です。
義両親のやりたいことよりも子供のやりたいことや、
子供の機嫌を優先するように事前に念を押しておきましょう。
食事会をするにしても、子供の機嫌や子供の好きなものが第一です。
子供がぐずって帰りたい!と言い出したら、
義両親がいくら名残惜しそうに引き留めたとしても、
「今日はもう、子供はクタクタなので!」と、
強引にでも子供を連れて帰ってあげるべきでしょう。
七五三の義両親へのお祝いのお返し・内祝い
義両親から七五三のお祝いに
現金や着物などをプレゼントしてもらっていた場合、
お返しとして内祝いを送るのがマナーとされています。
七五三の後に食事会の席を設けて、自分たちが食事代を出したのであれば、
食事会が内祝いを兼ねることになるので、
手土産やお返しを別途用意する必要はありません。
七五三のお祝いのお返し(内祝い)の相場は、
頂いたお祝いの金額の3割~5割程度と言われています。
ただ、何万円もするような着物などをいただいた際、
3割とか5割も負担するとなるとかなりの出費になるので、
だいたい5千円を上限に内祝いの品を決めると良さそうです。
内祝いには紅白で蝶結びの水引のついたのし紙(のし袋)を用意し、
水引よりも上に「内祝い」と表書きをして、
その下に子供の名前を書きます。
七五三の内祝いで定番のプレゼントと言えば、
- お菓子
- 日用品(石鹸など)
- 消耗品(タオルなど)
があります。
苦手な義両親にストレス限界?義父母との上手な付き合い方
義両親が孫を可愛がってくれるのは良いけれど、
孫フィーバーを起こしていて、
孫にべったりと溺愛されてしまうのは、
見ていてあまり気持ちの良いモノじゃないですよね。
孫フィーバーも義両親との付き合いで距離を置きたくなる理由も一つで、
ヤフー検索を調べてみると
「義父母 早く死んでほしい」
「義父母 ストレス」
「義父母 会いたくない」
「義父母 非常識」
といった言葉が並んでいます。。。
かといって、年の行った義父母の性格や考え方を
今さらどうこう変えようとするのはかなり難しいものがあります。
そんなことに努力を割くくらいなら、他にもっとやるべきこと、
やりたいことに時間を使うべきでしょう。
ココはやはり、旦那の協力が必要不可欠になります。
男というのは、基本的にみんなマザコンなので、
なかなか重い腰を上げてくれないこともありますが、
義両親のせいで、夫婦関係まで悪くなってしまったら、
身もふたもありません。
「あなたがこれから大事にするべき家族は誰か?」を
旦那にはっきりさせておきましょう。
その上で、義父母と上手に付き合うには、
自分ができるだけ直接かかわらないようにすることです。
繰り返しになりますが、苦手な人・嫌な人と付き合うのは、
はっきり言って時間のムダでしかありません。
相手が変わらない以上、自分から歩み寄る必要はないので、
義両親とのやり取りは全て旦那を通してするようにしましょう。
逆に自分の両親は自分が窓口となって対応します。
義両親との直接的な接触回数・頻度を抑えることができれば、
ストレスも可能な限り減らすことができます。
旦那が出張していたりして協力が得られないような場合には、
子供を間に挟むのも非常に有効です。
子供はジジババと遊ぶのがすごく楽しいものだし、
孫フィーバーを起こしているジジババであれば、
喜んで子供の面倒を見てくれるでしょう。
ジジババが一通り満足したところで、
最低限の要件を片づけるようにすれば、
義両親との接触を減らすことができます。
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