測量士補は、土地や建物の測量や図面作成などを行う国家資格
測量は、あらゆる工事に欠かせないため、有資格者は活躍フィールドが広がります。
測量のプロフェッショナルである測量士を補佐する役割があり、空港や鉄道の建設から上下水道工事まで、あらゆる工事に携わ測量士補の2024年補試験は下記のような日程・内容で行われました。
■測量士補試験の日程・時間
2024年5月19日(日曜日)
13:30~16:30
■測量士補試験の出題範囲・問題数
公共測量に従事する者として、その円滑な実施の観点から必要となる、測量技術、関連法令、公共測量の実務等に関する知識を問う。
新たな測量技術に関しては、測量士試験に出題されている範囲の中で、特に基礎的となる知識を問う。
択一式 28問(3時間)
測量に関する法規
多角測量
汎地球測位システム測量
水準測量
地形測量
写真測量
地図編集
応用測量
■主催団体
国土地理院 総務部総務課 試験登録係
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
TEL 029-864-8214
測量士補試験解答速報2024
2024年の測量士補試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#測量士補試験解答速報」
5ch
「資格の大原」などでは測量士補試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#測量士補試験」や「#測量士補解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
なお正式な解答は後日、国土地理院のHPにある測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例のページで過去問として掲載されます。
測量士補試験の合格率,合格基準は?
■測量士補
700点満点中450点以上(28問中18問以上)。
年度 受験者数 合格者数 合格率
令和5年 13,480人 4,342人 32.2%
令和4年 12,556人 5,540人 44.1%
令和3年 12,905人 4,490人 34.8%
令和2年 10,361人 3,138人 30.3%
令和元年 13,764人 4,924人 35.8%
測量士補試験の難易度,受験生感想まとめ
測量士と測量士補の違いは、以下のように仕事内容が区分けされています:
測量士:測量に関する計画を作成し、または実施する役割を担います。
測量士補:測量士が作成した計画に従い、測量に従事する役割を担います。具体的には、土地の形状、距離、面積を測って土木や建築工事の土台となるデータを作成します2.
測量士補は、外業と内業の両方の作業を行います:
外業:屋外の現場で実際に器械を使って測量する作業です。トータルステーションと呼ばれる測量機器を使用して、土地の高さ、距離、面積を測定し、周辺地形や道路との位置関係を調査します。近年では、ドローンの活用により、人が入れない場所でも測量することが可能になっています2.
内業:事務所でのデスクワークなどの作業を指します。外業にあたっての準備や測量計画の作成、外業後のデータ処理などを行います2.