身近にある植物で双子葉類、単子葉類の種類について。
双子葉類、単子葉類は中学理科「種子植物の分類」の分野で出題されるテーマの一つ。
身近にある植物の中にで双子葉類、単子葉類の一覧は?
身近にある双子葉類の種類・一覧
アサガオ
ツツジ
アブラナ
エンドウ
タンポポ
ホウセンカ
ツバキ
サクラ
ナズナ
<単子葉類>
トウモロコシ
イネ
ムラサキツユクサ
アヤメ
ユリ
語呂合わせの覚え方:危ない遠藤さくらさん、朝からタンポポつつむ
身近にある単子葉植物の種類・一覧
イネ
トウモロコシ
ツユクサ
ユリ
チューリップ
覚え方は、
い(イネ)とう(トウモロコシ)くんついに(ツユクサ)
ゆり(ユリ)ちゃんとチュー(チューリップ)
『いとうくん、ついにゆりちゃんとチュー』
双子葉類・単子葉植物の違い
<双子葉類>
根っこは主根と側根:根っこには中心に主根とその周りに側根があるんです。
維管束は輪っかのように並ぶ:茎の中にある「維管束」という部分が、輪のように円形に並んでいるんです。
葉脈は網目状:葉っぱの中の脈(みゃく)が網目状(あみめじょう)に広がっているんです。
合弁花と離弁花がある:花びらがくっついている花や、花びらが離れている花、この2つの種類の花があるんです。
<単子葉類>
子葉が一枚:新しい植物が育つときに最初に出てくる小さな葉っぱが1枚だけなんです。
根っこはひげ根:根っこが細長く伸びて、ひげのように見えるんです。
維管束は散らばっている:茎の中の「維管束」がばらばらに散らばっているんです。
葉脈は平行脈:葉っぱの中の脈が平行に伸びているんです。
つまり、「双子葉類」は新しい植物が2枚の子葉を持ち、根っこが主根と側根に分かれ、葉脈が網目状で、合弁花と離弁花の花を持つ植物のことを指します。一方、「単子葉植物」は新しい植物が1枚の子葉を持ち、根っこがひげ根で、葉脈が平行脈の植物のことを指します。