スキージャンプについて「k点」とはどういう意味でしょうか。
何メートルがk点となるんでしょうか?
スキージャンプk点は何メートル?意味は?
スキージャンプの「k点」とはドイツ語で建築基準点を意味するKonstruktionspunkt だそうです。
ノーマルヒルであれば90mでラージヒルなら120mになります。
基準点という名の通り、K点まで飛んだら60点というのが決まっていて、そこから飛んだ距離に応じてプラスマイナスします。
ノーマルヒルなら 1mを越えるごとに 2.0点、ラージヒルなら 1.8点ずつが加算され,K点を下回れば同様の点数が 1mごとに減点されます。
飛形点も満点が60点なので、そちらが良くないと点数が低くなります。
特に飛びすぎると斜面の角度がなくなって着地体制が乱れやすいので、点数が低くなりやすいです。
ヒルサイズとは、着地地点の傾斜がなくなる地点のことです。
ヒルサイズを越えると大変危険になるため、スタート台の位置を下げるなどして調整されます。
かつてはこれ以上飛ぶと危険な地点と言う意味でしたが技術の向上により現在ではK点の先にあるヒルサイズが危険な地点という意味です。
K点はランディングバーンの斜度が緩くなり始める地点なので、男子・女子ともに距離は同じです。
その代わりにスタート地点を男子は女子より低い位置にします。
ちなみに、五輪などのスキージャンプ中継ではK点マークの緑色のラインで暫定1位のライン、もちろん選手に見えます。
このレーザー照射ライン越えを皆めがけて飛んできます。